けい先生のつぼにくる話

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日本 好きですよね?

2008-03-28 13:55:08 | 國を思う
<学習指導要領>総則に「国と郷土を愛する」 異例の修正

インターネットでニュースを読んでいて、こんな記事に出会いました。当たり前のことがあたりまえになってきているようでうれしく思いました。

私は東洋医学という職業柄、北は内モンゴルから中国本土、韓国、台湾、タイ、ミャンマー(ビルマ)、インドネシアなど各地を訪れたり住んだりする機会に恵まれました。確かに10代から20代くらいまでは、「アタシャー日本人です。日本から来たんですよ。」とアジア諸国の人々の前で言うのをはばかるような気分がありました。無知であった自分を恥じております。
あれって一種の当時の日本の洗脳教育の結果だったように思います。

しかし、日本が嫌いだというのは韓国人と本土系中国人だけで、ほかの国の人々は「なにをびびっているんだい?日本人に生まれたなんて素晴らしいじゃないか!!」と励まされて、むしろ不思議な気がしたものです。むしろ日本の良さは、こういった方々に気づかせてもらったといえるでしょう。

これが、日本国内の一部の国賊分子と中国と韓国からの一種の刷り込みによるものと気づいたの、はずいぶん後になってからです。確かに日本社会や会社のいやな面も人によって多々あるわけで、だからこちらに住んでるのかもしれないですけどね。

10年前に渡米してきて、こちらの免許を取りなおして、心機一転開業をしたころに、米国生まれで日本人学校に長く通ってバイリンガルの日系人の患者さんが、「日本人は戦争中悪いことをしてきたからね 何を言われてもしょうがないね」と語るのを聞いて、寒気がしたものです。「いや、日本人も戦争をしたことは事実だが、たまたま負けてしまった。それだけのことです、なにも後ろめたい気持ちを持つ必要はありません。日本の素晴らしい文化と歴史は変りません」と答えたのを覚えています。

韓国人の中にも自分の政府が嫌いな方が大変多いものの、国旗と国歌は大切にしています。在米中国人の多くは自国の共産主義政府が大嫌いだからここにいるものの、五星紅旗を愛し、国歌はしっかりと歌います。それは自分が生まれた国を愛することがあたりまえだからです。
タイの国民はプミポン国王陛下をたたえる国歌と国旗を大変に尊重しています。バンコクの市場などにいると、午後6時きっかりに、全国に国歌が鳴り響きますが、やくざもこじきも裕福そうな人々もいっせいに起立して歌いだす光景は圧巻です。

自分の国のよいところを認めて、感謝して愛すると、とてもいい気分になれますよ。 やってみましょう!

2ヶ月に一度CCAA(California Certified Acupuncturist Association)という私が属している東洋医学会の集まりがあります。
これは中国系の鍼灸師の集まりで、米人主導の「自己満足のカタマリのような勘違い東洋医学会」よりもしっかりした先生方がいらっしゃいます。そして、私は幼少のころに運良く中国語を使う環境にいて、言葉が通じるのでこちらに属しているのです。

彼らの言葉ができるのは、大変便利なのですが、時として、政治の話に巻き込まれてしまいます。食事のときは円卓10人として1対9、そして周りの円卓十数席が私の敵に回ります。 
私の主張は変えません。嫌われてもかまいません。こういう主張を変えない日本人であり続けることが、大切だと考えています。

こうするとですね、逆に「ドクタークロタニ!」といわれて、結構お互いに礼節を以って接し合えてるんです。「オマエ ナカナカヤルナ!」「おまえもな!」という仲になるのです。

近々また、CCAAの会合があります 「アンタラ ホントウニ チベット ガ チュウゴクノ イチブ ダト オモッテイルカ?」と聞きたくてうずうずしてます。
「ダライラマ スキカ?」とも聞いてきますね!!

日本伝統鍼灸漢方
コメント
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