けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
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焼いているところです

2007-09-07 16:31:59 | 雑記
焼いているところです。
手羽先、スナギモ、皮は塩焼き、ネギマはたれ味です。
本当はやきとりの身を焼き台のふちのほうに近づけて、炭火で串が焼けてしまわないようにします。串が焼け折れるようではまだまだシロウトです。

そしてうちわで扇いで、火加減を調節したり、煙が顔に来ないように誘導します。しかし、うちわを使う本当の目的は、うちわともう片方の手でパタパタと音を出して、いかにも焼き鳥を焼いているんだぞというパフォーマンスをすることによって、もっとおいしそうに見えて、聞こえて、香ばしく感じさせるためなのです。

そして皆様にお出しするときは、元気な声でハッキリと、「はいっ!ねぎまです!!」と大きな声で出しましょう。
不思議なことに、元気な気合とともにお出しすると、多少生でも、焦げていてもお客様は「うわ!おいしい!」と感じるものなのです。
だから、よく人のよいおばさんが、お客をもてなすときに、必要以上に遠慮して「ちょっと塩辛かったかしら?、、、、」とか「うす味になっちゃったわよね??」などどいうと、本当にまずくなってしまいます。
自信を持って、大きな気合で心意気を食べてもらいましょう。

たしか「ジョイラッククラブ」という映画で、華僑の3世の女の子の米人ボーイフレンドが、1世のおばあちゃんが作った家庭中華料理に、そのおばあちゃんが「うすあじでしょ?」といった言葉を真に受けて、「オー アイ ヘルプ ユー!」と醤油をビシャビシャかけまくるシーンがありました。そして「いえそんなことはないです、とてもおいしい」というアジア的返答を期待していたおばあちゃんが「アイヨーーーー」とがっかりしている場面がありました。女の子は若かりしころのタムリン トミタさんが演じていたと思います。

要は、気は心、気合はまごころということです。笑顔が大事です。
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