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海和さんのポールレッスン

2012年05月01日 | スポーツ
GW前半、志賀高原の熊の湯スキー場を中心に、春スキーを楽しんできました。トップシーズンのスキーもよいのですが、春スキーの解放感は格別です。特に真っ青な青空の下でのスキーは、春特有の悪雪を吹き飛ばしてしまう気持ちよさです。

今回、元ワールドカップレーサーの海和俊宏さんの「カイワ・スポーツ・クリエイティブ」による、ポールレッスン(GS)を熊の湯スキー場で受講してきました(息子は3日間、お世話になりました)。ポールに本格的に入るのは、本当に久しぶりでした。はじめは、うまくゲートを通過できませんでしたが、少しずつ慣れてきて、3本目くらいからは、ポールを通過できるようになりました。

ところで、海和さんは、われわれのスキー世代にとっては憧れの存在です。「史上最高のスラローマー」インゲマル・ステンマルクが全盛のころ、ワールドカップ第1シード選手として、日の丸を背負いながら世界を転戦した雄姿には、心を踊らされたものです。その海和さんに指導を受けられるのですから感激です(以下は海和さんとのツーショット)。



海和さんから最初に受けた指導は、ポールに上体から突っ込みすぎて、腰や脚が動いていないことでした。確かに、自分の滑りは早くポールを通過しようと意識するあまり、上体が先行していました。そこで、次からは、脚の動きに注意しながら滑ったところ、足首が動かずモモで板を押しているため、板に圧が十分にかかってないことを指摘されました。全くその通りでした。また、コーチの石山さんからは、①荷重が不十分で板が十分に「たわまない」ため、板が縦に走って丸い弧を描けていないこと、②腰の位置が低すぎること、もっと高いポジションから荷重すること、③荷重して圧を抜き、荷重するというメリハリをつけること、を指導されました。

ポールレッスンを受けて痛感したことは、スキーの基礎は、脚の動きとスキーのセンターへの荷重につきるということです。指導されたことは、どれも基本中の基本なのですが、だからこそ大切なのですね。もっとも、腰や脚はイメージ通りには動いてくれません。気分はWCレーサーなのですが、ビデオチェックすると、そこには「へたくそなスキーヤー」が映っているだけです…(笑)。毎年オフシーズンを迎える頃に思うのですが、来シーズンこそは満足できる滑りをものにしたいと意気込んでいます。
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