ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

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AI売買判断金融アプリ 利用者の「思考」学習 米VBのアルパカ…

2016-03-14 19:29:42 | NewsPaper
AIと株取引はなんだか相性が良さそうです…


本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『AI売買判断金融アプリ
 米VBのアルパカ
 利用者の「思考」学習』

日本人技術者らが立ち上げた
米ソフトウェアベンチャーのアルパカが
為替などの金融取引に人工知能(AI)を取り入れた
スマートフォン向けアプリを開発した
という記事

金融商品取引アプリ「キャピタリコ」なるもの

http://blog.alpaca.ai/launching-capitalico-app-on-appstore/より

利用者はまず自身が売り買いしたいタイミングを
為替や株価などの値動きと移動平均線など
テクニカル指標のグラフ形状をもとに登録する

AI機能が利用者の判断のもととなったグラフの形状を
パターン学習して個々の判断基準を覚え込む仕組み

真相学習によってAIの判断の精度を高め
利用者の売買判断により近づくことができるのだとか


私は株取引を経験したことがないので
多くを語ることはできないのですが
これはなんだか株取引のアシスタント
としてよさそうなアプリですね

トレーダーが売買する判断基準をAIに覚え込ませ
売買するタイミングを自動生成したプログラムが
知らせてくれるわけですから、利用者は常に
金融商品の値動きを確認する手間が省くことを
本当に実現できるなら大したものです

アプリの基本利用は無料で
売買のタイミングを自動で知らせる
プログラムを複数使うと月額99㌦(約1万1000円)の
課金が発生する仕組みになっています
(現在は、iPhone向けのみ、年内にもAndroid向けを提供予定)

このアプリを日本の証券会社やソフトウェア企業出身の
30代の技術者6人で立ち上げた会社から産み出されたわけですから
今後の世界の"FinTech"市場はおもしろいことになっていきそうです