ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

“ほんやくコンニャク”はできるのか!?…

2012-11-05 23:53:56 | NewsPaper
こんばんは ぐっちょんです

休日終えて、再び繁忙期です
大きな案件に緊急案件が飛び込んできて
たとえやり遂げることができるとはいえ
心身共にクるものです…


さて、本日の日経産業新聞から、1面からこの記事をピックアップ
『【スマートフォン革命 片手にクラウド】
 10ヵ国の言語 通訳2秒
 ドコモ、巨大サーバー1台で』

今月1日、NTTドコモのスマホで世界初のサービス
日本語と外国語の音声通話を相互に翻訳する
はなして翻訳」が始まったとのこと

アプリを起動し、訳す言語を選んで電話をかける
ボタンをタッチしてスマホに話しかけると
訳した音声が相手に届き、自分と相手のスマホの画面には
話した言葉と訳した言葉を表示するというもの

翻訳にかかる時間はせいぜい2秒
ゆっくり話せば7~8割の確率で正確に訳す
とのことです
(文法が正しくない部分はあるそうです)

これは
①音声認識技術
 音声データを文字データに変換
②翻訳技術
 文字データを外国語の文字データに変換
③音声合成技術
 外国語の文字データを音声データに変換
という3つの技術を連携させたものとのこと

これを巨大サーバー1台にて
英中韓3言語にくわえて
インドネシア語やポルトガル語などでの対面翻訳を合わせ
10ヵ国の言語を訳せるそうです


私の持つスマホでの音声入力は、思ったより認識はいいかな
とも思う時がありますが、このアプリ・サービスは
はるかにしのぐ高性能だと感じます
ドコモのスマホは持ってはおりませんが
一度は試してみたいものです

とある私の知り合いは、自分は英語を勉強する必要がない
とおっしゃる方がいます
その方は、行く行くはアップルかグーグルのような企業が
手元で自由自在に翻訳してくれるような
ドラえもんにでてくる“ほんやくコンニャク”のような
機器を開発してくれるだろうから
自分はもっとほかの将来のための学びをするべきだ、と…

この意見については、賛否両論があるとは思いますが
このアプリ・サービスをもって、少しは
近づいたのかなと感じるところです

とはいえ、日本発のサービスから
アップルやグーグルに対抗できるかもしれない
ことがあるというのは、とても興味深いことです
あとは、そのツールに活用されるのではなく
活用して自身が何をしていくかということではないかと
感じる次第です