ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

【週末版】ふがいない僕は空を見た…

2012-11-18 21:55:11 | cinema
こんばんは ぐっちょんです

今日は昨日とは打って変わって
よく晴れた寒い1日でありました
日陰は寒くても日向にでれば
太陽の暖かさを感じることができましたね


さて、今回の週末版は、今日観たこの作品について書いてみます
ふがいない僕は空を見た


永山絢斗演じる助産院を営む母子家庭で育った高校生と
田畑智子演じる不妊に悩むアニメ・コスプレが好きな主婦が出逢って
互いに性を交えていって…

といった展開によるストーリー

元々は、妊娠・出産を主にテーマにして小説を書いている
窪美澄さんによる原作小説を映画化した今回の作品


いつまでたっても私自身にふがいないところを感じることがあり
また、自分の学生時代の経験(変なのじゃないですよ)を思い出し
なんとなく惹かれるところがあってこの作品に興味をもったのがきっかけ

そんなに予備知識を持って鑑賞してみたわけではなかったので
こういった映像や展開になっていたとは予想外でした

作品の中では、高校生側の視点による映像と主婦側の視点による映像が
映し出されていて、結局はふがいない僕と私を描いていることを
感じさせてくれます

そこから、生きるということ自体がこんなにも苦しくて
なおも愛おしいことであるのかを感じさせてくれます

どうしようもないことを抱えながら、日々どこかで
痛みを伴って生きていくしかないということなんですよね


映像描写にはビックリするところはあるかと思いますが
人間の持つどうしようもない感情とされどある美しさを
感じさせてくれる作品と云えるのではないでしょうか