先週、色校正で青の色を調整してもらった4点の原稿が出版社から送られてきた。封を開けるのが怖い。朝の雑事を片付けてから二階の部屋の絨毯に掃除機をかけ
る。その上に広げて見よう。気合いが入って何度も掃除機をかけた。そのあとで開封。良かった。指摘したところが調整されている。全体の青の流れが(様々な青
の流れが)よどんでないといった感想をもった。本全体に通底音のように様々な青が響き合っていたらもうそれでオーケーだと思う。とにかくほっとした。感謝。
この日は、月2回の教室日、1時間半の時間をかけてそこに向かう。家を出る前に、慌ただしく校正オーケーのメールを出版社の担当者に入れた。 色校正の原稿を
見ていた時、あるページの文字の配置が少し気になった。本の原寸大の刷り上がりの原稿を見て初めて気がついた。ああ、今さらという思い。この変更が可能かど
うか、メールを入れた。担当者の方が言われた言葉を思い出しながら。校了後でも印刷の輪転機にかける前でしたら...という親切な言葉を。その部分も無事直し
ていただいて、終わった。終了の意思表示をするとき、また不安になりかかったが、きりがない、と無視した。