風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

100分de名著 中江兆民さんの書いた『三酔人経綸問答』

2024-01-26 19:18:53 | キリスト教会
2023年12月の100分de名著は、
中江兆民さんの書いた『三酔人経綸問答』でした。
 講師は劇作家の平田オリザさん

中江兆民さんの名前は、教科書で知っていましたが
どんな人なのかは、知りませんでした。
『三酔人経綸問答』という本の名前も知りませんでした。

高知の人で、坂本龍馬や、板垣退助と同じころの人。
 二人と会っている
長崎でフランス語を学んでいた。
岩倉具視使節団に入れてもらって、
フランスで学び、
ルソーの『社会契約論」の校訂にも加わっている。

東洋のルソーとも呼ばれる。
知性、教養、熱意がある人。
***中江兆民の主張****
自分の頭で徹底的に考えることが大事だという。
同意はしないけれど理解はする=共感する力
一回立ち止まって、相手の部分も考える
借り物の思想ではだめだ。
恐外病=外国を怖がることはだめだ。
恐怖をあおるマスコミ報道に気を付けること(現代のインターネット)
想像力=疑う力を持つこと

まだ日本が日清戦争、日露戦争をしていなかった時代に
本当の民主主義とはなにかを、
この本「三酔人経綸問答」で語る。
 ちなみに、三人のお酒が好きな人とは 
  紳士君と豪傑君と南海先生
問答形式で語っているので、読みやすく、
とても売れた本だという。
130年後のいまも、読まれている。
今読むと、予言のように思える本でもある。

「富や名声が、普遍の真理にまさることはない」という。
外国の進んだ科学に美はあっても、
そこに善はない。
 侵略は善ではないことを、フランス革命などで見てきた人が
 中江兆民さんでした。

長いものには、巻かれない人でした。
 こういう気骨のある政治家は、いるのか。




 紅葉 (高谷学さんからお借りしました)
  真っ直ぐに立っていたい。

能登半島地震で被災地支援活動  MISIAミーシャさん 心の癒しを

2024-01-25 18:40:44 | キリスト教会
能登半島地震被災地へ炊き出しの支援を手伝い
かつ、アカペラで「アイノカタチ」をリクエストされ歌った
ミーシャさん。

彼女は、以前から海外でのボランティア活動もしておられましたが、
東日本大震災の被災地へも、
能登半島地震で被災地へもいらしたのでした。

音楽で心を癒すこと。
素敵です。
*******
いまニュースでも、公務員ピアニストの
谷口博章さんのことが放送されていました。
阪神淡路大震災の時に、新人公務員で、
全国の公務員の派遣職員の方々に助けられたこと、
だれかの役に立つことをしたいと思う。
能登半島地震で被災地で、救援活動にかけつけ
ピアノの演奏もなさった。
 年配の女性が、演奏が終わると駆け寄ってこられて
 癒されましたと言われた。

音楽の癒しの力を強く感じます。
心が傷ついたときに癒してくれる。
*******
大竹しのぶさんのスピーカーズコーナーも、
被災地の方々に心を寄せ、
元気になってほしいという願いが伝わってきました。

阪神淡路大震災のときの、
「がんばろや」という言葉を思い出します。
「がんばって」ではなく、共にがんばりましょうという思い。

大雪の寒さの中、援助物資が早く届きますようにと祈ります。






 菜の花の季節が近くなってきました 
   (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

 希望の灯りのように咲いてほしい。

山田洋二監督 92歳 まだまだ現役

2024-01-24 19:14:23 | キリスト教会
2024年1月1日に放送されるはずだった
高橋源一郎の飛ぶ教室のお正月スペシャル版が
1/21の日曜日に放送されました。

1931年(昭和6年)生まれの山田洋二監督は
現在92歳。
1月には「東京物語」の舞台が上演されるという。

振り返れば、家族をテーマにして映画を創り続けた監督は、
松竹映画ひと筋。
映画を創るのは、監督、助監督、舞台、演出ほか
多くのスタッフが、家族のように(終身雇用で)働いていたから
小津安二郎さんや黒澤明さんたちの映画が出来たのだという。

小津安二郎さんの作品の価値が分かってきたのは
監督をしてかなりたってからで、
 最初はそんなものは撮らないと思っていたとか。
いまではその位置は、見上げるほどの高みに。
 確かに、「東京物語」など小津安二郎さんの作品は、
 人生経験を積むほどに、深く理解できると思う。

「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」「武士の一分」などの
時代劇を撮ったその原点は、お父さんの生き方にある。
柳川藩の藩主の家系だった祖父から父へと受け継がれたのは
武士の精神。
 明治時代に外国の人が驚いたという 正義と道徳。道義と真心
 それが、お父さんには残っていて、お役所の課長をしていて
 盆暮の贈答品で、個人的なもの以外は、すべて送り返していたという。

  いまの政治家がキックバック・裏金を平気でするという日本と
  全く違う、道義を重んじる武士道が残っていたのでした。

「男はつらいよ」も、弟分の寅さんを、
そんなんじゃだめだよと叱る兄のような立場で撮っていた気がするとおっしゃる。
「幸せの黄色いハンカチ」で、私はやくざではない高倉健さんを見ました。

ある意味で、小津安二郎さんの精神を引き継いできたのが
山田洋二監督のように思います。
根っこのところで。

この対談では話題にあがらなかった作品
「学校」「小さいおうち」「母べい」も山田洋二さんの作品。

まだ見ていない「家族はつらいよ」シリーズも見たくなりました。
この作品は、このスタッフでもっと一緒に創りたいと思って
2話3話と続いたという。
 4話の構想もあるらしい。。。

「私はねえ、母が好きだったのだと思いますよ」という
山田洋二さんの言葉が、胸に響きました。

まだ、聴き逃しでやっています。
よかったらお聴きくださいませ。



 山田洋二監督  (無料画像をお借りしました)

  写真を見ていると、お声が聞こえてくるような気がします。
  この作品も山田洋二監督だったのか・・・というものが
  たくさんあります。

酷使に耐えられず、イヤホンが・・・・

2024-01-23 18:28:15 | キリスト教会
毎日、朝食の後片付けをしながら
台所で酷使し続けたスマホのイヤホンが
右耳用の音が出なくなりました。。。。
どうも断線のようでした。

以前使っていた、大きいヘッドホンは、
柔らかなクッション部分がぼろぼろになったので
左右形状の違う、耳の中に入れる有線のイヤホンを使っていました。

その前に、百均で買ったイヤホンもあるのですが、
なんだか痛くて。
そこで昨日ジョーシンへ新しいイヤホンを買いにいきました。

今回は、耳にかけるものを選んでみました。
ラピスラズリの青い色も気に入って。
そうしたら、なんだか音がとても柔らかく聞こえるのです。
そんなに高価なものではないのですが、
イヤホンを替えてみるのも、いいなあと実感。
 今流行の無線のではありません。
 絶対失くしてしまいそうなので。

ジョーシンのカードは持っていますが
この度アプリもすすめられてダウンロード。
今月は誕生日月だからと割引があり、
Dポイントも使い、
もうほぼただ同然の値段でした。

まあ、ジョーシンさんからの誕生日プレゼントかな。
故障転じて、嬉しいお買い物でした。
感謝です。



 天然石のラピスラズリ  (ネットからお借りしました)

  ラピスラズリは、瑠璃色と呼ばれています。
   近年この色が大好きになりました。
   偶然ですが、車の色もこんなのです。
   ブレスレットも持っていますが、あまりつけてません。

ごごカフェ 1/22 絵本のお話  

2024-01-22 20:05:47 | キリスト教会
本日1/22のごごカフェは、
絵本
リスナーからの絵本の思い出を紹介
私も知っているなつかしい絵本。
 定番の「はらぺこあおむし」「わたしのワンピース」「ぐりとぐら」

その次にゲストは
お笑い芸人から絵本作家になった
ひろたあきらさんが登場
 知らない人
「むれ」という絵本が人気だとか。
  こどもたちの反応、対話をしながらの絵本の読み聞かせ

そのあと本屋さんへ行ったら
ごごカフェで紹介された
「からすのパン屋さん」がありました。
  さっそく立ち読み。いろんな面白いパンがいっぱいのページ。
  トウコさんも好きな絵本だったとか。

そして見つけたのが
「なまえのないねこ」
 竹下文子 作/ 町田尚子 絵
とっても可愛い猫の表紙にひかれて
ページをくりました。
 第12回MOE絵本屋さん大賞1位 2019年ほか
 たくさんの賞を受賞
ストーリーもいいのですが、
とても丁寧に描いてある絵が素敵でした。

絵本のアップデイトしないといけないねと
トウコさん。

確かに、名作は読み継がれていますが
新作のいい作品もどんどん出ているらしい。

時々本屋さんの絵本コーナーを
のぞいてみなくては、と思いました。




 本日であった絵本 「なまえのないねこ」
  ちょっとうちの猫に似ているかも。