6月10日 SDA浦和教会での礼拝説教を、YouTubeで聞きました。
長く牧師をなさってこられた本郷武彦先生は、もう80歳になられるそうです。
讃美歌、「日くれて四方(よも)は暗く」という讃美歌は、まさに自分の心境でもあるとおっしゃる。
日本基督教讃美歌 39番のこの曲は、
ヘンリー・F・ライトというスコットランドの聖公会の信徒が作詞。
結核だった彼は、1847年この詩を作って3週間後に亡くなった。
マハトマ・ガンジーの愛唱歌でもあり、
タイタニック号が沈むときに演奏された曲の一つでもあるそうです。
ルカ福音書 24章13節~32節 エマオへの道のところ
29節 しいて引き止めて言った。
「わたしたちと一緒にお泊まりください。
もう夕暮れになっており、日もはや傾いています」
この一緒にいてください、=abaide with us アバイド ウィズ アス
という言葉から、とった歌詞、 abaide with me
” 生涯ずっと・苦境のときも・病気のときも、死にいたるときも、
主よ共にいてくださいと神に祈る歌”
イエスが復活したと墓に行った婦人たちが伝えたが、
信じられなかった使徒や弟子たち。
2人の弟子は、エマオへ向かって帰って行く途中で
見知らぬ旅人と一緒になった。
日が暮れてなお先へ行こうとするその人を引き止めて
共に食事をしようとしたとき、
パンをさくその人の姿を見て
それがイエス様であるとわかった。
するとイエスの姿は消えた。
パンをさくのは、主人(位の高い人)がする、という習慣が中東にはあるという。
まさに、復活後のイエス・キリストが最初に行った聖餐式。
聖餐式は、パンとぶどう汁をいただく儀式。最後の晩餐の時のように。
二人はその人が権威ある人だと感じた。
神の国の宴会に招く メシアのことを思った。
イザヤ書49章にある
私は恵みのときに あなたを守り・・・
彼らは飢えることもなく、渇くこともない・・・
彼らをあわれむものが彼等を導き、
泉のほとりに彼らを導かれるからだ。
二人の弟子たちは、復活の主に会ったことを知らせに
エルサレムへ戻る。
神さま、イエスさま、聖霊さまとずっと共に歩んでこられた
本郷武彦先生の信仰者としてのお姿を、再確認させていただきました。
この薔薇は、あまりにも好きな色だったので、いつも行くお花屋さんで、
写真を撮らせていただいたものです。
1輪しかない切り花でした。もし鉢植えだったら、家に持って帰ったのですが。。。