今日は朝から「鈴木勲 ソリチュード フィーチャリング纐纈雅代」を聴いて
いました。久しぶりに骨のあるジャズを聴いたように思います。
鈴木勲は、75歳のジャズべーシストです。35年前にヴィオラ・ダ・ガンバという
古楽器をモデルに、自分で設計し、職人に作らせたベースを弾いておられます。世界
にたった一つしかない楽器です。すごいなぁ・・この音へのこだわり。
フィーチャリングの纐纈雅代は、鈴木勲さんが才能を評価し、一生懸命育てている
アルトサックス奏者です。
このCDを聴いていると、年をとれば取ったで楽しみもあれば、その時々の人生の
課題もあるのだなぁと思いました。エネルギーも潜在的な才能も、若い人にはかなわ
ないのだと自覚したとき、自分の経験とスキルを若い人伝え、育てていくという喜びが
あるのだと思いました。
僕も、娘たちが、自分ができないことやしたことないことを経験していくのをみるのは、
とても楽しみなのです。
新藤兼人が、95歳でとっと映画「花は散れども」で、定年後に脳卒中で倒れて、言語も
一人で歩くこともできなくなった元小学校教師が、教え子の売れないシナリオライターに
両手を引っ張ってもらいながら海辺を歩くシーンがでてきます。「おれはみんなに
助けられてこれからも歩いて行くから、おまえたちもくじけずに歩き続けろ」という新藤兼人の
後に続く人たちへの、励ましのメッセージだったのでしょうね。
いました。久しぶりに骨のあるジャズを聴いたように思います。
鈴木勲は、75歳のジャズべーシストです。35年前にヴィオラ・ダ・ガンバという
古楽器をモデルに、自分で設計し、職人に作らせたベースを弾いておられます。世界
にたった一つしかない楽器です。すごいなぁ・・この音へのこだわり。
フィーチャリングの纐纈雅代は、鈴木勲さんが才能を評価し、一生懸命育てている
アルトサックス奏者です。
このCDを聴いていると、年をとれば取ったで楽しみもあれば、その時々の人生の
課題もあるのだなぁと思いました。エネルギーも潜在的な才能も、若い人にはかなわ
ないのだと自覚したとき、自分の経験とスキルを若い人伝え、育てていくという喜びが
あるのだと思いました。
僕も、娘たちが、自分ができないことやしたことないことを経験していくのをみるのは、
とても楽しみなのです。
新藤兼人が、95歳でとっと映画「花は散れども」で、定年後に脳卒中で倒れて、言語も
一人で歩くこともできなくなった元小学校教師が、教え子の売れないシナリオライターに
両手を引っ張ってもらいながら海辺を歩くシーンがでてきます。「おれはみんなに
助けられてこれからも歩いて行くから、おまえたちもくじけずに歩き続けろ」という新藤兼人の
後に続く人たちへの、励ましのメッセージだったのでしょうね。
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