韓国の新聞を読んでいると、生活苦や孤独に耐えかねて自殺をするという記事をほんとうによく目にします。先月の26日にも、60代の母親と30代の娘さん二人が、部屋代とガス代等にあっててくれと70万ウォンを封筒に残し、自殺したという記事が新聞に載りました。去年一年間で、生活苦や心の病で自殺した人の数は、10,000万人を越えたとも言われています。
2012年の韓国の自殺者数は、14160名、人口10万人当たり33.3名で、経済協力開発機構加盟国中トップだったそうです。母親と娘さんの自殺を報じた記事は、次のように問題点を指摘しています。
「最近は、家族が一緒にこの世を去る場合が急増しています。貧困のせいでしょう。一方では、400兆ウォン以上の金が会社の金庫でねむっており、他方では生活苦のため死んでいく人がいる、それがいまの大韓民国なのです。」
韓国では一軒家はあまりなくて、アパート(日本で言うマンション)に住むのが一般的です。代理店の職員の方が、新築分譲中のアパートを見に行くというのでついていきました。
十二階建ての最上階の部屋。
リビングとキッチン。3つの部屋にシャワールームが二つ。サービスで屋根裏部屋がついていました。これで、日本円で2,500万円。正直あまり住みたいとは思いませんでした。
十二回からの展望です。
三月三日は日本ではひな祭り。韓国では、サムギョプサルの日だそうです。
2003年に韓国で口蹄疫が流行した時に、危機に直面した畜産農家が、3が重なるこの日をサムギョプサルの日と決めて宣伝したのが始まりだそうです。さっきテレビのニュースを見ていたら、この日の豚肉の売り上げは年々増加しているそうです。先週サムギョプサルを食べてなかったら、今日はサムギョプサルを食べに行っただろうな。
三泊四日でミリャンとプサンに遊びに来られた友人たちが、夕方の飛行機で無事帰国されました。
表忠寺で韓日友好を祈願して瓦を奉納し、
チャガルチ市場でぼったくられて、
民主公園の展示に深く感動。
ソウル駅のポチャンマチャで一杯飲んで、
カムチョン文化村の鮮やかな色彩の中をゆっくり歩いてきました。
とても良い思い出になりました。また、お越しくださいね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/c4/87e4e28fc9113405888929963175f648.jpg)
日本から来られた友人とプサンでタクシーに乗っていたら、後ろからぶつけられました。幸い大きな事故には、ならなかったけれど、本当にびっくりしました。
今日は、日本から友人三名が、ミリャンを訪問してくれました。
ヨンナムル近辺を散歩して、
オリコギとサムギョプサルで一杯。ミナリ(芹)がとてもおいしかったです。
韓国では、6月4日に統一地方選挙が投開票されます。
で、早くも市長選挙に立候補する候補者の大型ポスターが張り出されました。予備候補として登録されると、選挙機関の120日前から法で定められた範囲内で選挙活動ができるそうです。日本では、投票日は日曜日が一般的ですが、こちらは平日に行われます。
風邪で喉と頭が少し痛いのですと言っていたら、
代理店の職員の方から、漢方薬をいただきました。一日三回温めて飲みます。さっそく飲んで早く治そう。
やばい、風邪をひいたのかな。昨日から、喉が痛いのです。こちらにちてからは、順調だったのだけれど。
木曜日から友人三名が、ミリャンとプサンに遊びに来てくれます。今日はお酒の誘いも断って、おとなしく寝ます。
早く治りますように。
コプテギというのは、豚の皮のことです。
真ん中にあるのがサムギョプサルで、その上下にある茶色の薄っぺらいにがコプテギです。パチッと音が出るまで焼いて、ハサミで切って食べます。食べると、お餅のような歯触りがします。血の塊といい皮といい、大切な命は残さずいただくところに韓国料理の特徴があるように思いました。
プサンの中心地ソミョンを
歩いていたら、
労働組合の集会に出あいました。
サムソン電子で、アフターサービスの技術者として働いている人たちです。80年間に及ぶサムソンの「無労働組合経営」はくずれさったと、司会の方は、訴えておられました。
背中のゼッケンには、「サムソンを変えよう!」「私たちの生活を変えよう!」「生活賃金保障!」「労働組合承認!」「未払い賃金支給!」と書かれています。職場環境を改善するために、粘り強く闘われることを願います。
'열 받다' (熱をもらう)
こちらでは、テレビ新聞は朝からキム・ヨナの話題で持ちきりですが、僕のまわりの人たちはいたってクールです。マスコミと普通の人たちとの間の落差を感じます。
新聞を読んでいて、キム・ヨナのお母さんの言葉が目に留まりました。キム・ヨナのお母さんは、キム・ヨナに'점수에 대해 얘기가 많지만 다 끝났으니까 너무 열받지 마라. 이제 자유를 즐기자'(点数についていろいろ話が出ているが、すべて終わったのだから、あまり熱くなるな。さあ、自由を楽しもう)と語ったそうです。
'열 받다'という慣用句は、直訳をすると「熱をもらう」という意味です。日本の辞書を見ると、「頭にくる」とか「激しく憤る」という訳が出てきますが、直訳でわかるように、頭にくる原因(熱)は自分の外にあって、内へ入ってくる(もらう)ものなのです。怒りが自分の中から外へ向かうときは、'화가 나다'(火が出る)という表現を使います。韓国語は、このように主体の内からと外からを明確に区別する言葉です。
キム・ヨナのお母さんが、'열 받다' (熱をもらう)という表現を使ったところに、「私たち親子は十分に頑張ってきたのだから、外部の雑音には惑わされないでおこう」という思いがこもっているように思いました。
二泊三日で大阪の本社から、技術部長がミリャンにやってきてくれました。
上手く取れていないけれど、これも思い出にアップします。技術部長が乗っている大きなブランコは、クネといいます。端午の節句などに、女の子たちが、このクネに乗って遊んだそうです。
乗った技術部長の感想は。。。。。とても体力がいるとの事でした。
ヌルンジというのは、ご飯のおこげのことです。
写真は、ヌルンジをつくっているところです。これにお湯を入れてふやかしてたべるヌルンジタンは、ご飯のシメによくでてくる料理の一つです。
今日は、ソウル出張。
下の写真は、ソウル駅にある「旅行将兵ラウンジ」です。
軍隊に服役中の若者たちが、休暇をもらって故郷に帰るときに一休みするところで、公衆電話も無料で利用できるそうです。
こういう光景をみると、韓国は、徴兵制のある国だということを実感します。代理店の理事のむすこさんも、先週、20か月の軍隊生活を終えて、来月から大学に復帰するそうです。