そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

四国の旅―2 第25日 中土佐町・大坂休憩所へ

2017年08月16日 | 2017年四国の旅-2
2月10日(金) 雪のち晴 シダ坂身代り地蔵前~大坂休憩所



6時10分、出発。夜半、月が煌々と照らしていたが、朝起きると粉雪が少し飛んでくる。

6時45分、後方は明けの明星が見えたり、青空がのぞいたりしたが、これから向かう方にはどんよりとした黒い雲。弱い粉雪が舞っている。


左手の小高い丘の樹林や畑やビニールハウスに雪が積もっている。きれいな景色で雨よりずっといい。




7時以後、降雪徐々に強くなる。道路の端は歩きづらいところも。










7時50分、大量の雪が本格的に舞い始める。




8時10分、方坂峠の上りにかかる。でもまだ、霧氷状の雪が美しい‥‥と感じるゆとり。




8時35分、方坂第一トンネル。


9時30分、歩道の積雪深くなり、靴はびしょ濡れで足冷たく、歩行が徐々に困難に。


9時50分、方坂峠を越えると、積雪は10センチを越すところが出てくる。気温「-2℃」の表示。


10時15分、37番岩本寺に近づくと、あれほど強かった雪は嘘のごとく急に止み、青空が見え、陽も差してくる。眩しい。
仁王門、


本堂と、


大師堂(左)と聖天堂(右)。


鐘楼。


これで後はゆっくりと晴天の下を歩けると思いきや、ふたたび降雪。しかも今度は時おり強風が吹きつけ、強烈な横殴りの吹雪が左から、前から、右から、後ろからと襲いかかった。足元は軽いラッセル状態。写真を撮る余裕なし。

13時、雪は相変わらずだが、いくらか弱くなった。


この間、雪中で3人のお遍路さんと、1人の乳母車のような4つ輪を押した「職業遍路」らしき人に出会った。みんなそれなりに大変。

14時10分、七子峠。


峠を過ぎてからは、ときどき風花のようなものが飛んできたが、天気は急速に回復。土佐久礼に向かって一気に下る。

前回泊まった大坂休憩所の位置が分からず、道路沿いの男性に尋ねたところ、休憩所が2カ所になったようで、お目当ての休憩所の方へ車で送ってもらい、さらに「今晩は寒いから気をつけるように」と言って、のど飴を20個ほどもいただいた。南無大師遍照金剛。

4時30分、大坂休憩所着。

岩本寺の先のスーパーで今夜の食料を調達した際にもらった新聞紙を靴に詰めて寝た。
雪は雲辺寺と横峰寺で終わりかと思ったが甘かった。

歩数  50179歩  (累計  1217288歩)
距離  33km    (距離累計 760km)
経費  646円    (経費累計 60773円)



四国の旅―2 第24日 黒潮町・シダ坂身代り地蔵前へ

2017年08月15日 | 2017年四国の旅-2
2月9日(木) 雨のち曇 竹島大師堂~シダ坂身代り地蔵前



7時に出発の支度が出来たのだが、雨の様子見。今日の行程は短いので、のんびりと四万十川を眺める。
明け方、真っ暗な川の両岸でチカチカ灯りが見えたので、「シラスウナギ」漁の灯りだったのだろう。


8時10分、小降りになってきたので出発。四万十川左岸を遡行。下流方面を振り返ると四万十大橋。


上流方面。


国道56号に入り、線路に沿って行く。

10時5分、土佐くろしお鉄道中村線。


11時50分、入野海岸。


12時20分、「海の王迎駅」そばの、王無浜にあった、石碑と案内板。
「元弘二年三月北条氏の専横により後醍醐天皇の第一皇子の尊良親王は土佐の地に遠流の身となられ‥‥」と読める。鎌倉時代の記録。




13時50分、伊の岬。


14時30分、今日の宿泊予定の佐賀公園に着き、四阿にテントを張ろうとするも、「テント禁止」の張り紙。前回は無かったのだが‥‥。さらに、寒いので一休みしてコーヒーでも沸かそうとしたが、「火気厳禁」の張り紙も。

仕方なく、「遍路地図」(『四国遍路ひとり歩き同行二人』)に掲載されている「伊与喜駅」の先の休憩所を目指す。


ところが、行ってみると休憩所の気配なし。付近にいた女性に尋ねるも「知らない」、と。

寒いわ、暗くなってくるわ、どうしたものかと思いつつ歩いていると、道路わきに身代り地蔵があり、その前にかろうじてテントが張れそうな小さなスペースがあった。


だが、あくまで歩道のない道路わきなので、2014年の旅の際に潮岬のSさんにもらった交通安全の反射テープを柵に縛り付け、危険回避のつもり。南無大師遍照金剛。

歩数  49023歩  (累計  1167109歩)
距離  30.5km  (距離累計 727km)
経費  820円    (経費累計 60127

四国の旅―2 第23日 四万十市・竹島大師堂へ

2017年08月15日 | 2017年四国の旅-2
2月8日(水) 晴 善根宿「金平庵」~竹島大師堂



6時、出発。

7時、窪津にて。


8時15分、大岐海岸へ。


途中、しばらく321号を行くと、津波避難用の建造物あり。


再び海岸へ戻る。




10時、熱帯樹のトンネル。


10時30分、「春の海 ひねもすのたりのたりかな」(蕪村)の風情。


11時、順打ちのお遍路さんと出会う。


11時40分、海岸線から分かれて田園地帯へ。予定ではここで一泊、ということだったが、時間も早いので、四万十川まで行くことにする。


12時40分、水車休憩所(トイレ隣)。


四万十大橋手前の休憩所で、自転車で日本一周中の奈良の青年に出会い、しばらく話す。
15時、四万十大橋へ。






橋を渡ったところに四阿があったが、強風が吹き抜けで、また今夜から天気が下り坂とのことでもあり、700m上流の竹島大師堂を目指す。

15時30分、四万十川左岸の竹島大師堂へ。今晩はここで泊まらせていただく。南無大師遍照金剛。お堂の中は、地元の方たちが管理しており、とても清潔。




そばにある津波防災センターの職員の方にいろいろと親切にしてもらった。親切の内容は内緒、ということになっています。

夕刻、川の様子を見にきたという男性と話。今の時期は「しらすうなぎ」の稚魚が川を上がってくるので、それが目当て。魚は四万十ブランドで、獲れるときは一晩で300~500匹、10万円以上で業者に買ってもらうこともある、とのこと。彼自身は自然破壊のようで気が進まないが、背に腹は代えられず、なのだそうだ。

明日から寒波襲来、最低気温が氷点下のことも、またしばらく好天は見込めず場合によっては雪も、とラジオで聞く。

歩数  50915歩  (累計  1118086歩)
距離  31.5km  (距離累計 696.5km)
経費  638円    (経費累計 59307円)



四国の旅―2 第22日 土佐清水市・善根宿「金平庵」へ

2017年08月15日 | 2017年四国の旅-2
2月7日(火) 晴 叶崎観音堂~善根宿「金平庵」



7時40分、叶崎観音堂を出発。晴れて無風。昨日の強い寒風とは正反対。




7時50分、奥の方の半島の突端が足摺岬。


9時50分、田園地帯の冬景色。


10時20分、竜串海岸の洗濯岩。




13時10分、松尾トンネル。前回は無かった。2014年完成。1057m。


途中で出会った岡山からの女性お遍路さんから、善根宿「金平庵」の詳しい場所を教えてもらった。

14時40分、38番金剛福寺に参拝。
仁王門、


本堂と、


大師堂。


15時、足摺岬展望台へ。


16時10分、菜の花。


16時30分、金平庵に到着。


隣に住む金平さんに挨拶。プロパンガスのコンロを調整してもらい、あとは自由にやってくれ、とのこと。宿泊代は300円ですかと聞いたら、「ああ、それは萩森さんのリストかな、ただでいいよ」と。

足摺岬をまわると、お遍路も半分をこえたことを実感する。気分的にも、自宅方向へ少しずつ接近することになり、足取りも軽くなる‥‥?

歩数  59849歩  (累計  1067171歩)
距離  39.5km  (距離累計 665km)
経費  1101円   (経費累計 58669円)

四国の旅―2 第21日 土佐清水市・叶崎観音堂へ

2017年08月14日 | 2017年四国の旅-2
2月6日(月) 晴 米屋旅館~叶崎観音堂



5時40分、今回も、宿にザックを置いて、延光寺をピストン。

7時、39番延光寺参拝。
仁王門、


本堂と、


大師堂。


8時20分、宿に戻り、10分休憩の後、荷を背負って出発。晴れているが風が強い。

9時10分、宿毛湾へ。


9時20分、道の駅「すくも」の遍路小屋。


9時30分、宿毛湾。


その後、海から離れ、国道321号を行く。

12時20分、道の駅「大月」にて休憩。食事および今夜の食料を調達。

14時20分、ふたたび海岸線へ。海輝く。


14時50分、叶崎近づく。


15時20分、叶崎灯台。


15時40分、叶崎観音堂着。今回も有難く泊まらせていただきます。南無大師遍照金剛。


17時45分、日没を見に行く。


歩数  63753歩  (累計  1007322歩)
距離  41.5km  (距離累計 625.5km)
経費  550円    (経費累計 57568円)


四国の旅―2 第20日 宿毛市・米屋旅館へ

2017年08月14日 | 2017年四国の旅-2
2月5日(日) 雨のち曇 須ノ川公園~米屋旅館



7時20分、出発。
目覚めると雨である。昨晩は、公園内の大きな四阿(「テント禁止」)に、売店のおばさんを頼み倒して、強引にとまらせてもらうことにしてしまった。おかげでテントは濡れず。

雨は暖かく、牧水の「しみじみとけふ降る雨はきさらぎの 春のはじめの雨にあらずや」の短歌そのもの。

10時40分、40番観自在寺参拝。
仁王門、


本堂と、


大師堂。


白梅と観自在菩薩像。


11時10分、僧都川の橋上より下流方面。雨は小止み、山襞に霧が流れる。


13時、一本松。畑の向こうに沢山のソーラーパネルが設置されていた。


14時、高知県宿毛市へ。ふたたび小雨。


15時15分、高知県立宿毛高校。お気に入りの力士豊ノ島の母校。
(元関脇だが、アキレスけん断裂で現在は幕下に。頑張れ、豊ノ島!)


15時30分、米屋旅館に到着。

歩数  41220歩  (累計  943569歩)
距離  33.5km  (距離累計 584km)
経費  6800円   (経費累計 57018円)

※ 距離の割に歩数が少ないのは、雨のためケータイをザックの中に入れたままで歩いたためと思われる。同様のことは以前にも経験している。


四国の旅―2 第19日 愛南町・須ノ川公園へ

2017年08月14日 | 2017年四国の旅-2
2月4日(土) 曇のち雨 へんろ宿もやい~須ノ川公園



6時45分、出発。

7時30分、宇和島城をながめつつ、宇和島市街を通過。


途中、大和田建樹の生家跡。「鉄道唱歌」(汽笛一声新橋を…)の作詞者であるが、「故郷の空」「青葉の笛」も。


8時、歩道橋上から宇和島城を望む。


10時10分、松尾トンネル。


10時35分、トンネルを抜けた右側の遍路小屋。


12時40分、津島・かもた遍路小屋で休憩後、

13時、芳原川対岸の遍路道。


13時30分、嵐坂トンネルの横の人道トンネル通過。


14時、宇和海の真珠養殖場。


15時、愛南町へ。


海岸線に沿って行き、


「ふれあいひろば」という所のトイレ付き休憩所で休もうとしたら、男が内側から鍵をかけてしまって開かず。どんどん叩いて開けさせると、休憩所の中で、寝袋やらなにやらいっぱいに広げ、炊事をしている。高知からきて6巡目だ、と。カートで回っていると言い、金剛杖は持っていたが、白衣はなし。「職業遍路」というのか。いずれにしてもあまりに非常識なので注意した。

15時30分、須ノ川公園到着。キャンプ場なので300円。
テントの中で、当面の行程の作戦を練る。

歩数  47358歩  (累計  902349歩)
距離  29km    (距離累計 550.5km)
経費  1511円   (経費累計 50218円)



四国の旅―2 第18日 宇和島市・「へんろ宿もやい」へ

2017年08月13日 | 2017年四国の旅-2
2月3日(金) 晴 札掛ポケットパーク~へんろ宿もやい



7時、出発。

7時30分、鳥坂トンネル。


野仏など。




9時40分、国道56号宇和町下松葉交差点。
数少ない逆打ちの遍路シールあり。矢印の中に「逆打ち」と書いてある。


電柱の反対側には数多い順打ちの遍路シール。


明石寺の手前で、左への登り口が分からず、通りかかったヤクルトの配達員に教えてもらう。ヤクルト2本、お接待にいただく。南無大師遍照金剛。

10時45分、43番明石寺参拝。
仁王門、


本堂。そういえば今日は節分。境内のテントはそのためか‥‥。


大師堂。


11時、野仏と、


菜の花。


13時40分、歯長峠遍路道。


大きな満開の白梅の木あり。


14時10分、42番仏木寺参拝。
仁王門、






本堂と、


大師堂。


境内には紅梅の香り。


「お接待です ご自由に お取りください」とあり、2ついただく。南無大師遍照金剛。


15時10分、41番龍光寺参拝。
参道の長い階段。


本堂と、


大師堂。


高齢姉妹のお遍路さんと出会い少し話をした。歩きの区切り打ち、とか。

その後、道を失いうろうろと。
務田の駅を教えてもらい、遍路道に復帰。
あとは国道57号を、ピッチを上げて一気に下り、

17時、「へんろ宿もやい」に到着。


久しぶりに風呂に入り、髭を剃ってさっぱりした。衣類も洗濯した。この宿は、前回も泊めてもらったが素敵な宿である。素泊まりだがオーナー親子もとても感じの良い人だし、設備もきれいで行き届いている。前回、今回と泊まった宿のうち(少ないが)では、民宿青空屋と並んでベスト5に入れたい。

歩きの方は、なかなか思うようなペースで進まず。常に1時間ほど余計にかかってしまうのは、逆打ちロスのみならず。ザックが少し重いせいか、年のせいか。右足小指のマメがつぶれただけで済んでいるのは有難い。

歩数  58729歩  (累計 854991 歩)
距離  36.5km  (距離累計 521.5km)
経費  3238円   (経費累計 48707円)


四国の旅―2 第17日 大洲市・札掛ポケットパークへ

2017年08月12日 | 2017年四国の旅-2
2月2日(木) 晴 堂の上橋休憩所~札掛ポケットパーク



6時30分、東天がうっすらと明るくなってくる。時が移っていくのを感じる。

山間の遍路道を下っていくと、






「梅津」という小さなバス停の休憩所があり、小休止。
お爺さんがいろいろ話しかけてくる。彼の父親が、岩屋寺の手すりを作ったとかで、葬儀には、岩屋寺、大寶寺だけでなく、善通寺からもお坊さんが来てお経をあげてくれたそうだ。ここも、昔は遍路宿もあったのだが、道路の整理によって今では小さな休憩所になってしまった、と。彼の家には、明治時代に樺太から来たお遍路さんの納札がとってあるのだそうだ。

路傍の野仏など見つつ歩き、


8時40分、千人宿大師堂通過。


更に川に沿って下り、




10時30分、前回お世話になった「お遍路無料宿」。


11時40分、道の駅「内子フレッシュパークからり」にて食事休憩。

十夜ヶ橋の少し手前で、車に乗った男性からミカン2個お接待される。南無大師遍照金剛。

14時20分、十夜ヶ橋。先ほどのミカンを、1つはお大師様にお供えし、もう1つは食べた。






紅梅が満開。


15時40分、肱川に架かる橋から大洲城遠望。


16時30分、札掛ポケットパークに到着。前回と同じ場所にテントを張る。ほんのひと時だったが、夕日がテントに当たって、温室の中にいるような温かさだった。


歩数  57755歩  (累計  746262歩)
距離  36km    (距離累計 485km)
経費  1314円   (経費累計 45469円)

四国の旅―2 第16日 内子町・堂の上橋休憩所へ

2017年08月12日 | 2017年四国の旅-2
2月1日(水) 曇一時雨 久万公園~堂の上橋休憩所



6時、まず岩屋寺をピストンするべく、テントはそのままにして暗い中を出発。星は見えず、空気は冷えきっている。寒い。

7時30分、県道12号を通り、古岩屋荘で小休止。

8時、岩屋寺入口へ。
参道を通って、










8時10分、45番岩屋寺参拝。
本堂と、


大師堂。


帰りは途中まで遍路道を下る。




11時10分、44番大寶寺に参拝。
仁王門、


本堂と、




大師堂。


ほころび始めた白梅と十一面観音像。


11時30分、降り出した雨の中を久万公園の休憩所に戻り、テントを撤収、ザックを背負って雨の中を出発。

内子方面へは、前回は鴇田峠を通ったが、雨で足元が悪いと思い、今回は伊予落合経由で舗装道路通しに行くことにする。

はじめのうちは、国道33号と久万川に挟まれた、旧道の遍路道を行く。道路沿いの洋品店から奥さんが出てきて、お接待ですとキャンデーの袋をくれた。南無大師遍照金剛。

やがて国道33号に合流し、久万川に沿って伊予落合へ。雨上がる。
バス停で小休止の後、右折して父野川に沿った国道380号を真弓峠へ。

峠のトンネルを抜けて、下り、

17時20分、堂の上橋休憩所に到着。

夜は満天の星。久万高原から降りてきたので、だいぶ暖かく感じる。

歩数  66992歩  (累計  738507歩)
距離  44.5km  (距離累計 449km)
経費  0円      (経費累計 44155円)




四国の旅―2 第15日 久万高原町・久万公園へ

2017年08月11日 | 2017年四国の旅-2
1月31日(火) 晴 ホテルエコ道後~久万公園


6時40分、出発。

早朝の道後温泉。


子規の句碑。
「秋日和 子規の母君 来ましけり」


漱石句碑。
「御立ちやるか 御立ちやれ 新酒菊の花」


7時30分、51番石手寺参拝。


参道。


仁王門。




本堂、


お茶堂。


三重塔。




8時20分、50番繁多寺参拝。
山門、


本堂と、


白梅の香りと大師堂。


9時、49番浄土寺参拝。
仁王門、


本堂と、


大師堂。


子規句碑。
「霜月の 空也は骨に 生きにける」


西林寺への道を誤り、途中で「西林寺さんは背中の方やで」と。
さらにその先でも行き詰って、散歩中の男性に尋ねたところ、一緒にお寺まで行ってやる、と。南無大師遍照金剛。

9時50分、48番西林寺に参拝。
仁王門、


本堂と、


大師堂。


子規の句碑。
「秋風や 高井のていれぎ 三津の鯛」


境内にて、中年女性より、お菓子、キャンデー、ウエットティッシュなどが入った袋をお接待された。南無大師遍照金剛。

10時10分、丈ノ淵の大師像。


10時40分、札始大師堂にて小休止。




先程お接待された袋。


11時15分、47番八坂寺参拝。
山門の橋。


山門の天井絵。


本堂と、


大師堂。


12時、46番浄瑠璃寺参拝。


本堂と、


大師堂。


その後、三坂峠に向かう遍路道を行く。

13時30分、坂本屋にて小休止。


14時45分、峠手前より松山市方面を振り返る。


14時50分、三坂峠へ。峠の入口でお爺さんにお接待された、ミカンを2個の甘さがのどにしみわたる。南無大師遍照金剛。




その後は、途中で、ドイツ人のお遍路に出会ったりしつつ、のんびりと坂を下る。




4時50分、久万公園に到着。休憩所の屋根の下にテントを張る。

歩数  49697歩  (累計  671515歩)
距離  32.5km  (距離累計 404.5km)
経費  369円    (経費累計 44155+円)






四国の旅―2 第14日 松山市・ホテル エコ道後へ

2017年08月11日 | 2017年四国の旅-2
1月30日(月) 雨のち晴 星の浦海浜公園~ホテル エコ道後



6時20分、出発。
雨がときどきはげしく降ってきて、ゴアのマウンテンパンツとウォーキングシューズが濡れてびちゃびちゃになる。

8時、青木地蔵堂へ。男性が一人で寝ていたが、起き出してきて少し話。前回とてもお世話になった日和佐さんは、体調を崩して現在静養中で、ここにもほとんど来られない、とか。記録ノートにお見舞いのメッセージを書いてきた。

9時10分、菊間のお接待所(無人)で「無事カエル」の小さな焼物のお守りをいただく。南無大師堂遍照金剛。

9時20分、雨が上がり、天気は急速に回復。小休止して着替えなど。


青空も見えてくるが、寒風強し。


9時50分、海岸沿いを行くが風強し。






10時10分、海岸線の家々。


道の駅「風和里(ふわり)」の手前。菜の花見かける。


11時30分、道の駅風和里」にて食事休止。


ここにも菜の花。


伊予北条にて、ヤクルト配達の女性から、ヤクルト2本お接待。南無大師遍照金剛。
さらにその少し先で、中年女性から500円お接待。南無大師遍照金剛。

13時30分、海輝く。


14時30分、53番圓明寺に参拝。
仁王門、


中門


本堂と、


大師堂。


「キリシタン灯篭」


15時5分、52番太山寺参拝。一の門。


二の門(仁王門)、


三の門。




本堂と、


大師堂。


その後は松山市街をずんずん歩き、

17時50分、道後温泉。


18時、ホテル エコ道後に着く。
くたびれて道後温泉に入りに行く気力がわかず、パス。

歩数  61983歩  (累計  621818歩)
距離  41km    (距離累計 372km)
経費  4251円   (経費累計 43786円)


四国の旅―2 第13日 今治市・星の浦海浜公園へ

2017年08月10日 | 2017年四国の旅-2
1月29日(日) 曇のち雨 桜井総合公園~星の浦海浜公園



6時45分、出発。

7時30分、前回テントを張らせてもらったテニスコート横を通過。


8時30分、59番国分寺参拝。


本堂と、


大師堂。


仙遊寺への上り口が分からず、逆打ちの困難さと遍路シールの有難さを再び三度実感させられる。分岐で判断がつかず、えいやっと右に行きかけたら、どこかから「お遍路さん、そっちじゃないよ」との声。南無大師遍照金剛。その他、いろいろと助けられている。

10時20分、山門手前の休憩所にザックを置き、長い階段を上って、58番仙遊寺に参拝。
仁王門、






本堂と、


大師堂。


日曜日なので、境内でお接待をしており、ミカンジュースとぜんざい餅をいただく。南無大師遍照金剛。


11時、下り坂の途中、今治市街を遠望。


11時30分、57番永福寺参拝。
本堂と、


大師堂。


12時20分、56番泰山寺参拝。
本堂と、


大師堂。


13時30分、55番南光坊参拝。
山門、


本堂と、


大師堂。


霊園の中を抜けていき、
14時40分、54番延命寺参拝。
仁王門、


山門、


本堂と、


大師堂。


雨が本格的に降ってきたので、青木地蔵堂まで行くのは諦め、星の浦海浜公園までとする。
途中で、横に車が停まり、松山方面に行くけどどうか、との申し出。有難いが歩き遍路です、と。南無大師遍照金剛。

16時10分、星の浦海浜公園に着き四阿の下にテントを張る。濡れて冷えきった体に熱いコーヒーがしみわたる。青木地蔵堂へはあと6km。畳敷きの建物だが、火気厳禁なので、さてどちらがいいか‥‥前者を選んだ。

歩数  45359歩  (累計  559835歩)
距離  29km    (距離累計 331km)
経費  406円    (経費累計 39535円)

四国の旅―2 第12日 今治市・桜井総合公園へ

2017年08月10日 | 2017年四国の旅-2
1月28日(土) 晴 小松ビジネス旅館~桜井総合公園



今日はコースの都合で半日休養日。

7時40分、ゆっくり朝食をとり、出発。大頭へ向かい、その後も遍路道にそっていく。

9時、中山川にかかる石鎚橋。


田園の冬景色を見つつ歩き、




11時、光明寺へ。


ここにはお遍路用の無料宿泊施設あり。


13時30分、道の駅今治湯ノ浦温泉へ。休憩所の四阿でとまろうと思ってきたが、車の音があまりにうるさいので取りやめ、前回泊まった桜井総合公園に行くことにする。

14時、桜井総合公園の海浜ふれあい広場でテントを張る。


歩数  34938歩  (累計  514476歩)
距離  23km    (距離累計 302km)
経費  0円      (経費累計 39129円)

四国の旅―2 第11日 西条市・小松ビジネス旅館へ

2017年08月09日 | 2017年四国の旅-2
1月27日(金) 晴のち雨 前神寺前休憩所~小松ビジネス旅館



6時10分、64番前神寺に参拝。
本堂と、


大師堂。


6時30分、出発。


青空屋で一緒になった男性遍路の情報では、前回通った白滝奥之院・横峰寺間は積雪のため危険だとのことで、今回は湯浪コースからの往復にする。そのため、急遽小松ビジネス旅館泊まりに変更。

7時20分、63番吉祥寺参拝。
山門、


本堂と、


大師堂。


7時50分、小松ビジネス旅館。ザックを預かってもらって、空身で横峰寺往復へ。


国道11号を大頭交差点まで行って左折、妙谷川にそって遍路道を行く。
飛行機雲が、空気の冷たさを示している。


10時15分、湯浪休憩所。一休みして登りにかかる。

はじめは枯草の上り道だったが、


すぐに雪道に。


11時30分、60番横峰寺に参拝。
仁王門、


本堂と、


大師堂。


星供大師像。


下りの雪道は、ウォーキングシューズが滑って歩きづらかったが、ここまで下りれば。。


13時30分、湯浪休憩所まで下りてくる。天気は下り坂に。空気もさらに冷え込んでくる。来た道を戻る。

途中に白梅。


15時10分、61番香園寺へ。
要塞のごとし。


階段を上って、参拝。


15時35分、62番宝寿寺参拝。
本堂と、


大師堂。


15時45分、宿に帰る。直前に降雨。
夕食は、今回も肉たっぷりのしゃぶしゃぶ。沖縄から来たという順打ちの若者遍路と情報交換。彼は三坂峠の下りで雪のため難儀したとのこと。こちらからは雲辺寺周辺の雪の状況を伝えた。

歩数  49935歩  (累計  479538歩)
距離  29.5km  (距離累計 279km)
経費  6594円   (経費累計 32535円)