そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

徒歩の旅 第3日  日置市  吹上砂丘荘へ

2009年01月24日 | 2008年日本海側の旅
4月13日(日) 曇のち小雨 (枕崎駅~日置市 「国民宿舎吹上砂丘荘」)



5時、駅ホームのテントを撤収し出発するも、早朝で暗いため市街地で迷い、30分ほどロス。枕崎中学校を見つけ、進路を確認する。計画では今日の宿泊は塘之池公園だが、日曜日で人出が多い中で、テントビバークもまずいかなと考え、昨夕見た南薩摩鉄道の跡を行く国道270号線をたどるルートをとることにする。 
6時、枕崎中を出発。蛙や鶯がしきりに鳴く田園地帯を行く。


7時、枕崎市と南さつま市の境界。
7時20分、「枕崎街道」の里程標がある。


このころ霧雨が降りだす。
7時30分、のどが渇いたため、飲料水のペットボトルを自販機で買う。昨晩泊まった枕崎駅は水・トイレがないので、洗面と用足しのために公園をさがしつつ来たが、こちらのルートには公園はなかった。
8時15分、にいななまる直販所到着。高齢の男女数人が店の準備中。トイレを借り、朝食をとる。きゅうり2本、サラミの残り、乾パン、水。周辺略図を確認のためデジカメで撮る。




8時50分、出発。ななまるを出てすぐに雨が強くなり、雨具を着用。その後、着たり脱いだり。
10時15分、270号線・275号線の分岐。竹田神社という大きな神社を通過。カエデの新緑がきれいだったが、デジカメは雨でザックの中。デジカメは、ななまるでルート確認のため地図を写しただけで、後は一日中ずっとザックの中。
11時30分、市役所前交差点を左折。吹上浜方面へ自転車道路を行こうと思い、ショートカットしたが裏目。随分と回り道をした後に、
12時30分、ようやく上ノ山橋に出る。途中の土手で雉を見た。雉は走るのがすばやく、ト、ト、ト、ト、と行ってしまったが緑と赤の色が鮮やかだった。このころからなぜか体がかゆくなり、ジンマシン発生。吹上浜キャンプ場泊をやめ、時間が間に合えば、国民宿舎泊にしようと方針転換。万之瀬川を渡り、その後は小雨の松林の道5・4キロを1時間で必死に歩き、
15時10分、国民宿舎「吹上砂丘荘」着。予約なしだがOKということで、決定。さっそく風呂に入り体を2度洗うと、ジンマシンはやや後退。しかし原因は不明。汗の塩分か、疲労か、卵か牛乳かなど考える。前二者の公算大なり。4年前の栂海新道縦走の時も同様に、汗をかき疲れた後に出た。一緒にいたA君は、体の異常を知らせるセンサーの役割だろうと言っていたが、そうかもしれない。(その後、はじめに出た部位は回復。されど上半身やふくらはぎにも出た。結局、始めから終わりまで体中全部の過程を経ない限り片付かないということなのか?) 国民宿舎の洗濯・乾燥機で衣類を洗い乾かす。
明日は半日休養にし、天神が尾キャンプ場まで。天気がよさそうなのでもったいないが先は長い。無理は禁物。チタンテープがどこかに行方不明だったが、出てきたので足首などに貼る。国民宿舎「吹上砂丘荘」は、宿泊代、7930円。風呂で計ったら体重は68kgだった。吹上浜は、47kmの日本一の長さを誇る砂丘で、日本三大砂丘の一つ。

(経費 110円      累計  2,978円
 歩数 52,120歩   累計 151,367歩
 距離 32km      累計 95km )

*宿泊費について。国民宿舎・旅館・民宿などは翌日支払い、ユースホステル・一部旅館は当日支払いでしたので、経費記載に2通りあります。この日は国民宿舎泊まりでしたので、経費は翌日記載です。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
枕崎街道の里程標 (お茶のまず博士)
2012-01-29 14:08:53
私は、明治期の官製道標類の調査をしています。
標記の記事について興味を持ちました。
刻まれている文字が判れば教えて頂けませんか?

距 薩摩元標  ○里
距 鹿児島元標 ○里 とか 年号とか
返信する
お茶のまず博士さま (「そぞろ神」管理人)
2012-02-17 16:28:40
コメント有難うございました。
徒歩の旅途中のワンショットゆえ、この前後の写真など手掛かりになりそうなものはないか確認しましたが、残念ながら見当たりませんでした。お役に立てずすみません。
ご返事が遅れ失礼いたしました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。