そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

四国の旅―2 第17日 大洲市・札掛ポケットパークへ

2017年08月12日 | 2017年四国の旅-2
2月2日(木) 晴 堂の上橋休憩所~札掛ポケットパーク



6時30分、東天がうっすらと明るくなってくる。時が移っていくのを感じる。

山間の遍路道を下っていくと、






「梅津」という小さなバス停の休憩所があり、小休止。
お爺さんがいろいろ話しかけてくる。彼の父親が、岩屋寺の手すりを作ったとかで、葬儀には、岩屋寺、大寶寺だけでなく、善通寺からもお坊さんが来てお経をあげてくれたそうだ。ここも、昔は遍路宿もあったのだが、道路の整理によって今では小さな休憩所になってしまった、と。彼の家には、明治時代に樺太から来たお遍路さんの納札がとってあるのだそうだ。

路傍の野仏など見つつ歩き、


8時40分、千人宿大師堂通過。


更に川に沿って下り、




10時30分、前回お世話になった「お遍路無料宿」。


11時40分、道の駅「内子フレッシュパークからり」にて食事休憩。

十夜ヶ橋の少し手前で、車に乗った男性からミカン2個お接待される。南無大師遍照金剛。

14時20分、十夜ヶ橋。先ほどのミカンを、1つはお大師様にお供えし、もう1つは食べた。






紅梅が満開。


15時40分、肱川に架かる橋から大洲城遠望。


16時30分、札掛ポケットパークに到着。前回と同じ場所にテントを張る。ほんのひと時だったが、夕日がテントに当たって、温室の中にいるような温かさだった。


歩数  57755歩  (累計  746262歩)
距離  36km    (距離累計 485km)
経費  1314円   (経費累計 45469円)

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