そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

四国の旅―2 第33日 海陽町・大砂海岸へ

2017年08月20日 | 2017年四国の旅-2
2月18日(土) 晴ときどき曇り 入木バス停~大砂海岸



6時、出発。薄曇り。今日は国道55号通しに北上する。


7時5分、海上、薄雲の中から太陽が出現。




7時40分、徐々に晴れてくる。


8時15分、ごろごろ休憩所にて小休止。


9時40分、満開の梅。


その後も、ずっと右手に海を見ながら歩く。




11時、水床トンネル。ここを抜けると徳島県。


海陽町の市街を抜け、ふたたび海岸線に出て、

16時、大砂海岸到着。海水浴場のシャワー棟前の空き地にて幕営。
海岸線の変化は興味深かったが、その他は参拝もなく、ちょっと単調な国道歩きだった。こんな日もある。

出会ったお遍路は6人。野宿遍路とはお互いに情報交換をした。

夜中、小用に出ると、強風寒冷の中、頭上は満天の星のパノラマ。北極星、北斗七星、カシオペア、その他‥‥。オリオン座はベルトのみならず剣を示す星々までくっきりと確認できた。太古の人類と同じものを眺めているのだなぁという実感。「悠久」という言葉が心に深く入ってきた。

歩数  52124歩  (累計  1629111歩)
距離  32km    (距離累計 999.5km)
経費  1771円   (経費累計 93800円)

四国の旅―2 第32日 佐喜浜町・入木バス停へ

2017年08月20日 | 2015年太平洋側の旅-後半
2月17日(金) 晴ときどき曇り 道の駅キラメッセ~入木バス停



5時30分、出発。夜間、雨が降ったようで周囲は若干濡れていた。明けの明星が雲間より見え隠れする。

暗い中を、エレキを頼りに、難儀をしながら山道を上る。

6時50分、26番金剛頂寺参拝。
石段の上、


仁王門。


本堂と、


大師堂。


続いて、

8時30分、25番津照寺参拝。
山門、


大師堂、


石段の途中に鐘楼門。


更に石段を上ると本堂。




9時45分、室戸岬へ。寒風強いが晴れ。これで、御前崎を除いて、今まで回った岬をことごとく晴れて通過したことになる。




前回は、最御崎寺経由で、室戸の先端をショートカットしてしまったので、今回は先端周りのルートをとる。

中岡慎太郎像。

後方のスカイラインに室戸岬燈台。


岬の先端を逍遥。






展望台に上ってみると岬の地形がよく分かる。しかし風がゴーゴーと音を立てて吹きつける。




その後、山道の参拝道を上って、

10時50分、24番最御崎寺参拝。
仁王門、






境内へ。


本堂と、


大師堂。


虚空蔵菩薩像と多宝塔。


上ってきたところを下り、海岸線に沿って行って、御厨人窟。


前回は中に入れたのだが、風化による落石のため立入禁止。


11時35分、室戸青年大師のところで、


室戸岬ゾーンをあとにする。


以後は時おり海を眺めながらひたすら北上。


14時50分、夫婦岩通過。


漁業以外の唯一の産業のような、海洋深層水の施設がちらほらあるのをながめたりした。

16時30分、佛海庵へ。萩森リストでは宿泊可能となっていたが、「禁止」の張り紙。管理者と言われる近くの老夫婦に頼みに行ったが、けんもほろろ。過去に何か余程のことでもあったのか?

17時、仕方なく、入木バス停内にテントを張らせて貰うことにした。水なし、トイレは30分ほど先にあるようだ。

歩数  60250歩  (累計  1576987歩)
距離  34km    (距離累計 967.5km)
経費  949円    (経費累計 92029円)