そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

四国の旅―2 第31日 室戸市・道の駅「キラメッセ」へ

2017年08月19日 | 2017年四国の旅-2
2月16日(木) 晴 道の駅大山~道の駅キラメッセ



(出発時刻記録漏れ)

浜千鳥公園経由の海岸沿いを歩き、アスファルトの広域農道から神峯寺を目指した。遍路道との合流点手前の祠の横に、ザックをデポ。

参道に入って、カラフルな旗のようなものを見つけた。ヒマラヤの山岳地帯やチベット仏教で見たような気がするが、よく分からず。帰宅したら調べてみるつもり。






8時10分、26番神峯寺参拝。
仁王門、






本堂と、


大師堂。


不動明王像。


紅梅が香りを放っていた。


11時、道の駅「たの」で食事休憩。電車から降りてくるお客に向かって、托鉢をしている高齢の「職業遍路」。挨拶をしたが無視された。


11時30分、「二十三士墓所」を見学。


12時20分、「奈半利木材共販所」。高知県は、県土の80パーセント以上を林野が占める、全国屈指の「林業県」。


13時30分、室戸市に入る。


13時40分、羽崎。紀貫之の歌碑。
「まことにて名に聞く所 羽根ならば 飛ぶがごとくに 都へもがな」




16時、吉良川。水切り瓦の家々。




16時45分、道の駅「キラメッセ」に着く。売店の女性従業員に、野宿遍路の人はどこにテントを張っているのか尋ね、閉店後に、売店入口近くに設営。

歩数  59592歩  (累計  1516737歩)
距離  35.5km  (距離累計 933.5km)
経費  1973円   (経費累計 91080円)




四国の旅―2 第30日 安芸市・道の駅「大山」へ

2017年08月19日 | 2017年四国の旅-2
2月15日(水) 晴 遊庵~道の駅大山



7時50分、前回見られなかった「絵金蔵」を見ようと思い、時間調整をしてゆっくり出発した。
移動性高気圧におおわれて、晴れて風弱く暖かい。絶好の歩き日和。

8時40分、今日1人目のお遍路さんに出会う。


9時10分、赤岡町の「絵金蔵」へ。開館直後だったせいか、入場者が僕一人だけ。観覧料500円。










絵金(絵師金蔵)は、幕末明治の芝居絵画家。強烈な色彩の独創的で迫力のある絵を描いた。
ただし、ここで実物を見られるのはごくわずかで、多くはレプリカが陳列されていた。とはいえ興味深く、1時間余りがあっという間に過ぎた。もっと見たかったが、先を急がねばならぬ身。収蔵品目録(2000円)を買った。


外壁に過去の「絵金祭り」のポスター。




10時30分、「伊能忠敬測量地点 北緯33度33分」の碑。




10時50分、海岸沿いの遍路道。




11時10分、ちょっとそれて手結港の可動橋を渡りに行ったのだが、ふたたび元へ戻る際に苦労した。




12時10分、国道で50人を超える大勢の高齢者のお遍路とすれ違った。


12時30分、ふたたび海岸沿いを行き、足摺の金平さんが言っていた、萩森さんの善根宿。


その後、栗山映子さんのお遍路接待所で一緒になった、ウォーキング中という近くの同世代の女性としばらく話をしながら自転車道を歩く。聞かれるままに歩き旅の話をしたら、とても感激して、ぜひ握手してほしい、今日の日記に書いておく、などと言われてしまった。

接待所でも一人のお遍路と一緒になったが、距離的にいって、節分に1番札所の霊山寺から始めると、ちょうど今日あたりがこの近辺を通ることになるのではなかろうか。今日はここまでに8人および大集団とすれ違った。

12時50分、穴内の休憩所にて小休止。
右奥彼方に足摺岬、


左奥に、室戸岬と、


土佐湾を一望する。なんか、気持ちが大きくなる感じ。


13時、松並木を行く。


再び海岸線。


14時50分、国道に合流。安芸球場で阪神タイガースが春キャンプをやっているとのことで、歓迎の幟があちらこちら。途中であったお遍路さんは、そのせいで、安芸で宿が取れなくて困った、と言っていた。




15時50分、安芸市街にあった「逆打ち」シール(下)。


「ん?」


17時20分、道の駅「大山」へ。売店は終了。今日はここで泊まらせてもらう。テントの中から夕陽。


道の駅「大山」は、すぐ横を大山トンネルが通るようになったため、自動車はほどんど来ない。車中泊らしき車と、トイレ利用の車くらいか。静かで野宿には最適。

歩数  49468歩  (累計  1457145歩)
距離  32km    (距離累計 898km)
経費  3098円   (経費累計 89107円)