そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

四国の旅―2 第36日 徳島市・善根宿 栄タクシーへ

2017年08月22日 | 2017年四国の旅-2
2月21日(火) 晴 弥谷観音堂前~善根宿 栄タクシー



寒風強し。夜間、強風のために建物軋む音が激しかった。遍路小屋に泊まらなくてよかった。

6時10分、出発。家々の前に展示されている雛飾りを見ながら。










7時50分、櫛淵八幡神社の「櫛淵のフウ」(県指定天然記念物、樹高18m)。




途中で、スペインから来たという高齢の婦人のお遍路さんに会う。単独で、日本語・英語はダメ、スペイン語しか話せないそうだ。しかし、そこはお互いお遍路の身ゆえ、身振りで気持ちは通じる。さらに、サービスで、カルメンの「闘牛士の歌」をラララで口ずさんでやったらとても喜んだ。握手をして、「グラッチェ」と別れた。何のために一人で四国までお遍路にきたのか、と思ったが、スペインにも「巡礼の道」というのがあるそうだから、共通するものがあるのかもしれない。

8時40分、19番立江寺参拝。
仁王門、


本堂と、


大師堂。


竹林の中の山道を登り下りして、

9時50分、18番恩山寺参拝。
山門、


本堂と、


大師堂。


境内のベンチにて、帰りのフェリーの予約をする。ゴールが見えてきた感じだが、「高名の木登り」である。

後は、前回の地蔵院コースではなく、ひたすら交通量の多い徳島市街地を寒風に吹かれて抜けていき、

15時20分、17番井戸寺に参拝。
仁王門、


本堂と、


大師堂。


16時15分、善根宿 栄タクシーに到着。
「旅の人 一夜の軒を 貸しまひょか 受けてつかはれ 阿波の人情」。


事務所に誰もいなかったので、置いてあったメモに従い、二階に上がる。


大勢の人が利用させてもらっているのが分かる。


風呂、洗濯のあと、お接待にと炬燵の上においてくれたインスタント焼きそばとミカンを食べ、すだち酎をいただく。南無大師遍照金剛。

夜、戻ってきた井上さんに挨拶。


一週間ぶりの宿泊まりで、あっという間に眠りに落ちた。

歩数  56043歩  (累計  1792536歩)
距離  36km    (距離累計 1100km)
経費  1458円  (経費累計 96397円)








最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。