11月4日(金) 晴 (須ノ川公園~宇和島市・へんろ宿もやい)
○本日の参拝
ありません
6時5分、出発。国道56号線を北上する。すぐにあたりが明るくなってくる。
6時30分、鳥越トンネルを抜けると宇和島市。
6時40分、浦知湾を見ながら歩く。
はじめは一段高い国道を歩いていたのだが、湾に沿って町並みの中を行く「四国のみち」に下りていってみる。
しかし、早朝のせいもあるとはいえ、人影もなく何となくゴーストタウンのような感じ。
ようやく散歩のお婆さんに出会ったので話を聞いてみた。廃棄された状態の筏は真珠養殖用で、ここは20年くらい前まではたいそう盛んだった、とのこと。しかし海が汚れて真珠が取れなくなってしまったため、今ではわずかに2・3軒を残すだけになってしまったのだそうだ。素人目には下の方まで透き通った緑のきれいな海水に見えるが、湾の奥なので汚れが堆積してしまうのだろうか。
記念碑もどこか寂しい。
さらに湾に沿って行くと、海上にブイがたくさん並んでいる。
通りがかりの男性に聞くと、真珠の養殖のための物で、彼によると、愛媛県は真珠養殖では日本一の生産量だ、と誇らしげだ。てっきり三重県が日本一だと思っていたが、誤りだったようだ。とはいえ、先ほどのお婆さんの話との落差に驚いてしまう。ほんの1kmほどでこんなに違うものなのかな?
7時、岩礁の上に小さな社が祀ってあった。
さらに海を見つつ湾に沿って歩く。
7時15分、「ふれあいひろば」にて小休止。
ここにはトイレ付きの立派な休憩所があった。
7時25分、宇和海に別れを告げ、内陸部へ。
7時30分、大場の鼻トンネル。
7時50分、嵐坂トンネルには、
隣に歩道トンネルがある。車の危険なし、排気ガスなし。
トンネルを抜けたところに嵐坂ポケットパーク「風園」という公園があり、東屋がたくさんあった。水・トイレあり。野宿適地。
8時30分、かも田休憩所。隣で食べ物を売っている。
さっそく、蒸しパンとみかんを買いパクつく。売店の女性から唐饅頭とお茶の「お接待」。
9時、芳原川に沿って静かな遊歩道のへんろ道を行く。
9時20分、岩松川河口の津島大橋をわたる。
10時15分、松尾トンネル手前の案内板。ペットボトル買う。
峠越えルートをとるか、トンネルルートにするか、迷って、一旦峠ルートに入って行ってみたが、時間的に不確定要素が大きいことと、なによりウォーキングシューズの底が頼りない感じなので、足裏の痛みを想像して日和ってしまった。「てんや」という遍路小屋までですぐに引き返す。
10時25分、悪名高き排気ガスの松尾トンネル。
しかし、実際に歩いてみると交通量はさほどでもなかった。トンネル手前で曲がっていく車がかなりあったせいだろう。
とはいえ、排気ガスで天井は真っ黒。前方も霞がかかったようでよく見えず。バンダナで応急マスクをし、普段は長いトンネルでは「三橋美智也・美空ひばり大全集」なのだが、歌どころではなく呼吸回数を少なくし、ただひたすら出口を目指した。
ようやく抜けた20分間、1710m。
11時10分、松山まで100キロの標識。
あれっ、三浦半島は神奈川だけかと思いきや、伊予の国にもあった。
11時40分、ダイソーにて、反射シール、絆創膏、愛媛県の地図など買う。
12時20分、メディコ21にてテーピング、セロテープなど買う。
12時40分、番外霊場馬目木大師。
12時50分、頭上高く、宇和島城天守閣。
13時、宇和島城見学。
登城門を入り、石段を上ると、
かわいらしい天守閣。
天守閣に登る。入場料200円。
天守閣内部。
天守閣より、宇和島湾。
宇和島市街地。
天守閣前の広場で小休止。城の写真を撮る。
「山里倉庫」の郷土館(入場無料)。漁業・農業用具類、調度など日常生活品がやや雑然と展示してあった。入館者は他になし。
宇和島に関係した人物として、高野長英、大村益次郎のほかに、「鉄道唱歌」や「青葉の笛」の作詞者の大和田岳建樹などが紹介されていたのが印象に残った。
他にも、歌碑があったことで、中井コッフという宇和島出身の歌人がいたということを知った。
1時間ほどの見学を終えて、複雑な市街地のへんろ道を辿りつつ、宿へと急いだ。
宇和島は闘牛の街。
商店街はシャッターが目立った。
14時20分、番外霊場の龍光院。
JR予讃線の線路をこえ、
素泊まりなので途中のコンビニで食料を調達(おにぎり、サラダ、缶ビールなど)して、
15時ちょうどに今日の宿である「へんろ宿もやい」に着く。
夕食時に、宿から「お接待」で宇和島じゃこ天、果物、サラダをいただいた。
その後は、のんびりと宇和島城のパンフレットなどを眺めて過ごす。
歩数 46,917歩(いきいき歩数) (累計 945,769歩)
距離 34.5km (累計 648.5km)
費用 6,124円(宿代3000、その他3124) (累計 96,786円)
○本日の参拝
ありません
6時5分、出発。国道56号線を北上する。すぐにあたりが明るくなってくる。
6時30分、鳥越トンネルを抜けると宇和島市。
6時40分、浦知湾を見ながら歩く。
はじめは一段高い国道を歩いていたのだが、湾に沿って町並みの中を行く「四国のみち」に下りていってみる。
しかし、早朝のせいもあるとはいえ、人影もなく何となくゴーストタウンのような感じ。
ようやく散歩のお婆さんに出会ったので話を聞いてみた。廃棄された状態の筏は真珠養殖用で、ここは20年くらい前まではたいそう盛んだった、とのこと。しかし海が汚れて真珠が取れなくなってしまったため、今ではわずかに2・3軒を残すだけになってしまったのだそうだ。素人目には下の方まで透き通った緑のきれいな海水に見えるが、湾の奥なので汚れが堆積してしまうのだろうか。
記念碑もどこか寂しい。
さらに湾に沿って行くと、海上にブイがたくさん並んでいる。
通りがかりの男性に聞くと、真珠の養殖のための物で、彼によると、愛媛県は真珠養殖では日本一の生産量だ、と誇らしげだ。てっきり三重県が日本一だと思っていたが、誤りだったようだ。とはいえ、先ほどのお婆さんの話との落差に驚いてしまう。ほんの1kmほどでこんなに違うものなのかな?
7時、岩礁の上に小さな社が祀ってあった。
さらに海を見つつ湾に沿って歩く。
7時15分、「ふれあいひろば」にて小休止。
ここにはトイレ付きの立派な休憩所があった。
7時25分、宇和海に別れを告げ、内陸部へ。
7時30分、大場の鼻トンネル。
7時50分、嵐坂トンネルには、
隣に歩道トンネルがある。車の危険なし、排気ガスなし。
トンネルを抜けたところに嵐坂ポケットパーク「風園」という公園があり、東屋がたくさんあった。水・トイレあり。野宿適地。
8時30分、かも田休憩所。隣で食べ物を売っている。
さっそく、蒸しパンとみかんを買いパクつく。売店の女性から唐饅頭とお茶の「お接待」。
9時、芳原川に沿って静かな遊歩道のへんろ道を行く。
9時20分、岩松川河口の津島大橋をわたる。
10時15分、松尾トンネル手前の案内板。ペットボトル買う。
峠越えルートをとるか、トンネルルートにするか、迷って、一旦峠ルートに入って行ってみたが、時間的に不確定要素が大きいことと、なによりウォーキングシューズの底が頼りない感じなので、足裏の痛みを想像して日和ってしまった。「てんや」という遍路小屋までですぐに引き返す。
10時25分、悪名高き排気ガスの松尾トンネル。
しかし、実際に歩いてみると交通量はさほどでもなかった。トンネル手前で曲がっていく車がかなりあったせいだろう。
とはいえ、排気ガスで天井は真っ黒。前方も霞がかかったようでよく見えず。バンダナで応急マスクをし、普段は長いトンネルでは「三橋美智也・美空ひばり大全集」なのだが、歌どころではなく呼吸回数を少なくし、ただひたすら出口を目指した。
ようやく抜けた20分間、1710m。
11時10分、松山まで100キロの標識。
あれっ、三浦半島は神奈川だけかと思いきや、伊予の国にもあった。
11時40分、ダイソーにて、反射シール、絆創膏、愛媛県の地図など買う。
12時20分、メディコ21にてテーピング、セロテープなど買う。
12時40分、番外霊場馬目木大師。
12時50分、頭上高く、宇和島城天守閣。
13時、宇和島城見学。
登城門を入り、石段を上ると、
かわいらしい天守閣。
天守閣に登る。入場料200円。
天守閣内部。
天守閣より、宇和島湾。
宇和島市街地。
天守閣前の広場で小休止。城の写真を撮る。
「山里倉庫」の郷土館(入場無料)。漁業・農業用具類、調度など日常生活品がやや雑然と展示してあった。入館者は他になし。
宇和島に関係した人物として、高野長英、大村益次郎のほかに、「鉄道唱歌」や「青葉の笛」の作詞者の大和田岳建樹などが紹介されていたのが印象に残った。
他にも、歌碑があったことで、中井コッフという宇和島出身の歌人がいたということを知った。
1時間ほどの見学を終えて、複雑な市街地のへんろ道を辿りつつ、宿へと急いだ。
宇和島は闘牛の街。
商店街はシャッターが目立った。
14時20分、番外霊場の龍光院。
JR予讃線の線路をこえ、
素泊まりなので途中のコンビニで食料を調達(おにぎり、サラダ、缶ビールなど)して、
15時ちょうどに今日の宿である「へんろ宿もやい」に着く。
夕食時に、宿から「お接待」で宇和島じゃこ天、果物、サラダをいただいた。
その後は、のんびりと宇和島城のパンフレットなどを眺めて過ごす。
歩数 46,917歩(いきいき歩数) (累計 945,769歩)
距離 34.5km (累計 648.5km)
費用 6,124円(宿代3000、その他3124) (累計 96,786円)