(いよいよ第一日目。指宿のユースホステルから薩摩半島最南端の長崎鼻へ向かい、そこから3000キロを北上するという計画です。経済的およびその他の理由で、今回は沖縄県をカットしましたが、何時の日か行ってみたいと思っています。大隈半島の佐多岬からとしなかったのは、開聞岳に登りたかったからです。その結果、開聞岳で旅を「開」き、最後に利尻山で「尻」を閉じるという「洒落」のような旅になりました。)
4月11日(金) 晴 (「圭屋ユースホステル」~指宿市 「かいもんふれあい公園キャンプ場」)
7時30分、指宿の圭屋ユースホステル出発。これから稚内までの旅が始まる。ユースの朝食時にドイツ人の若いカップルと一緒になった。カタコトで少し話をしたが、天候の話題になり、日本には「春に三日の晴れなし」という諺があると言うと、ドイツにも同じような言い方があり、「4月は天気が勝手気ままをする」と言うのだと見ぶりを添えて教えてくれた。「アウフビーダーゼーエン」と挨拶をしたが、お互いによい旅でありたいもの。先ずは国道226号線をたどり、指宿枕崎線を越えしばらく行く。
7時40分、道路の両側は南国の雰囲気たっぷりのヤシの木の並木が続く。
成川バイパスを行き、成川トンネルを抜けると開聞岳が遠くに見えてくる。
8時15分、広々とした左手の景色の中で、棚田に水を入れている人がいる。先ずは薩摩半島の最南端の長崎鼻を目指す。
9時、無人駅の大山駅でディーゼル車両を写真に撮る。
9時55分、JR最南端の駅である西大山駅(北緯31度11分)に着き、開聞岳をバックに写真に撮る。
その後は、青い麦畑で働く人、ハウスのビニールを処理している老婦人などと、挨拶をかわしつつ行く。数人のサイクリストの集団が、「こんにちは」「頑張って」などと声をかけて追い抜いていく。長崎鼻への途中の海沿いは花畑になっており、白、黄色、赤、ピンクとカラフルである。岬周辺は、亜熱帯植物が咲く、磯と浜の景勝地である。
10時50分、菜の花が沢山咲いている。
長崎鼻では、土産物屋が開いていたが、バスの乗客、タクシー客、自転車の人たち観光客も余り多いとは思えなかったし、買い物をしている客はほとんど見かけなかった。
11時15分、薩摩半島の最南端である、長崎鼻の灯台やさらにその先端の岩場からの開聞岳を写真に撮る。
開聞岳は薩摩富士とも言われる円錐状の端正な火山である。岩場に砕ける波も砂浜に寄せては返す波もいい。
ここから、宗谷岬まで約3000キロの旅が始まる。
帰りぎわに土産物屋で「屋久島カンタン」というみかんを3個買う。
その後は、東シナ海に沿って、川尻浦山川線という地方道242号をたどり、「かいもんふれあい公園キャンプ場」に向かう。キャンプ場は、管理費700円。荷を事務所で預かってもらい、
14時、開聞岳山頂(標高924メートル)へ向かう。深い樹林の中をらせん状に登り、7合目から登山道の足場が悪くなるも、
16時、山頂へ。360度の展望。薩摩半島がまさに地図の形どおりに見える。眼下には池田湖。遠く大隈半島方面も見渡せる。
途中で会った男性と記念写真を撮りあう。
下山途中で地元の男性登山者が7・8合目から屋久島が見える、と教えてくれた。春には10日に1日くらいしか見えないとのこと。
18時、公園事務所から登山証明書と清掃用の袋を貰い、荷を引き取ってテント設営。
芝生のテントサイトで設営しつつ、先ほど写真をとりあった男性(64歳、大阪の人)と話。彼は明日は知覧へ、その後20日の予定で九州の山々を北上縦走して門司へ向かうとのこと。こちらはおおむね九州の西海岸を北上して門司へ、そしてさらにその先へ、という話をする。
19時、テント内を整理して仮眠。
20時半頃目を覚まし、自宅へメール。自宅からは待ちきれずに確認のメールが来ていた。バウルー(ホットサンドメーカー)でホットサンドを作って食べ、
22時30分、就寝。今日は長崎鼻で時間を使いすぎたため、その後の行程が押せ押せになってしまったが、一応恙なく旅の第一日目を終了した。
(経費 800円 歩数 50,497歩 距離 33km )
4月11日(金) 晴 (「圭屋ユースホステル」~指宿市 「かいもんふれあい公園キャンプ場」)
7時30分、指宿の圭屋ユースホステル出発。これから稚内までの旅が始まる。ユースの朝食時にドイツ人の若いカップルと一緒になった。カタコトで少し話をしたが、天候の話題になり、日本には「春に三日の晴れなし」という諺があると言うと、ドイツにも同じような言い方があり、「4月は天気が勝手気ままをする」と言うのだと見ぶりを添えて教えてくれた。「アウフビーダーゼーエン」と挨拶をしたが、お互いによい旅でありたいもの。先ずは国道226号線をたどり、指宿枕崎線を越えしばらく行く。
7時40分、道路の両側は南国の雰囲気たっぷりのヤシの木の並木が続く。
成川バイパスを行き、成川トンネルを抜けると開聞岳が遠くに見えてくる。
8時15分、広々とした左手の景色の中で、棚田に水を入れている人がいる。先ずは薩摩半島の最南端の長崎鼻を目指す。
9時、無人駅の大山駅でディーゼル車両を写真に撮る。
9時55分、JR最南端の駅である西大山駅(北緯31度11分)に着き、開聞岳をバックに写真に撮る。
その後は、青い麦畑で働く人、ハウスのビニールを処理している老婦人などと、挨拶をかわしつつ行く。数人のサイクリストの集団が、「こんにちは」「頑張って」などと声をかけて追い抜いていく。長崎鼻への途中の海沿いは花畑になっており、白、黄色、赤、ピンクとカラフルである。岬周辺は、亜熱帯植物が咲く、磯と浜の景勝地である。
10時50分、菜の花が沢山咲いている。
長崎鼻では、土産物屋が開いていたが、バスの乗客、タクシー客、自転車の人たち観光客も余り多いとは思えなかったし、買い物をしている客はほとんど見かけなかった。
11時15分、薩摩半島の最南端である、長崎鼻の灯台やさらにその先端の岩場からの開聞岳を写真に撮る。
開聞岳は薩摩富士とも言われる円錐状の端正な火山である。岩場に砕ける波も砂浜に寄せては返す波もいい。
ここから、宗谷岬まで約3000キロの旅が始まる。
帰りぎわに土産物屋で「屋久島カンタン」というみかんを3個買う。
その後は、東シナ海に沿って、川尻浦山川線という地方道242号をたどり、「かいもんふれあい公園キャンプ場」に向かう。キャンプ場は、管理費700円。荷を事務所で預かってもらい、
14時、開聞岳山頂(標高924メートル)へ向かう。深い樹林の中をらせん状に登り、7合目から登山道の足場が悪くなるも、
16時、山頂へ。360度の展望。薩摩半島がまさに地図の形どおりに見える。眼下には池田湖。遠く大隈半島方面も見渡せる。
途中で会った男性と記念写真を撮りあう。
下山途中で地元の男性登山者が7・8合目から屋久島が見える、と教えてくれた。春には10日に1日くらいしか見えないとのこと。
18時、公園事務所から登山証明書と清掃用の袋を貰い、荷を引き取ってテント設営。
芝生のテントサイトで設営しつつ、先ほど写真をとりあった男性(64歳、大阪の人)と話。彼は明日は知覧へ、その後20日の予定で九州の山々を北上縦走して門司へ向かうとのこと。こちらはおおむね九州の西海岸を北上して門司へ、そしてさらにその先へ、という話をする。
19時、テント内を整理して仮眠。
20時半頃目を覚まし、自宅へメール。自宅からは待ちきれずに確認のメールが来ていた。バウルー(ホットサンドメーカー)でホットサンドを作って食べ、
22時30分、就寝。今日は長崎鼻で時間を使いすぎたため、その後の行程が押せ押せになってしまったが、一応恙なく旅の第一日目を終了した。
(経費 800円 歩数 50,497歩 距離 33km )
天気が良くて気持ちのいいスタートですね。
1月4日に開聞岳へ慰霊登山を行いました。
開聞岳は特攻隊員の方々を見送った山なのです。
日本一の霊峰「富士山」への慰霊登山を計画しております。
「日本は良い国、日本人は良い人達、そんな日本が大好きです(^O^)」で行動しております。
よろしければ、お気に入りに入れて、ご覧下さい。
ねずきちのひとりごと。
http://nezu621.blog7.fc2.com/