加代子のつぶやき

毎日の生活で思うこと

池田香代子さんのお話

2007-08-11 23:56:09 | Weblog

 とうとう真夏の暑さです。

 3時半からサンパルで、池田香代子さんの講演会がありました。
  きょうは「うそ」について話しましょう・・ということで、日本は犯罪が多くなっているか、少年犯罪が凶悪化しているか、という質問をしながら、実は日本は30年前と比べると犯罪は減っているし、世界的にみても少年による殺人は少ない国なのだが、実は私たちに、不安な状態にさせておこうとする意図があるのだという事でした。
 統計的には、国が戦争をすると殺人事件が増えるし、徴兵制度がある国は、犯罪率があがるのだそうです。
  日本は、憲法9条が空気のように日常生活を守っているのだが、それを忘れさせたい人がいる。そういう人が犯罪が増えたと、不安をかきたてて、洗脳しようとしている。

 グリム童話などの研究家でもある池田さんは、民話はフォークロアといって、フォークは人々でロアは知恵だと、その中ではうそについて2つの事を言っていて、ひとつは時にはウソをついても生きぬけということ、2つ目はウソをみぬけ、ということ とおっしゃいました。

 そして、日本は明治に入ってから、民話の中に道徳が刷り込まれていった。それは資本主義の時代になったからだ。人々を洗脳したい人がいるということだ。
 ということで、
        うそは、あまりつくものではなくて、見破るものです。と。

 他にも、教育のこと、日本は教師の数がたりない。世界の貧困をなくすためには女子の教育が大事だとか、いろいろお話をされました。「世界がもし100人の村だったら」の本を出したのは、アフガニスタンで支援活動をしている中村哲さんに資金援助しようと思ったためで、その後もさまざまなところに本の印税がつかわれているとのことでした。(秋田の花岡記念会にも)

    「メタボラ」  ようやく読み終えました。すごい本ですね。感想はまた明日・・。

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿