ニュースを見ていると、年末の日本脱出は、まるでスパイ映画のようなやり方で、その手腕はさすがというしかない気がする。
出入国の要である、パスポートにしても、フランス、レバノン、ブラジルと3つの国籍をもって、パスポートも3つあるみたいだから、そのうちのひとつを持っていれば、クリアできる。
レバノンでは、ワイナリーを持つなど、実業家としてなんの不自由もなく暮らしていける・・・と思っているのだろうなあ。。
こういうニュースを見ていると、法律とか国家とか、人間の叡智でつくりあげてきた歴史的なものは、なんなのだろう・・・と思う。
日産という会社から、私物化した金銭を不当に受け取りながら、裁判も受けないという態度。日本という国における犯罪も、不当拘束という人権をたてに、批判さえしようとする態度。
世界的な富豪になると、法律も国家も関係ないのかもしれない。
すべてが、思いのままなのだろうか・・。
日本とレバノンは犯罪者の引渡しの条約を結んでいないというから、身柄引き渡しには応じないだろう。
なによりもレバノンでも大会社の経営者なのだから、国としても要人にちがいない。
グローバル社会とはこういう社会なのだろう。
カルロス・ゴーンも公私混同の金銭感覚で、なんでもかんでも日産という会社が支払いをしていたように報道されている。
公私を分けない感覚は、安倍晋三も同じで、「人のお金は自分のもの」・・・。会社のお金は、税金は自分のもの。
この人たちに共通するもの、それは、「強欲」ということではないか。人間の欲望にはきりがないんだなあ。
いやあ、強欲だけではない、・・・なんかだなあ・・。
お正月から、哲学している~~~
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