昨日、今日と秋田駅前に行った。きのうは、JAの人たちが東日本大震災での農家の人にたいする義捐金の呼びかけをしながら10人ぐらい、もっといたかもしれないが、「お願いします。」と声をかけるのだが、皆さんが足早にとおりすぎていた。わたしも、今はもう募金をしたいと思わなくなっているので、こまった。
なにも言わないのも・・と思い、「もう前に募金をしたし、ごめんなさい。」と、一言言ってしまった。 「なんか、言ってもらっただけでもいいです」 とその人は言ってくれたけれど、募金は集まったかしら?
きょうは、アルヴェに行こうとしたら、ポポロードで、震災で被災した障害者のための募金だそうで、車イスの人がひとりいた。これも人数が多く、みんなで声をはりあげている。だれかがリードすると、その後みんなで複唱するパターンに引いてしまった。みんな反対側を歩いていた。
そして帰り道、アゴラ広場というか、西部の近くで、自民党の青年部という国会議員と県会議員数人が、「福島の野菜、一袋500円」で買ってください。と、やっていた。
秋田のためにもとか言っていたが、私は怒りがこみあげてきた。買わないのは福島県民を助けないことになるのか・・今、ここを歩いている人は、この課題と向き合うことになる。
福島はこまっている。自民党が推進した原発事故で、野菜が売れない。でも、私は買いたくない。子どもに食べさせたいとは思わないもの。何か一言言いたい気持ちになったが、怒りをぶちまけそうで、やめた。
野菜は土地の栄養で育って人間への栄養供給の源だが、ひとたび土地が放射能汚染されると、おそろしい。福島の野菜が安全なら、自民党の議員たちでたべてください。
夫が英字新聞の投稿欄で、アメリカの日系二世の人が友人たちと義捐金を日本に送ったがまだ被災者に渡っていないことで、友人に対して申し訳ないと言っているのを読んだそうだ。
なんで、お金が被災者に渡らないんだ。おかしい。ほんとおかしい。
やっとこさ生活している身には、前に数回募金したよ・・と張り紙でもして歩きたいぐらいの2日間でした。