TVで中継を見たわけではなく、メディアで流される映像を垣間見る程度だが、祭壇がショボイね。
岸田さんの弔辞は、安倍さんを讃えれば讃えるほど、聞いていて、間逆のことを想像してしまいました。米国との関係を格段に強化し・・・ということろは、アメリカの言いなりだったということだし、
平和安全法制。。なんて、戦争法だったじゃないですか!てなもので、まったく、何を言っているんだと思った。
極めつけは、「若い人を、とりわけ女性を励ましました。」というところで、安倍さんの首相在任中にジェンダーギャップ指数を20位も落としたのに、よく言うよ、と思った。
女性を励ますどころか、非正規雇用を増やし、賃金格差は拡大し、子どもの貧困は7人に1人とまで言われ、子どもが貧困だということは女性が貧困だということであり、それが常態化したのが安倍政権だ。
菅さんの弔辞の中に「咲き誇れ」が出てきた。秋田県がこれから売り出そうとしているコメが「サキホコレ」なのだが、安倍さん、ほんとうにサキホコレなんて言っていたかしら?「日本よ、日本人よ、世界の真ん中で咲きほこれ」これが安倍さんの口癖だったって。
しかし、今や、世界の中で咲き誇るどころか、あのセレモニーを国葬儀と言われても、とても30数年前にGDP世界2位を誇ったバブル期の豊かな日本など跡形もない国の象徴に思えてしまった。
ショボイとしか言いようがなかった。演出はどこなのか。総額いくらかかったのか?
そもそも国葬に値する人とも思えない人を祭り上げて、なにがやりたかったのだろう・・と思った。