加代子のつぶやき

毎日の生活で思うこと

ノストラダムスの大予言から考える・・

2022-03-26 12:49:29 | Weblog

朝ドラの「カムカムエヴリバディ」で、最近良く出てくることばが「恐怖の大魔王」だ。

ノストラダムスの大予言で出てくる恐怖の大魔王を私が知ったのは何歳の頃だったろう。五島勉が書いた本が出たのが、1973年というから、約50年前だ。22歳から3歳か、そのあたりに読んでいると思う。

1999年でこの世界が終るというのだから、もう自分の未来はどうなるかわからないという不安と、いずれ死ぬのだから、思い通りに生きたいとの思いが錯綜した。

もちろん、1999年7月は、自分の人生では何事もなくなく過ぎて、21世紀になった。

その前に、ハルマゲドンということばも知っていたので、この世の終わりはあるのだろうか・・と思っていた。

そして今、ロシアがウクライナに侵攻した映像をみていると、この世の終わりか・・とも思える。
核兵器の使用をほのめかすなど、プーチンは恐怖の大魔王に見えてくる。ある日突然、住んでいる場所に爆弾が落ちて、いのちを奪われる、住まいを失う。生活を奪われる。・・これほどの理不尽があるだろうか。戦争とは人間が始める。魔王ではない。

社会にあふれている情報について考えている。

ノストラダムスの大予言が出た頃、それを信じるかといわれれば、まったく無視もできないような不安があった。私達は常に情報にさらされていて、その中からほんとうの事はなにかを考えなければならない。今、ロシアでは言論統制があって、国営放送はロシアの侵攻を正当化しているようだから国民はそれを信じているのだろう。自由がないことはほんとうに恐いことだ。

自由とは選べる自由があること。選択肢があること。強制されないこと。尊重されること。

それらすべてがないのが暴力。