石原慎太郎さんが亡くなった。89歳というから十分大往生だろう。
TVでは、太陽族だの慎太郎カットだのともちあげて、政治家としての業績などを話しているが、差別主義者だったことには、ふれもしない。
女性差別、外国人差別、障害者差別、平気で人を傷つけた。
抗議の声をあげても、歯牙にもかけない傲慢さでとりあわなかった。それがゆるされた時代だった。
だれがそれを許したのだろう。石原慎太郎だからしょうがないと見逃されていた。国民が許したのだと思う。
でも、そういう時代は終った。そういう時代は石原慎太郎さんの死とともに、葬り去りたい。
今、ジェンダー平等が自民党の議員の質問でも取り上げられるようになった。差別を許さない社会にしようと、人々が声を上げている。
この声を大きくしたい。