昨夜遅く、NHKの時事公論をたまたま見ていたら、ミサイル迎撃の話で、イージス・アショアのことについて触れていた。
候補地にあがっているのは、山口県と秋田県の新屋演習場であると、説明していた。その情報は、既成の事実のごとく放送されていることに、驚いた。
グーグルマップを見せながら、住宅地のすぐ側であることなど、地域市民から不安の声があがっている・・などと話しながら、自治体の長の理解が必要との話はでていたが、秋田県で、国のやることに反対する首長はいない。候補地が決まったら、説明を求めていくと語るトップは、もはや容認状態である。
秋田にイージス・アショアが来たら、不動産価値は今より下がるだろう。市民の資産価値をさげることに、考えは及ぶだろうか・・。
県出身者の定年後の帰住や移住を勧めていても、もう、帰りたくなくなるだろう。
人口減少対策を・・といいながら、街のすぐそばに、ミサイル基地をつくってもいいと考えることは、人を秋田県に呼びこむことには繋がらないと思うのだが。
県民国民を守るといいながら、どんどん反対のことをする。
さらに、今、イージスにあるレーダーは、迎撃の正確率が低いので、もっといいレーダーをアメリカから購入して、それを付けたいと思っているんだって。spy6レーダーとか言っていたなあ。
そんなことを今、NHKで言っていいんかい?と思ってしまうような、NHKの解説者でした。
高校での銃の乱射事件について、高校教師に銃を持たせて訓練し、その先生にボーナスを出すという発言をするアメリカ大統領トランプと、まったくおんなじ考え方なんだよな。
攻撃されたら、迎撃してやっつける・・。その先にある人の命は、彼らにとっては見えないものなんだ・・・・。見ようともしない。
ため息がでる・・。