NHKの朝ドラが、まるで男女共同参画社会推進ドラマである。
女性の教育が大事だと、大学をつくろうと奔走している主人公の白岡あささんのせりふの一言一言が、100年後の今も、日本にとっての重要な課題となっているとこを気づかせてくれる。
男女の教育に区別をつけてはならないと、この明治の時代に考えていた人がいたことが、うれしい。
賢母良妻ということばがあったが、結局日本の女性は良妻賢母教育のまま、今の時代に至っている。ある研究者によれば、この良妻賢母こそが、少子化をまねいた大きな要因なのだという。
夫婦は対等という考えは少しは進んで、良妻にならなければという意識はだいぶうすれてきたと感じるが、子どもをもつ母親は、いい母親であることにしばられている場合が多い。
あささんも、娘の千代さんと、今後どうなっていくのか興味深いところである。
そんなことを考えながら、朝ドラを毎日みている。センターの来館者とも、朝ドラみています?で会話すると、話がはずんでいる。
あささんは、日本女子大の創設者なのだから、ぽんじょ。 びっくりぽん なのかしら・・・