平成23年2月20日(日)ふと思いついて、いままでの最長距離がハーフマラソン1回だけのヘタレランナーが無謀にも28kmのロングランに挑戦してきた。
村山温泉かたくりの湯を起点に多摩湖を左回りに周回してかたくりの湯に戻り、そのまま折り返して狭山湖を左回りに周回してかたくりの湯に戻ってきた。
多摩湖周回15kmは過去に何度もやっており特に問題は無かったが、狭山湖周回に入って半周した辺り(およそ22kmほど)でさすがに足が前に出なくなった。ゆっくりなら30km位走れるかと思っていたがとんでもない!ハーフ以上の未知の距離に入った辺りで足にズッシリ疲労感。ペースはがた落ち(もっともそれまでもスローペースだったが…)。残り5kmほどはゆっくり走っては歩き、またゆっくり走っては立ち止まりの繰り返し。ヘロヘロヨタヨタでなんとかかたくりの湯に戻ってきた。
ん~、フルマラソンの道は遠いぜ!(あれ?フルマラソンなんて走る気全然無かったんじゃ…)
多摩湖&狭山湖は全線緩いアップダウンでほとんど平坦なところが無い点を考慮しても、まだまだロングランをするだけの脚力も体力も無いことを実感。そういえば唯一ハーフの距離を走った小江戸川越マラソンのときも最後は足が止まったもんな~
で、今回の足元セッティング。
今回はちょっと試してみたいことがあって、先丸地下足袋「親方寅さん」にインソール「ソルボ」を入れてみた。もちろん邪道を承知で(笑)
いままで何回か地下足袋で試走を行い、おおよその傾向は掴めた。トレイルとロードを問わず登り坂とアップダウンの多いトレイルは地下足袋が有利。登り坂を除くロードランはランニングシューズが有利だ。
ちょっと古いかもしれないがF1のサーキットに例えると、長距離ロードはシルバーストーンやホッケンハイムのような高速サーキット、アップダウンの多いトレイルはモナコのような低速サーキット。当然車のセッティングは異なる。高速サーキットではトップスピード優先のセッティング。低速サーキットではコーナリング優先のセッティングにする。
では鈴鹿のような高速・低速のミックスしたサーキットではどうするか。ドライバーの腕や車の特性によってどちらかを優先したセッティングにするだろう。トップスピードを多少犠牲にしてもコーナーを速く走れるようにするか、あるいはコーナリングを多少犠牲にしてもストレートスピードを稼ぐか。
ランニングの足回りでも同じことが言えるわけで、高速コースではランニングシューズが有利だし、アップダウンの多いトレイルオンリーのコースでは地下足袋が有利だろう。
ではロードとトレイルの混合コースはどうするか。
ここが鈴鹿と同じでセッティングの見せ所(笑)
秋に伊豆ヶ岳でトレイルランのレースがあって昨年は私も参加した。このコースはトレイルランと銘打っているものの、正丸駅から正丸峠までと、子の権現から正丸駅までが舗装路で結構長い。トレイルとロードがおよそ半々。そこで登りが大の苦手の私としては、姑息にもなんとか足元のセッティングで少しでもラクにタイムを縮められないかと考えた(笑)
地下足袋だと登りが断然ラクだし、悪路にも強い。正丸駅のスタートから伊豆ヶ岳を経て子の権現までは地下足袋が有利か。ただしここからゴールの正丸駅までのロードがまず標高差400mを一気に下り、その後ダラダラ下りとダラダラ登りが結構長い。ここを地下足袋だと相当のタイムロスになると思う。そこで地下足袋とランニングシューズの両方の特性をバランスよくとる方法を考えた。
それが地下足袋にインソールを入れること。
たまたま1~2回使用してそれっきりのインソール「ソルボ」があった。コレを地下足袋に入れて本日試してみた。地下足袋のメリットを生かしながら長距離ランにも耐えられるのかを。
結果は大成功だったと言える。登りは微妙に軽快さが失われた気もするが、20kmほどは舗装路でも問題なく走れた。最後は脚力不足で失速したが、このセッティングはトレイルとロードの混合コースで結構使えるかも!
で、本当はロードのハーフマラソンでも使ってみたいんですよ! 秋の小江戸川越ハーフでちょっとしたたくらみがあるのですが、その際にランニングシューズがちょっと合わないんですよね…(笑)
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こんにちは、松パパです。
狭山湖、多摩湖周回完走すごいですね。
ここのアップダウンの周回路を普通に走れるようになれば、フルマラソンも問題なく完走できるでしょうね(笑)。
私も地下足袋に一時インソールを入れて走りましたが、私の場合地面とのダイレクト感が少なくなったので止めましたが、足への衝撃は確かに減りますね。
私は2/19(土)に狭山湖周回を走ってましたー。
今回はじめて狭山湖周回ランをしました。かたくりの湯から左回りに進みましたが、舗装路あり、砂利道あり、完全山道ありと変化に富んでいておまけにアップダウンも多摩湖より厳しくいいコースでした。後半はヨレヨレでしたが(笑)
今回は本文にもあるとおり、伊豆ヶ岳トレランレースや小江戸川越マラソンのロード攻略のためのインソール試走でした。結果、地下足袋とランニングシューズの両者のいいトコ取りが出来たようで、秋の大会が今から楽しみです。姑息にも道具に頼って結果を出そうと企んでいます(笑)
純粋にトレランを楽しもうとすれば、もちろんインソールは無しですよ!
こんにちは、松パパです。
実は私もソルボを持っているので、地下足袋に入れて舗装路を7Km走ってみました。
ソルボを入れて感じたのは、足への衝撃がかなり減ったので、スピードが出しやすくなった事ですね(100円Shopのものとは比較にならない)。
ただ、やはり運動靴よりは衝撃が激しいようで、今まで痛くなる事のなかったふくらはぎが痛いです(笑)。
ふくらはぎは地下足袋の場合どうしても痛くなりますね。衝撃を吸収して痛くなるのか、それとも足首の前後の稼動域が広がって痛くなるのか…
このときも終盤すでにふくらはぎが筋肉痛で、翌日あたりどんだけ痛くなるかと不安でしたがそれっきりでした(笑)
今のところ地下足袋でそれなりにいろいろと試走してきましたが、筋肉痛以外で足を痛めたことはないですね。以前インソール無しで多摩湖周回オール舗装路を走ったときも軽い筋肉痛のみで、足裏とか膝とかは全くダメージ無しでした。
そういえば以前、革靴に入れたインソールが合わず、1日都内を歩き廻って激しく足を痛めたことがありました(笑)
では!
そうそう、今年は伊豆ヶ岳トレイルランレースに参加しませんか?
地下足袋を履いて走ると、フラット走法になるので、足の前部から着地するようになるので、ふくらはぎに力がかかって痛くなるみたいですね。
伊豆ヶ岳のトレランは考えておきますね。
4月の青梅トレランもありますし(笑)。
走る分には膝通は以前より痛くなくなったと思ったら、今度は自転車に乗る時に膝が痛くなるようになりました。
膝には苦労してます(笑)。