かわティブログ 「発達と教育」と「生徒指導概論」

  平成24年度後期のシラバスは10月3日にあります。

質問と回答(生徒指導A 081204) 思いやりはお金に換算できる!? 前半+討論、遅れた分

2008年12月04日 | Weblog

1. 先生は、二兆円の給付金は必要だと思いますか。
  答:あれは選挙対策でしょうね。貰った人々は自分たちの税金なのに自民党から貰った気になって投票すると思いますよ。与党の人にとっては、必要なことなのでしょうね。しかし、本当はもっと使い道があると思いますよ。


2. 春休みに国内を一人旅する場合、日本海と太平洋、西日本と東日本のどちらがお勧めですか?
  答:春なら、暖かい地方に、春を探しに行きたいな。太平洋側なら、どっちでもいいと思います。でも、房総のお花畑や、四国、紀伊半島など、どこもいいなあ。もっとマイナーな知多半島とか伊豆半島もおもしろそうですね。


3. 先生は寒いとき、暖房器具を使わないで温かくなるような工夫を何かしていますか?
  答:暖房器具に近いけれど、毎日、布団乾燥機をして、はやく布団に入って本を読みます。ぬくぬくと暖かいですよ。


4. うちのバイト先が接し方で書いたようのに似た感じでコミュニケーションがうまくいかずに微妙な感じです。どうしましょう。笑
  答:そうですか、どうしましょうと言われても、その状況がわからないので、よくわかりません(笑い)。

5. なぜ前期の時の本と変わってこの本を選んだのですか?
  答:まあ、特別な理由はありません。この本もいいなあ、と言うリストをつくってあって、対象文献にしたい本のストックが何冊もあるので、半年に2冊くらいは変えることにしているのです。

6. 長野に住むのに車が無いと不便だと感じる事があるのですが、先生だったらこの状況で子どもに車を持たせることに賛成しますか?
  答:賛成します。しかし、21歳以下の人が事故を起こす確率は、とても高いので、両親はちょっと心配かもしれません。


7. BSE問題が起きたときに食の安全性についてどのように感じましたか?
8. 先生は、BSE問題の時、牛肉は食べましたか。(生産国は?)
  答:BSE問題についての正しい理解が難しですね。私は、1989年にイギリスに行っています。たぶん、牛肉も食べたと思います。しかし、確率はかなり低いことは知っています。また、1980年から1996年の16年の間に、1日でも英国に滞在したことがある人は、献血できないと言われていますが、どうなのでしょうか。


9. 最近、夜10時とか11時くらいになるととても眠くなって、布団に入らずにそのまま寝てしまいます。夜中にまた起きることもありますが、そのまま明け方まで、ということもありました。自分では気づいていない心配事でもあるのでしょうか?また、先生はそういうことはありませんか?
  答:私も、食事をして酒を飲んで8時頃から寝てしまう時があります。そんな時は、4時頃起きて仕事をします。このメールを書くこともあります。それから、6時頃からまた寝ます。まあ、大学の教員だからこんなことが出来るのだろうけどね。自分で気がついていない心配事なんて、心配事とは言えない気がしますが・・・・


10. バイオエタノールの賛成ですか。反対ですか?
  答:ガソリンのことを考えると賛成だったのですが、食料との引き替えとなると問題ですね。今は、反対かな。


11. 先生は「環境経済学」という新しい経済学についていつ頃からご存知でしたか?
  答:この本で、始めて知りました。

12. 先生は経済学についてどのようなイメージをお持ちですか?
  答:大学時代に学んだ知識くらいしかありません。マルクス経済学と、近代経済学くらいなもんです。

13. インターネットで得た情報はどれくらいのレベルなら信じていますか。(例)ソースがはっきりしている。
  答:あまり、信用できないことが多いのですが、参考にはなると思います。心理学に関しても間違っていることもあります。ウキペディアも怪しいものがあります。

14. 今回のわたしのレポートは本の内容から逸脱していますか?
  答:いや、いいですよ。


メディア討論後
1. 同時多発テロのような映像が影響を与えたと本にありますが、本当に悪影響があったと思いますか?
  答:確かに、考えもしなかったことに気がついてしまうことがあります。また、身内が被害にあったら、あの映像が何度も流れたら、きついだろうなあ。


2. 長所・短所を含めてメディアを利用すれば良いと思うけど、短点として「情報弱者」になるのってやっぱり怖いよな…とか思うんですが、情報弱者になることについてどう思いますか?
  答:あまり、気になりません。株の取引のような架空のお金のやりとりと実体経済(実際にものを作り売ること)の間の関係に似ています。情報が無くても、衣食住と自分のやるべき仕事がしっかりとしていれば、情報があまり無くてもかまわないと思います。


手書きですみません。
3. 教育学部キャンパスではジャージの学生をよく見かけます。たぶん多くが体育科の人だと思いますが。ジャージで学校に来ることをどう思いますか?
  答:反対です。でも、、ジャージがファッションだと思っている人もいるかもしれないので何とも言えません。ジャージは、運動着あるいは部屋着だと思っています。それぞれの場所に相応し服装というのがあります。いわゆる、TPOと言うものですね。わたしは、授業や会議はネクタイをすると決めています。しかし、家では、綿パンにトレーナーでいることが多いです。


4. 感想文って考え込んでしまうと、いつまで経っても書けないので、勢いに任せて書いているところがあるんですが、そうすると過去の感想文を読むと、「うわ、自分ってこんなこと書いていたのか!」と、恥辱というか嫌悪感にさいなまれて、何もかもしたくなくなるのですが、何か良い方法は無いでしょうか。
  答:そんな過去のこと、誰も憶えていないし、誰も気にしないですよ。というより、気にしてくれないですよ。レポートは書きたいように、好きに書けばいいんじゃないかと思います。また、過去の文章が未熟だと感じたことは、それだけ成長していると言うことですよ。自信を持ちましょう。


5. そろそろ独り身にとっては恐怖のクリスマスが始まるわけですが、先生は何をされますか?
  答:前も書いたけど、24日から26日までは、他の大学で集中講義です。


6. この本を読んでいると、字面だけで感情が渉み出てくる方言って凄いなと思うのですが、先生がオススメしたい方言ってありますか?(方言ブームはもう去ったけど…)
  答:特別にはありません。私は、江戸弁で、シとヒが混同して使っています。ヒかたがない。


質問と回答(生徒指導B 081203)メディアに心を蝕まれる子どもたち 後半+遅れたレポート

2008年12月04日 | Weblog
1. メディアを批判的立場、肯定的立場どちらでとらえておられますか?
  答:うーん、メディアそのものに対しては、どちらでもないような気がする。ただ、現在のテレビなどの視聴率を上げ、儲けだけを狙う状況に対しては、否定的です。


2. 先生は元次官殺傷事件について、どう感じていますか?
  答:今ひとつ、納得できない理由ですね。しかし、病的なものであれば宗なのかもしれませんが・・・


3. 先生は、ブログを書いていらっしゃいますが、ネットを利用するにあたって何か気をつけていることはありますか?また、ネットの楽しみ方や、魅力的な面を教えてください。
  答:このブログは、ブログとは言えないと思います。他にもブログがあるのですが、どうも、結局、自分のことをひけらかして自慢しているように思うので、あまり書きません。

4. 現代の子供たちのネットの使い方について先生はどのような問題があると思いますか?
  答:子どもと言っても、小学校高学年以上だろうけど、この頃の子ども達は、自分がどんな人間かを探っている段階です。まだ、どんな人間になるかもわかっていないので、あまり、ブログを書いても中身のないものになりがちです。もちろん、自分を知ってもらいたい気持ちはわかります。しかし、知ってもらうものがあまり無いので、どうしても相対的に、他の人間を低く見ることで、自分がそれよりも相対的に高い(優秀)と考えて満足する傾向があります。ですから、子どものブログは、自己満足のために他者を非難するなどが多く、あまり意味がないかもしれません。


5. 先生の思う「頭のいい人」とはどんな人ですか?
  答:突発的な出来事に冷静に適切に対応できる人。そのためには、広い知識と広い視野が必要だと思います。


6. もしも自分のブログに匿名で誹謗中傷が書かれた場合は、どのように対処していますか?無視をするのですか?それとも正面から反論しますか?教えてください。
  答:私は、ブログでの質問やコメントは、表面に出ないようにして、一度吟味してから、公開します。ですから、誹謗中傷は、そのまま無視をして削除します。表には出しません。

7. 犯罪とメディアの関連性を考える際、子供にテレビを見せるか見せないかを決定する権限が家庭(親)にあることを考えるとの要因から、犯罪とメディアというよりも犯罪と家庭環境の関連性が非常に大きいという方が正しいのではないでしょうか。軽度発達障害の子どもが犯罪歴の割合が高いことも、家族から子供へのコミュニケーションの欠如が感情移入の欠如を生むだけでなく、家庭が子供に軽度発達障害があることに気づかず虐待につながることが影響しているからなのではないでしょうか。この考えは正しいと思いますか?
  答:始めの、犯罪とメディアというよりも犯罪と家庭環境の関連性が非常に大きいという部分は正しいと思います。しかし、実際には軽度発達障害であることに気づかずに虐待につながる確率は、それほど高くないと思います。


8. 先生は自分の子供が小学生や中学生のうちから積極的にインターネットを利用していくことをどう思いますか?
  答:私の子どもについては、平気だと思います。しかし、時々、どのようなところを見ているかを子どもに尋ね、さらにチェックするでしょう。


9. メールやブログなどで、相手の意図する文脈が読み取れなくて困ったことはありますか?
  答:そうですね、ありますよ。どういう意味なんだろうとね。


10. インターネットの匿名性について先生はどのようにお考えですか?
  答:ある場面では、便利だし、いいと思います。しかし、本来なら、名乗るべきところでも匿名であることは、問題だと思います。


11. 先生は「2ちゃんねる」についてどのような考えをお持ちでしょうか?
  答:私も、ときどき、2チャンネルを利用します。もちろん、ロムですが。なるほど、こんな風に攻撃して行くのだななどと見ています。勉強になります。しかし、ネットなんて、つながなければ、それまでですよ。気分が悪かったら切ればいいのです。これは、いじめと同じで、危ない時には逃げるに限ります。


12. 先生は、ネット教育をいつごろからすべきだと思いますか?
  答:まあ、小学校の高学年でしょうね。それも、親が一緒に楽しむことをしたり、ネットの内容を親子で話し合うなどの共有が大切だと思います。


13. インターネットが日本に導入されるとき、国は管轄していたのですか?
  答:インターネットは、管理できません。始めは、大学の院生同士が勝手に、ポルノの画像を送るために、自然発生的に、このような高速の通信が発達してきたのです。それを他の人々(会社や政府)が利用するようになったのが現在の姿です。現在でも、インターネット上でやりとりされるデータの半分がポルノ関係のものだとも言われています。

14. 子供用にインターネットのフィルタリングソフトがありますが、これはどの程度有効なのでしょうか?
  答:ある程度有効ですね。特定のファイル名のあるページを見ることが出来ないというのが基本です。

15. ブログを持っている子供がいたとして、その子供のブログが何らかの事情で「炎上」してしまい、子供がショックを受けていたとして、教師はどのような言葉をかけてあげるべきなのでしょうか…?
  答:それは、その子どもによりますね。それしか言いようがありません。しかし、それをきっかけに、ネット以外のおもしろいものに興味を持たせることがあってもいいかもしれません。経済と同じで、実体経済のように、スポーツやものを実際につくるなどの部分がないとネットだけでは、何も成り立ちません。

16. 実際に超能力を訴える宗教の人に勧誘を執拗に迫られることがあるのですが、どうやって追い払うのが良いのでしょうか?この本の紹介でもして、それを読んでから出直してきてもらうのがいいのでしょうか。
  答:一番は、できるだけ、その人に会わないようにすることです。次には、出来るだけ、来ても無視をすることです。


17. 先生は江原啓之さんの能力や占いについてどう思いますか?
先生は江原啓之、細木数子などは好きですか?
  答:その人達をよく知らないのでわかりませんが、ばかばかしいとしか言いようがないし、テレビ局が、そのような人を視聴率だけで出演させるのは間違っています。

18. ネットを利用するにあたって個人情報はどれくらい守られているのですか?そのサイトに行くだけで、自分の情報が残ってしまうという危険なサイトも存在するのですか?
  答:個人情報稼働かわかりませんが、IPアドレスは残ります。それをプロバイダーを通して調べれば、ほとんど、誰がアクセスしたかはわかってしまいます。現実には、そんなに簡単には、調べることは出来ません。ウィルスやスパイウェアーに取り込まれない限り平気です。また、本当に重要な内容(パスワードなど)は、メールに書くなどはしない方がいいと思います。


19. 先生が一番はじめにブログを書き始めたのはいつ頃で、どんな内容のものでしたか?
  答:私は、ブログというものが無い時代に、自分のホームページを持っていろいろ書いていました。しかし、結局、自己満足で、自分の知識を、よりレベルの引く人を対象にひけらかすことでしかないと思った時にやめました。今ある、個人的なブログは、遠くへ住んでいる子ども達への近況報告のつもりで始めました。

20. 現実的には難しいですが、自分は子供に対してはメディアに対する情報をかなり制限する必要があると思っています。ネットを使うことに関して年齢制限をかけられるとしたら先生はそのことに賛成ですか?反対ですか?制限をかけるとしたら何歳ぐらいが良いと思いますか?
  答:年齢は、その子どもに状況や使い方によると思います。しかし、基本は親が一緒に関わって使うことが必要です。

21. 先生は子供のホームページ作りをどのように思いますか。
  答:いいと思いますが、親が一緒に関わって欲しいと思います。

22. 先生はネット恋愛についてどう思いますか?また、奥さんとメールのやり取りをすることはありますか?
  答:ネット恋愛は、寂しい人にとっては、うれしいことだと思います。ワイフとは、よくメールをしますし、夜には電話がかかってきます。また、遠くにいる子ども達ともメールをします。

23. 先生は子どもがどれくらいの年齢のときに携帯電話やパソコンを使わせ始めましたか?
  答:私の自作のパソコンを中学生の時に与えました。当時は、ゲームをしたり、音楽を聴いたりしていました。

24. なぜ最近スピリチュアルが流行するのだと思いますか?
  答:マスコミが取り上げ、視聴率を上げようとするからだと思います。また、その背景には、人間は、理解できないことがあると、一応、何でもいいから納得したいという欲求があるのです。

25. 私は、中間世界の形成やインターネットの活用が鬱につながることがあるという前提で感想を書かせていただきましたが、そのよう状況に陥ってしまった彼女にたいしてどのような対応をしたらいいと思いますか?教師であったらどうしたら良いとお考えになりますか?
  答:実態の友人関係が希薄な人は、インターネット中毒になります。それが進むと、精神的に問題が生ずる場合があります。何とかして、インターネット以外の興味を持つことが必要です。

26. 実際に子どもがインターネット犯罪に関わってしまうことはあるのだろうか。
  答:あります。表面に出ない、いろいろな非行や少年犯罪は、常に起きています。


遅れたレポート
1. 海外でも同じような事件は起きているのであろうか。
  答:どの国でも同じです。もちろん、ネットの復旧率によるとは思いますが・・

2. 先生方の対談の中で、ADHDに対する治療薬の話しがあったのですが、その薬には若干の副作用があるということでした。それが具体的にはどのような症状なのか知りたいです。
  答:これと決まった副作用な内容ですが、子どもによっては、いろいろな症状が出るとは聞いています。具体的には、吐き気や食欲不振、、頭痛、腹痛、発熱などです。


3. 先生の好きなテレビ番組は何ですか。教えてください。
  答:私は好きというか、一週間に一度だけ、「世界不思議発見」を見ます。

4. 生徒指導概論の授業スタイルが今のものになったのはいつからですか?
  答:20年くらい前です。始めは、討論をさせて、授業をさぼっていると言われました。


5. この本を読んで、テレビに馴染んでしまった赤ちゃんはテレビをつけると泣きやみ消すと泣き出すといったふうに書かれていますが、改善点というものは存在するのでしょうか。また、自閉症とテレビの普及になんらかの関係があるとありますが先生はどのようなお考えをお持ちでいますか。
テレビ視聴と自閉症との関係について先生はどのように思いますか?
  答:それは、あるでしょうね。改善点は、同じ時間を親が大人が相手して遊んであげることです。自閉症との関係は、無いと思います。


6. 発達障害児をいじめから守るにはどうしたらよいのでしょうか。
  答:子どもに環境と状況によります。理解のあるクラスや担任であれば、多少程度を下げて話すのもいいでしょう。また、いじめを強制的に無くすのもいいかもしれません。しかし、いじめは、程度によりますが無くなりませんし、お互いに理解するプロセスでいじめに似たようなことが起こる可能性もあります。

7. クラスから引き離して特殊学級に移るのはその子にとって幸福ですか?
  答:子どもによります。それは、親がどのように考えるかで、子どもの心理的な状況に影響するからです。しかし、ある程度重度の場合、一般就労を目指すのであれば、養護学校の方がいいでしょう。また、LDのように、個別のプログラムを作ることが可能であれば、特殊学級の方がいいと思います。