1. 討論のグループは毎回変わりますか。
2. グループのメンバーは固定ですか?できるだけ多くの人の意見を聞きたいし、どういった話し合いの方法があるのかを学びたいので、2回ずつくらいでグループ替えをしたいです。
答:今学期は最後までメンバーは変わりません。以前は3回で変えたりもしたのですが、何度か終わってからの皆さんの意見を聞くと、最後まで続けた方が良いという意見が多かったので、そのようにしています。
3. どうして授業内で討論会をしようと思ったんですか。
答:この授業の最初に話した「本を読む、人と話す、旅をする」を実践しようと思ったからです。
4. 先生がこの本を選んだのはなぜですか?
答:なかなか、自分のでた学校以外のことを知る機会がないと思うので、いろいろな、学校があることを知ってほしかったからです。次の本も同じ理由です。
・現在の教育は「教えること」が疎かになっていると、あなたは思いますか?
答:「教えること」の定義にもよりますが、そんなことはないと思います。
5. 先生は、学力の定義を何だと考えますか?
答:2つあって、一つは、大学受験などで示される知識や考える力、もう一つは、社会に出てから役に立つような経験や知識だと思います。
6. テスト以外で自分の授業の成果を評価する方法は何だと思いますか?
答:無いと思います。しかし、そのテストがどのようなものであるかにもよります。
7. 教師が普段の授業でどの程度、予習・授業計画をしているのか新米・ベテランを含めて知りたい。
答:それは個人差が大きいので難しいでしょう。私の知っている卒業生の中でも、毎日授業の準備をして、いろいろ考えて授業をしている先輩もいるし、何もせずに、教師用指導書授業を見て適当にやっている先輩もいます。
8. 生徒が授業を受けている際、果たして「新鮮だなぁ~」と感じることがあるのか?
答:私の授業は、新鮮ではないですか?、教師がいろいろの授業を工夫して教師自身が新鮮だと感じていると生徒も感じるのではないでしょうか。
9. 先生は徹夜をしてしまうときがありますか。
答:最近はありません。大学院くらいまでは、勉強していて朝になることはよくありました。もちろん、遊びでも麻雀で徹夜をしたこともありました。
10. 教採が終わったら、国内か海外に旅行に出かけようと思っているところです。どちらの方がお勧めですか?
答:そうですね。予算と期間、どんな時期になるかによります。教採が終わるというと、9月になりますね。寒いところが好きなのか、暑いところが好きなのか、海と山とどちらがいいかなども考えられますね。
11. 以前におススメの国をお聞きしました。建築物などを見るよりは、その国の自然遺産に触れてみたいです。景色などでもいいです。これは見ておくべきだ、感動する!といったものあったらぜひ教えてください。(国内でも良いです。)
答:やはり、世界遺産に登録されているものはすばらしいと思います。日本に住んでいるなら、姫路城と安芸の宮島は絶対オススメです。私は行ったことがないのですが、自然遺産なら屋久島のいいのかもしれません。それから、いろいろなお祭りもいいですよね。私は、ニューオリンズのマルディグラはおもしろかったです。
12. 授業と直接関係のないことですが、旅に行くなら海外か国内かどちらがよいと思いまナか。どちらにも良い点があると思うので、甲乙つける問題ではないかもしれません。その場合はそれぞれの良さについて、川島先生の意見をきかせてください,,よろしくお願いします。
答:確かに甲乙はつけられませんが、海外はどうしても時間とお金がかかります。国内ならそれが少なくてすみます。しかし、その一方で、これまで経験したことのないものに出会う割合は海外の方が多いですよね。それと、海外といっても、アジアとヨーロッパでは経験することが違う気がします。また、たとえば、ヨーロッパでも、フランスやドイツに行くのか、東欧にゆくのかもなど国によっても経験する方向が違うと思います。でも、はじめは英語の通じるところの方が楽だと思います。私は昨年アイルランドとニュージーランドに行ったのですが、英語なので楽だった気がします。その前の何年間かは毎年英語以外の国でした。
13. このような問題は突き詰めると、結構皆(広い範囲で言えば)同じような結論に行きついていくような気がします。これは「正しい結論」ということなのでしょうか。本当に「正しい」とはっきり言える結論なんてあるのでしょうか。
答:確かに、絶対に正しいというのは、物理や数学でないと(それも怪しいけど)、無いのだと思います。特に、価値観が含まれる問題は、絶対というのはほとんど無いでしょうね。
14. 最後に質問ですが、討論のテーマにある"1!.この教育学部(大学)の先生は、何を教えてくれていると思いますか"について、私自身の考えは、勉強ではなく「自分自身で考えること」だと思いますが、川島先生が私たち学生に…番教えたいことは何ですか?
答:確かに大学生の課題としては、自分で考えることが一番だと思います。また、同じようなものですが、「社会に出てからの判断力」をつけることだと思います。しかし、何かを考えるためには、知識がなくてはなりません。自分で勝手に考えて深い考えに及ぶことはほどんどありません。先人の知識を基にして、より進んでゆくことが学問なのだと思います。ですから、子どもにも、自分で考えることが大切だというのではなく、きちんとした知識を与えた上で考えさせることが必要なのです。そう考えると、「自ら考える力を育てる」、前に、しっかりした「基礎知識」を与えることが先なのです。附属学校も少し考えたらどうでしょうかね。
15. 臨床心理学を学ぶのと学ばないのとでは、学級経営に大きな差は出るのか。また、学んだからと言って必ずしも子どもの気持ちが把握しやすくなるとは言えないと思うが、実際の現場の教師はどうなのか。
答:特に、臨床心理学の知識とはいえませんが、いろいろな知識を持っているのといないのとでは、何か問題にぶつかったときの判断する範囲が違うと思います。例えば、知識がないと生徒にどのように対応するかでも、今まで経験した範囲でしか対応できません。これまでの多くの教師は、経験と周りの人のちょっとしたアドバイスだけで対応していることが多いような気がします。
16. 卒論でなかなかテーマをしぼりきることができません。どのように絞り、どのように先行研究を選べばいいでしょうか?最近自分の裕福さと、自分の甘さに落ち込んでいます。世界の大きさに負けそうなときはどうしたらよいでしょうか?
答:答えにならないかもしれませんが、何でもいいですよ。それか、どうしてもわからなければ、指導教官に相談してみましょう。さらに、もっとわからない時は、指導教官のやっている研究をやってみたらどうでしょうか。
2. グループのメンバーは固定ですか?できるだけ多くの人の意見を聞きたいし、どういった話し合いの方法があるのかを学びたいので、2回ずつくらいでグループ替えをしたいです。
答:今学期は最後までメンバーは変わりません。以前は3回で変えたりもしたのですが、何度か終わってからの皆さんの意見を聞くと、最後まで続けた方が良いという意見が多かったので、そのようにしています。
3. どうして授業内で討論会をしようと思ったんですか。
答:この授業の最初に話した「本を読む、人と話す、旅をする」を実践しようと思ったからです。
4. 先生がこの本を選んだのはなぜですか?
答:なかなか、自分のでた学校以外のことを知る機会がないと思うので、いろいろな、学校があることを知ってほしかったからです。次の本も同じ理由です。
・現在の教育は「教えること」が疎かになっていると、あなたは思いますか?
答:「教えること」の定義にもよりますが、そんなことはないと思います。
5. 先生は、学力の定義を何だと考えますか?
答:2つあって、一つは、大学受験などで示される知識や考える力、もう一つは、社会に出てから役に立つような経験や知識だと思います。
6. テスト以外で自分の授業の成果を評価する方法は何だと思いますか?
答:無いと思います。しかし、そのテストがどのようなものであるかにもよります。
7. 教師が普段の授業でどの程度、予習・授業計画をしているのか新米・ベテランを含めて知りたい。
答:それは個人差が大きいので難しいでしょう。私の知っている卒業生の中でも、毎日授業の準備をして、いろいろ考えて授業をしている先輩もいるし、何もせずに、教師用指導書授業を見て適当にやっている先輩もいます。
8. 生徒が授業を受けている際、果たして「新鮮だなぁ~」と感じることがあるのか?
答:私の授業は、新鮮ではないですか?、教師がいろいろの授業を工夫して教師自身が新鮮だと感じていると生徒も感じるのではないでしょうか。
9. 先生は徹夜をしてしまうときがありますか。
答:最近はありません。大学院くらいまでは、勉強していて朝になることはよくありました。もちろん、遊びでも麻雀で徹夜をしたこともありました。
10. 教採が終わったら、国内か海外に旅行に出かけようと思っているところです。どちらの方がお勧めですか?
答:そうですね。予算と期間、どんな時期になるかによります。教採が終わるというと、9月になりますね。寒いところが好きなのか、暑いところが好きなのか、海と山とどちらがいいかなども考えられますね。
11. 以前におススメの国をお聞きしました。建築物などを見るよりは、その国の自然遺産に触れてみたいです。景色などでもいいです。これは見ておくべきだ、感動する!といったものあったらぜひ教えてください。(国内でも良いです。)
答:やはり、世界遺産に登録されているものはすばらしいと思います。日本に住んでいるなら、姫路城と安芸の宮島は絶対オススメです。私は行ったことがないのですが、自然遺産なら屋久島のいいのかもしれません。それから、いろいろなお祭りもいいですよね。私は、ニューオリンズのマルディグラはおもしろかったです。
12. 授業と直接関係のないことですが、旅に行くなら海外か国内かどちらがよいと思いまナか。どちらにも良い点があると思うので、甲乙つける問題ではないかもしれません。その場合はそれぞれの良さについて、川島先生の意見をきかせてください,,よろしくお願いします。
答:確かに甲乙はつけられませんが、海外はどうしても時間とお金がかかります。国内ならそれが少なくてすみます。しかし、その一方で、これまで経験したことのないものに出会う割合は海外の方が多いですよね。それと、海外といっても、アジアとヨーロッパでは経験することが違う気がします。また、たとえば、ヨーロッパでも、フランスやドイツに行くのか、東欧にゆくのかもなど国によっても経験する方向が違うと思います。でも、はじめは英語の通じるところの方が楽だと思います。私は昨年アイルランドとニュージーランドに行ったのですが、英語なので楽だった気がします。その前の何年間かは毎年英語以外の国でした。
13. このような問題は突き詰めると、結構皆(広い範囲で言えば)同じような結論に行きついていくような気がします。これは「正しい結論」ということなのでしょうか。本当に「正しい」とはっきり言える結論なんてあるのでしょうか。
答:確かに、絶対に正しいというのは、物理や数学でないと(それも怪しいけど)、無いのだと思います。特に、価値観が含まれる問題は、絶対というのはほとんど無いでしょうね。
14. 最後に質問ですが、討論のテーマにある"1!.この教育学部(大学)の先生は、何を教えてくれていると思いますか"について、私自身の考えは、勉強ではなく「自分自身で考えること」だと思いますが、川島先生が私たち学生に…番教えたいことは何ですか?
答:確かに大学生の課題としては、自分で考えることが一番だと思います。また、同じようなものですが、「社会に出てからの判断力」をつけることだと思います。しかし、何かを考えるためには、知識がなくてはなりません。自分で勝手に考えて深い考えに及ぶことはほどんどありません。先人の知識を基にして、より進んでゆくことが学問なのだと思います。ですから、子どもにも、自分で考えることが大切だというのではなく、きちんとした知識を与えた上で考えさせることが必要なのです。そう考えると、「自ら考える力を育てる」、前に、しっかりした「基礎知識」を与えることが先なのです。附属学校も少し考えたらどうでしょうかね。
15. 臨床心理学を学ぶのと学ばないのとでは、学級経営に大きな差は出るのか。また、学んだからと言って必ずしも子どもの気持ちが把握しやすくなるとは言えないと思うが、実際の現場の教師はどうなのか。
答:特に、臨床心理学の知識とはいえませんが、いろいろな知識を持っているのといないのとでは、何か問題にぶつかったときの判断する範囲が違うと思います。例えば、知識がないと生徒にどのように対応するかでも、今まで経験した範囲でしか対応できません。これまでの多くの教師は、経験と周りの人のちょっとしたアドバイスだけで対応していることが多いような気がします。
16. 卒論でなかなかテーマをしぼりきることができません。どのように絞り、どのように先行研究を選べばいいでしょうか?最近自分の裕福さと、自分の甘さに落ち込んでいます。世界の大きさに負けそうなときはどうしたらよいでしょうか?
答:答えにならないかもしれませんが、何でもいいですよ。それか、どうしてもわからなければ、指導教官に相談してみましょう。さらに、もっとわからない時は、指導教官のやっている研究をやってみたらどうでしょうか。