11月8日(日)江の島、全日本大学ヨット選手権(インカレ)最終日、雨のハーバーは熱気に包まれていた。
全国の予選を勝ち抜いてきた24校、470級3艇×24校、スナイプ級3艇×24校の大フリートによる決戦。
前日の慶応大学の猛追を振り切って早稲田が総合優勝を飾った。
我等の艇は、N社に在籍する早稲田OB選手や、現役学生、そのご父兄を乗せて応援に向かった。

海上には往年の名選手たちがそれぞれの学校のコーチングボートに乗ってレースを見守っているが、N社チームの名選手・ダイゴロー選手を船長に、実業団現役のYM崎選手を中心に沖へと向かっている。
沖では、K松選手やM船選手と「おう」とあいさつを交わしたようだ。
私はというと、応援艇に乗る予定だったが、朝起きると腰の古傷がムズムズしていたため乗船は見送り、KW木兄ィとともにEYCで陸番(おかばん)することにした。 (ナサケナイ)
レース海面のダイゴロー選手から刻々と情報が入ってくる。 この日の3レースを終えて早稲田の総合優勝が決まった。
終了後、フィニッシュライン付近では選手たちが海に飛び込み、抱き合って喜びを爆発させたそうだ。
ダイゴロー選手も思わず涙ぐんでしまった、と言っていた。
我々のチームとして多少なりともお手伝いができ、喜びのおすそわけをいただいた、とてもいい日になったと思う。
思いおこせば、元早稲田の0B会長・レース艇月光のオーナーの故・並木さんには私もさんざんお世話になったものだ。
これからも若い世代と我々の世代が少しでも交流して、さらに発展していきたいと思う。






