秋のケンノスケヨット塾が27日(土)から始まった。 早いもので3年目だ。
初っぱなは私の担当、 受講生は女性を含め4人で、内お二人は2回目。 女性のご主人はロシナンテのクルーをしていたとか。
ハデな話題性はないが少人数で着々と実績を積んできて、すでに受講された方の4人がヨットのオーナーになり、西日本方面のクルージングを楽しんでいる。 そして「ケンノスケメーリングサークル」で中味の濃い情報を交換しあっている。
私が担当するのは、実艇を使って基本的な船の取回し、一人で出艇・着艇ができるよう、一人ひとりにやっていただくこと。 そして、エンジンを使って、プロペラの働き・クセ、前進・後進、キックを使って体勢の立て直し、狭い水路でのその場回頭など。 加えて、アンカリングの注意点をお話した。
この後、小松一憲講師による「セーリングの実技」、馬場正彦先生による「気象講座」、大場健太郎講師の「ディーゼルエンジンのメンテナンス」、「あうんの日記」の九里保彦さんの長距離航海の経験談と続く。 林塾長の「よい船の選び方」も聞き逃せない内容となっている。 詳細はWebマガジン「Yachting」をご覧ください。
この講座は当初、能崎さんが担当していたが、不慮の事故で亡くなって私におハチが回ってきた。林さんの実直なお人柄を慕って多くの人たちで構成されているところがとても楽しく、続けさせていただいている。