昨日は青空の下、数年前に訪れた和歌山県のかつらぎ金剛生駒紀泉国定公園内に
位置する、標高300~400㍍の山村をバイクで回った。紀ノ川が望める新緑の山並みは
心の癒しになった。幸い足はバイクであり山間の道路を滝畑から蔵王峠に、その後東に下り
短野に出た。その間、途中に神社に立ち寄い、又、柿畑から優雅な紀ノ川を流れを見下ろした。
農道を橋本市に向かう途中に関西花の寺25霊場の一つ「子安地蔵寺」でフジの花を見に
立ち寄り帰宅した。まだ蕾のフジもあったが、以前のような見事な花はなくやや気を削がれた感が
あった。(余談~我が家のフジが良かった)
走行距離60㌔、約4時間のバイク散歩でした。
新緑の山並み~右端に山間にこじんまりした集落が数軒
山間の先に紀ノ川が見える
眼下にも集落が~この道を下り国土24号線にでる。
バイクを置いて農道を登り、見晴らしの良い柿畑から紀ノ川を見下ろす
地元の信仰の篤い北辰妙見神社(北辰とは北極星のこと)
子安地蔵寺~第24番札所
紀州徳川家代々の安産祈祷所の寺として篤い信仰を受け、屋根瓦には葵の家紋が施されている。
山間の柿畑から滔々と流れる紀ノ川を眺めていると作家有吉佐和子の小説「紀ノ川」を思い出す。
この川の上流、九度山の旧家の娘、花が、この川の下流六十谷の真谷家に豪華な嫁入り道具を船に積んで
行ったあたりから話が始まる。悠々と流れる紀ノ川のようにたくましく生き抜いた女性を思い出す。
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