J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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地域に溶け込む川崎フロンターレ21 【J特】

2011-09-23 01:05:31 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 J1川崎の公式ブログ「フロンターレ日記」で、いい記事を紹介していく「川崎への旅」ですが、すっかり中断状態です。また頑張ります。ちなみに、先日当ブログで挙げた「Jクラブの付加価値」ですが、以下のとおりです。
ハード面:△ 施設等はいいと思いますが、神奈川県内にプロスポーツチームが5チームと激戦区。東京の目の前でもあり、J1クラブとしては環境的には決して良くないと思います。
ソフト面:◎ Jリーグ№1の「イベント力」を持ち、言う事なし。
ハート面:◎
 下のJ1川崎関連を読んでもらえればよくわかります。文句なし、理想的です。

 先日の山形戦の試合終了後に、被災地を訪問されたそうです。以下、抜粋して紹介。

 選手たちは山形市内から翌日の陸前高田市の訪問のために仙台市内のホテルまで移動。遠征メンバー(18名)以外に、メンバー外の選手たちも被災地訪問のためにスタジアム入りしており、翌日仙台から、バス2台に分乗して、陸前高田市へ向かわれました。

 J1川崎では震災当初から、この活動が一過性でなく、被災地の復興の目処が経つまで継続性を持って行うことが重要と考えられ、中長期的な支援計画「Mind-1ニッポン プロジェクト」を立ち上げて、継続的に支援活動を実施されてきました。その一環として、4月に「川崎フロンターレ算数ドリル(上巻)」を作成した際に、岩手県陸前高田市の公立小学校9校へ寄付されています。今回、継続的支援のため、完成したばかりの「川崎フロンターレ算数ドリル(下巻)」を再度寄付するため現地を訪問。同時に陸前高田市立高田小学校にて、選手会主催による「陸前高田市小学生対象サッカー教室」を開催されました。
   
 最近では、川崎市内の駅前で募金活動をしていても、全体的に熱が冷めた印象があり、選手・スタッフ全員で現地の様子を目に焼き付けてこようと思ったのがきっかけだそうです。今回は選手会の総意で、選手全員で行くとと決まりました。選手達も、自分たちでサッカー教室の内容を企画してやりたいと強く希望した結果、育成・普及部のコーチ陣を1人も呼ばず、サッカー教室自体の仕切り、当日のメニューまで選手だけで考え、しっかり準備をされたとか。

 10時30分に小学校へ到着。11時にグラウンドに集合。子ども達も選手・スタッフも、今日のためにプーマジャパン㈱が提供したTシャツを着用。選手会長の挨拶からはじまった開会式。リフティングパフォーマンスなど、子どもたち・父兄の笑いを誘い、とてもいい感じでスタートされました。
 年代ごとに3つのグループに分けてサッカー教室開始。サッカー教室に参加していないケガ人組は、昼食の用意。エバラ食品工業㈱から提供された食材と食器にて準備を進め、ご飯を一つの器に乗せるのが選手達の仕事だったそうです。

 サッカー教室が終わると、使用球を子ども達全員にプレゼント。記念撮影を終えたグループごとに移動して昼食タイム。みんなで集まり、子供達は、グループで一緒にサッカーをした選手・スタッフと一緒に食事を食べました。見学に来ていた地元高校生達や父兄・スタッフ全員で食べたご飯はおいしかったとあります。
 食事後は、算数ドリルの贈呈式。下巻の表紙にもなっている稲本選手から子ども達に手渡しされると、子供達全員でこの日誕生日を迎えた稲本選手に向けて大合唱。大量のクラッカー、特大ケーキまで用意されていた模様。
   
 閉会式では、高田FCの子ども達から選手達にプレゼント進呈。イベントスポンサーから物資、選手会から陸前高田市全9小学校に全選手サイン入りフラッグを贈呈。最後に井川主将から挨拶、全員で写真撮影をして終了。この活動には、サポーター有志、プロジェクトつながるも協力されたとか。
 高田小学校を後にした選手バスは、陸前高田市の現状を知るべく、高田FC会長の案内のもと2台のバスで市街地を視察。
 その被害の大きさに驚き、選手それぞれがいろいろな思いを抱いたとあります。選手たちは亡くなられた方々に向けて手を合わせ、最後は津波被害に耐えて1本だけ残った「奇跡の一本松」を訪れ、改めて想いを強くし、陸前田高田を後にされました。

 今回、「川崎」を知らない子ども達が多くいたという事で、陸前高田市の子ども達に知ってもらうため、ホームゲームをきっかけとして川崎へ招待しようと計画が出たそうです。10月15日から2日間で、観光と試合観戦を行う「川崎修学旅行」として、企画が進められています。この事業は、川崎市、クラブ、サポーターの合同事業として実施されるそうです。

 Jクラブの選手による被災地訪問は、横浜FCがまず挙げられますね。他にも被災地訪問までいかなくても、アウェー訪問で何かしらされていたように思います。ちょうどJ2岡山もこの週末に被災地・水戸をアウェー戦で訪れます。水戸さんと協力して、何かされたらいいのに・・・
J1川崎「フロンターレ日記」該当ページ:http://www.frontale.co.jp/diary/2011/0921.html
J1川崎関連⑰:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110815
  〃    ⑯:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110708
  〃    ⑮:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110624
  〃    ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110521
  〃    ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110427
  〃    ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110423
  〃    ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110422
  〃    ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110413
  〃    ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101127
  〃    ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101021
  〃    ⑦:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100908
  〃    ⑥:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100620
  〃    ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091019
  〃    ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091016
  〃    ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090823
  〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081218
  〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061011

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2 コメント

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感想 (くり)
2011-09-23 08:20:17
コメンテータです。
BM氏が推奨する川崎は地域密着に力を入れた素晴らしい一流のクラブチームだ。震災地まで行って支援活動することもすごいけど。中村憲剛とカレーを一緒に食べられたらみんな元気づくだろう。
サッカーの仙台も震災活動では選手が練習そっちのけで炊き出し活動とか行ったよね。手倉森監督が「俺たちが先頭に立って地元を元気付ける」とか言ってたし。もし成績的に降格のエリアに入っても日本国民の署名を集めてでも降格を回避させてやりたいと思った。野球の仙台は・・・言わないことにしよう。
両チームとも対戦する機会(天皇杯しかないか)があっても野次は禁止だな。俺が認めない。
俺たちのチームもきちんと震災活動してもらいたかった。もし岡山駅前でイリアンが募金箱を持って立っていたら、みんなそっちへ行って野口英世君を入れてくれるだろう。サラリーマンも酒、たばこ代を少し我慢すれば良い範囲だ。サッカー少年も財布から小銭をかき集めて入れてくれるだろう。地域貢献活動はJリーグ規約にも書いてあるのだから、等閑にしないでもらいたい。
今シーズン終了後でもJリーグはJ各クラブから震災活動報告書及び地域貢献活動報告書などを提出させたらどうか。お叱りを受けるクラブもあるだろうけど、それは自分たちが反省すべきなのだ。もっと地道に地域活動するべきだ。
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Unknown (Bmount)
2011-09-23 09:31:07
>>非公認コメンテータ氏

たまにはいい事を書くね。価値観だけはどうしうようもない。ただ、「俺が認めない」は不要。

ちなみに、そろそろ、こっちに本腰を入れたらどうかね。
http://blog.goo.ne.jp/h-kuri725
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