J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化等「岡山からJリーグ百年構想を」。情報リスペクトブログ。

選手等による復興支援活動

2011-03-25 00:38:05 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 ここにも違うJリーガーがいたという感じです。J2日記を観ていたら、J2水戸の事が載っていて、「活動されているのかな、練習とかどれくらいできているのかな」と思いながら観てみると、レベルの違う話でビックリしました。支援の現場作業に従事されているのです。頭が下がりました。街頭募金やチャリティーばかり目が行っていましたが、Jに限らず、被災地のスポーツ選手は被災市民と一緒になって、汗をかいているのです。以下、抜粋して紹介。

 J2水戸は23日、茨城県立スポーツセンターにて、災害支援物資の搬入・搬出の手伝いを行ったそうです。この施設は茨城県の支援物資の物流拠点で、この日は約10時間かけての支援物資の荷降ろしと、センター内への運搬・整理が主な作業。
 クラブとして、県社協の災害ボランティアに登録。今回がはじめてのボランティア活動だったとか。沼田社長をはじめ、フロントスタッフ5人、そして選手からは現在唯一水戸に残っている本間選手(茨城県出身で、以前に欽ちゃんの特番に出演)が参加。約3時間かけて、10トントラック2台分の荷物の運び出しをされました。

 「震災があった翌日から選手同士で『もうサッカーどころではない。復興のための活動をしたい』と話し合っていました。でも、自分たちの安全の確保もままならず、なかなか現実になりませんでした。でも、今回やっとこういう活動ができて、うれしかったです。ちょっとは役に立てたのかなと。どんどんやっていきたいという気持ちがあります」 
「どんなことがあっても、茨城から離れようという気持ちはなかったですね。日立市をはじめとする県北部は被害が大きく、まだ辛い思いをしている人が多い。そういう人のことを考えると、こういう活動をするのは当たり前のこと」と本間選手のコメント。
     
 その作業の中で、本間選手は『サッカーのチカラ』を目の当たりにしたシーンがあったそうです。目の前には飲料水が詰まった段ボールの山があり、「名古屋グランパスサポーター」からのメッセージが書き込まれた段ボールが重ねてあったとか。数日前、約10名の名古屋サポーターが直接運んで来たそうで、県内各所に配布される予定。
「サッカーの素晴らしさを感じました。本当にすごいことだと思います。会ったことのない人だけど、心が通じている。こういう思いがすごく支えになります」と本間選手。
J's GOAL該当ページ:http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00116192.html

 また、J1仙台では、サポーターと協力して、支援物資を全国から集めてサポーターと共に避難所に届けるそうです。同時に作業に協力できる人員も募集するとか。
 募集する物資は未使用の下着、衛生用品、オムツ、お尻拭き。募集する作業人員は、仕分け人員(26日、27日)と運搬人員(当日物資運搬のための2t以上のトラックを手配)のようです。いずれも窓口はユアスタです。
 J1仙台では、柳沢、菅井選手らが23日、仙台市内の小中学校など4ケ所の避難所を訪問し、飲料水やジュースなどを被災者に差し入れたという情報も耳にしました。
J's GOAL該当ページ:http://www.jsgoal.jp/official/00116000/00116182.html

 先日、Jリーグの再開日時が発表になりましたが、東北地方のJリーグクラブはこういう事になっています。同じJリーグのチームでもこれほど違う事がよくわかりました。クラブの活動が中断されている訳ですが、実はこういう活動をされていたのです。できる事をやる訳ですが、サッカーと関係ない被災現場でこうしてJリーグ関係者が、力いっぱい作業をされているのを知ると、「果たして、岡山に住む我々は、本当に気持ちと力を出し切れているのだろうか」と自問自答する事があります。

 「サッカーどころではない」と頑張っているクラブを観ると、複雑な思いがします。とりあえず当ブログとしてすぐできる事は、こういう情報の共有に協力する事でしょうか。
 被災地にあるスポーツチームの選手は、現場の作業に従事される事が多いようです。Fリーグのチームを観てもそうです。チームの状況も合わせて紹介します。

 まずはステラミーゴ花巻。クラブ事務所、体育館は建物外観は無事だが、使用不可能な状態だとか。選手、スタッフの安否を確認済みだが、一部選手が家族や親戚と安否確認が取れていないという情報がありました。全日本フットサル選手権大会に参加していたチームは、関東に待機。同大会に参加せず、花巻に残っていた選手は、地元の支援活動に従事されているそうです。

 バルドラール浦安は、断続的に断水と停電が続いているが、災害地認定を受け計画停電エリア指定からは回避。液状化減少と地盤沈下により、道路、ライフライン、建築物などに被害。ホームの総合体育館には立ち入り不可の状態。
 チームとしては、市内在住のスタッフを中心に、市からの依頼で市社協のボランティア活動に協力、地元の復興作業(土木作業など)に努めておられるそうです。
Fリーグ浦安公式HPボランティア募集ページ:http://www.bardral-urayasu.com/news/2011/03/post-348.html

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2 コメント

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素晴らしい (しまくん)
2011-03-25 00:20:51
水戸、仙台、花巻、浦安どのチームも素晴らしい行動ですね!

被害に遭われた状況で、こういう支援活動をするのは誰にも出来る事ではないと思います。

チャリティーオークション、街頭募金活動ばかりに目が行きがちですが、岐阜さんのチャリティーフットサル&ゲーフラ作成もいい活動ですし、今回のように支援活動をお手伝いするのもいいですよね。

形、やり方は違うけど、みんな何とか良くなってほしいという気持ちで行動してると思います!
Unknown (Bmount)
2011-03-25 08:38:17
ぜひ、岐阜さんの事例を詳しくブログで紹介してください。

情報共有にしっかり貢献していきましょう。

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