J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

熱い高校スポーツ2

2018-01-08 00:24:56 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 留守録観戦レポです。
 先ほど帰宅して、留守録した第26回全国高校女子サッカー選手権大会決勝の、作陽レディース(作陽高校女子サッカー部)さんの試合を観ています。何とか結果を知る事なく、パソコンの前に座れました。さて、岡山から日本一が生まれるのか。初優勝を目指し、初めての決勝進出の作陽レディースの相手は、2大会ぶり3度目の優勝を目指す静岡代表の藤枝順心高です。会場は神戸ユニバ。堅い表情の藤枝に対して、作陽の表情は明るいです。両校の校歌斉唱ですが、高校サッカーという感じですね。
 作陽レディースは、中国第1代表で、'06年創部。部員46名。出場は10大会連続0回目。最高成績はベスト8(第22回、24回)、主な成績はインターハイ3位('17年)。藤枝は東海第2代表で、'95年創部。部員51名。出場は14大会連続14回目。最高成績は優勝(第15回、24回)。藤枝って女子高なんですね。
   
 キックオフ。解説は大竹さん(ご主人の元岡山・弦巻選手はお元気でしょうか)、川上さん。作陽の元ベルの選手だった熱血監督・池田監督は就任7年目だとか。サッカー部がグラウンドを専用使用できず、各運動部が交代で使っている環境だそうです。藤枝はポゼッションサッカーで、試合平均5得点で、今大会無失点、被シュート8本のみという強敵です。序盤は藤枝がボールを支配しています。過去最高の走り込みをやったという作陽は流動的にポジションを入れ替えており、積極的にミドルを打ってきます。しかし、こうして見ると、予想以上に高校女子はプレーのレベル高いです。なでしこ2部の試合を観ましたが、全然負けていませんね。
 作陽はプレスも強くて早いです。クロスから牛久保選手のヘッディングシュート。高校生とは思えないスーパープレー。惜しくもGK真正面でしたが、開設では元なでしこジャパンでW杯優勝メンバーの近賀選手の親戚だとか。パス交換のミスから、抜けてGKと1対1になって、流し込まれる。作陽痛恨の失点・・・ 0-1。うーむ、やはりミスプレーから失点に結びついてしまいますね。まだまだわかりません。続いて、ピンポイントで入ったクロスがGKの真正面に入り、決められる。オフサイドっぽくもありましたが。作陽痛恨の失点・・・ 0-2。厳しくなってきました。前半終了。
   
 後半キックオフ。2失点しても作陽のメンバーは笑顔でピッチに立ちました。「笑顔の花が咲くように」というのは作陽のモットーのようです。後半はやや作陽劣勢で、セカンドボール拾えていません。うーむ、ポゼッション負け。足元の技術の違いか。どこかで聞いたフレーズ。後半はずっと藤枝が拾い、押しています。
 やっぱ藤枝は守備力高いですね。作陽の池田監督によれば、新チームは最初は良くなかったが、途中から生まれ変わったとか。今日の観客数は6,951人で史上最多だそうです。藤枝の守備は堅く、崩せません。やはり作陽の目測で放り込むサッカーは、藤枝のポゼッションサッカーには勝てないのか。ここでホイッスル。よく頑張りました。名誉ある準優勝でした。しかし過去を振り返ると、ベル、作陽高男子、シーガルズと、どの種目、どのカテゴリでも準優勝からもう一つ先の壁を打ち破れません。どこがこの壁を打ち破るのか。とにかく、作陽レディースお疲れ様でした。来年優勝しましょう。
作陽レディース関連①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180106

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする