J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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3×3 プレミア.exe トライフープ岡山について5

2018-01-10 00:01:36 | トライフープ岡山

 リスペクトコラムです。
 岡山にはBリーグクラブはまだありませんが、もう一つのプロバスケチームがあります。3×3のトライフープ岡山です。まだ、露出度も低く、馴染みも低いですが、れっきとしたプロチームです。うち、比留木選手は日本代表にも選出されるほどの有力選手です。なので、五輪代表で岡山から出場するかもしれないというのは素晴らしい話だと思います。そういった中で、先日3×3絡みのいい記事があったので紹介させていただきます。
   
【3人制バスケは日本がリードする球技って知ってる?】
「五輪種目の球技で、日本が世界をリードする競技があるのを知っていますか? 答えは、3人制バスケットボールの3×3です。世界で唯一のプロリーグ「3×3PREMIER・EXE」は、スポーツ・ビジネスモデルとしても、世界が注目する存在だ。新種目も含め、五輪後を心配する競技団体が多い中で、3×3は大きな可能性を秘めている。」
〔3×3PREMIER・EXE〕
「プロリーグは、世界に先駆け14年にスタートした。男子プロバスケットBリーグより2年も早かった。20年東京五輪の正式種目に採用が決まった今年は、6~9月のシーズンで、38万2921人の観客を動員。昨年の2・3倍を記録した。チーム数も創設時の6チームから18チームに増え、18年シーズンは、一気に倍増の36チームになることが決まっている。」
 「3×3は、スポーツビジネスの中で、日本がコンテンツビジネスで世界をリードしている珍しい事例なんです」と中村氏は説明する。プロリーグを立ち上げるにあたり、中村氏らは成長可能性のあるモデルづくりから始めた。1チームの平均コストを年間300万~400万円にし、チームを所有するオーナーシップ、試合会場、そして参加する選手の働き方をすべてシェア化するプランを作り上げた。」
「日本のプロリーグが、創設4年でチーム数を劇的に増やし、興行的にも成功を収めていることに、世界も注目している。国際バスケットボール連盟(FIBA)が、各国を集めた3×3推進会議の席で、日本のプロリーグの事例を取り上げ、中村氏も何度も説明に出向いたという。」
「唯一のプロリーグがある日本に、世界中から選手が集まるのは必然だ。特に、リーグには外国人選手の出場枠などもなく、外国選手からの問い合わせも多い。今季も世界ランク2位スロベニアの選手ら外国人選手が30人以上プレーした。それだけに、リーグの質も世界トップレベルにあると言っていい。6月に、3×3が東京五輪の正式種目となり、日本バスケットボール協会も、日本代表の強化に乗りだしている。」
「東京五輪が開催される20年には、日本国内に3×3のプロチームを100チームつくる計画だ。「世界NO・1のリーグが日本の商店街ごとにある。そんな社会にしたいですね」と中村氏は自信たっぷりに言った。」
引用:日刊スポーツ

 このコラムでは以下の「3つのシェア」(経営面、試合会場、働き方)を謳っています。
 ①では、年間300万~400万円を安定して払い続ける経済力があれば、誰でもオーナーになれ、複数での共同オーナーも可能。
 ②は商店街やショッピングセンターのイベントスペース、駐車場などを無料で会場使用する。専用スタジアムを造らなくても、場所をシェアすればいいという考え方。これは全国の商店街など地域振興に頭打ちの地域に朗報ですね。商店街の真ん中にち駐車場とかあれば、試合開催できるという訳です。
 ③は、プロスポーツの新しい形を提示するスタイル。3×3の選手は給料は安いため、プロ専業は1人のみだそうで、63%の選手が自分の本業を持つ兼業プレーヤー。比留木選手もB1三遠の所属。 
 
 それにしても、五輪種目で日本が世界のトップというのは気持ちいいですね。他には柔道くらいしかないでしょうから。世界中から注目されているビジネスモデルって、そんなにすごいんですね。イオンで観戦した時は、いわゆる「ニュースポーツ」みたいな感覚しかなく、その時は世界を驚かせる存在になるとは思ってみなかったです。とにかくプロスポーツの興業として成長していっているというのが立派です。今後2年で国内100のプロチームを作るとありますが、それはすごい。Jリーグ百年構想のお株を取られた格好ですね。2年後の東京五輪でぜひ、岡山所属の比留木選手が出場して欲しいですね。
3×3exe公式HP:http://www.3x3exe.com/
トライフープ公式HP:http://exe.tryhoop.com/
トライフープ岡山関連③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160713
   〃         ②:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160704
   〃         ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150410

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