J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

カリスマの存在168

2014-10-26 00:05:00 | カリスマの存在

【PV情報】 10/26:アウェー大分戦、ウルトラスにてPVあり

 事例紹介コラムです。
 某黄色いチームについて、スポーツニュースに「来季新監督に吉田達磨強化ダイレクター就任が決定的?」というニュースが出ました。黄金時代を築き、黄色いファン・サポーターに6年間夢を見させてくれたネルシーニョ監督の後任監督ですが、初めて名前が出てきました。今朝の山陽新聞にも記事が出ていたので、ある程度信憑性があるのかな。正式発表まではわかりませんが、今日現在の各報道をまとめてお届けしたいと思います。
   
 関係者の話によると、J1柏の来季新監督にクラブの強化部門の責任者である吉田達磨ダイレクターが就任する見通し。吉田ダイレクターは現役時代に柏、山形などでプレー。2003年から柏の下部組織で指導し、日本代表経験者の工藤や酒井宏らを育成。同時に井原ヘッドコーチが退任する可能性もあるとか。

 吉田ダイレクターのプロフィールは以下のとおり。
 中学時代に日立製作所サッカー部ユースに所属。東海大付属浦安高校を経て、'93年にJ1柏に入団。'96年まで所属した後に、'97年~'98年に京都、'99年~'01年にJ2山形。'02年はシンガポールで2試合に出場した後に現役引退。
 指導歴としては、'03年と'06年にJ1柏のU-18コーチ、'04年にU-15コーチ、'05年にU-15監督、'07年にU-18ヘッドコーチ、'08年にU-18監督、'09年にU-15監督、'10年にアカデミーダイレクター、'11年に強化本部長、'12年より強化部ダイレクターを担当。

 当ブログではポスト・ネルシーニョは絶対に内部昇格はダメだと言い続けてきましたが、この話が本当ならちょっと残念ですね。個人的には、ネル監督がブラジル人監督を誰か紹介してくれたらいいなぁと思っていました。ネル監督の名前があったから、レアンドロ・ドミンゲスもジョルジ・ワグネルも日本にやって来たと思います。そういうワールドクラスの強化もネル監督だからできたのではないでしょうか。吉田ダイレクターがいくら頑張っても、そこまでは難しいかも。
 つい、脳裏に「2度ある事は3度ある」という言葉が浮かんでしまいました。ただ、いくらここでどうのこうの言ってもどうなるものでもありません。とりあえず、吉田新監督になった場合のメリット、デメリットを自分なりに考えてみました。

【デメリット】
①J1監督はおろかトップチームでの監督経験経験がなく、ネルシーニョレベルの経験・戦術が期待できない。
②過去2度、内部昇格による新監督でJ2に降格している。
③ネルシーニョレベルの人脈が期待できず、有望な外国人選手が獲得できないかもしれない。
【メリット】
①ネルシーニョ監督とクラブが今年まで貫いてきた戦い方(方針)が継続できる。
②アカデミー出身選手を中心に選手と距離感が近い。
③強化トップだったため、強化について場馴れしている。

 と並べてみましたが、やはりどう見ても見劣りする感じで、正直不安です。当ブログでは、監督人事は実績を重視する傾向にありますが、吉田ダイレクターは強化の経験は豊富でも、監督になると全然違う世界になるでしょう。ただ、監督経験なしで内部昇格によるトップ監督就任で、実績を残した監督には、J1広島の森保監督、J2湘南のチョウ監督、J1仙台時代の手倉森監督などがおられ、単純に内部昇格人事がダメとも言いにくい部分が残ります。正式に決まれば、しばらくは様子を観て、夏場を過ぎて下半分を不安定に行き来していたら、即辞めてもらわないといけないと思います。いくら前年が好成績でも監督が変わって、降格圏へまっしぐらに落ちて行ったセレッソさんの例が目の前にあるので。
 ひょっとしたら、1年前の監督辞任騒動の時に吉田ダイレクターが決まっていて、その流れで1年間来ているのかもしれません。という事は元々次は吉田ダイレクターでずっと決まっていて、新監督を探していなかったのではないかという見方もできます。果たしてそれで良かったのでしょうか。
 あと、ネット情報を見ていると、黄色いファン・サポーターもどちらかと言えばネガティブですね。やはり、J2時代を思い出すのでしょう。当ブログでは、「監督」というパーツは一番重い部分だと思っています。個人的にはいつか、ネルシーニョ第二次政権の到来を心描いています。
 話は変わり、エドゥアルド選手がブラジルU-21代表に選出されたといううれしいニュースが飛び込んできました。以下、抜粋して紹介。
         
 ブラジルサッカー連盟(CBF)は24日、ブラジルU-21代表メンバーを発表し、J1柏のエドゥアルドが、ブラジルU-21代表に初選出。ブラジルは国内リーグ開催中で、コパ・リベルタドーレス参戦中のチームもあるため、国内組はGKのジャクソン選手のみという状況。'93年生まれのエドゥアルドことカルロス・エドゥアルド・ベンディニ・ジュスティは2013年にJ2鳥取(現J3)に加入。今シーズン前半はJ2栃木、後半はJ1柏に所属。なお、ブラジルU-21代表での登録名はJ2時代の「ドゥドゥ」になるとの事。エドゥアルドは、過去に世代別代表招集経験がなく、ブラジルでは全く無名の存在。

 明るい性格のエドゥアルド選手。ブラジルW杯でレギュラー出場していたフッキ選手のように、いつかはレギュラーのセレソンになって欲しいですね。ちなみに今日、黄色い公式HPを見て、しみじみと「やはり付加価値が高いクラブだな」と実感しました。トップニュース(トピックス)がこんな感じでした。シーズンまっただ中というのに、しっかり選手(大谷主将も!)が街に出ています。
2014年10月25日
 【10/29】学校訪問活動『レイソルしま専科』栗澤 僚一選手、工藤 壮人選手が参加
 ・『セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン募金活動』2014年9・10月の結果報告
 ・『JリーグTEAM AS ONE募金』2014年9・10月の結果報告
2014年10月24日
 【10/25】『柏商業祭』に大谷 秀和選手らが参加
2014年10月23日
 【10/25】『2014 Jユースカップ』群馬U-18戦のご案内

 何と、ウィンドーに出ている5つのトップニュースのうち、4つが社会・地域貢献活動です。グッズ紹介など商業的な内容はゼロ。素晴らしい! 確かにスポーツビジネスとして、商業活動も必要ですが、こういう付加価値の高いものを見ると、当ブログ好みで視線が温かくなりますねぇ。まさにJ1の器にふさわしいJクラブです。いつHPを観ても営利活動の内容ばかりのため、ちょっと観てすぐに次のページに切り替えてしまうパターンとは全然違うよなと。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする