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日本代表のこと・・・240

2014-06-27 00:11:34 | サッカー(日本代表、W杯等)

 事例紹介コラムです。
 さて、今回は当ブログでの今W杯の総括をやってみたいと思います。1次リーグが今日終わりますが、アジア勢は散々な状況で、次回のアジア枠減も危惧されます。特徴としては、イングランド、スペイン、イタリアという欧州のプレミア的リーグを抱える国が消えた事。本来ならば強化が図れて余裕の決勝トーナメント進出のはずだったのに、今回目立つのは中南米勢。3大メジャー国の今回の現象については後日取り上げさせていただきます。という訳で、今大会の敗因と改善策を、当ブログなりに述べさせていただきます。あくまで個人ブログの戯言ですから気にしないで下さい。
   
【日本代表の敗因】
①監督力
 ザック監督も頑張ってはいただけましたが、やはり代表監督経験が無かった事が最後の最後に出ていました。采配のブレ。ただ、4年前に「地球の裏側に行っては、マーケットに置いていかれる」と断られていた状況で、監督を受けてもらったのは、欧州主要リーグでの実績があるザックさんのレベルしかいなかったのではないかと。ザックさん以前の代表監督のその後の動静を見て下さい。何も残していません。
 これからの代表監督は、充分に実績を持って就任し、日本の後も実績を残し続けられる方がいいと思います。ザックさんは本人のコメントにもありましたが、やはり代表ではなく、ナショナルリーグの方が向いているのかもしれません。最後に言いますが、ザック監督に全部の責任はありません。持っている範囲でよくやってくれたと思います。
②調整の失敗
 今大会に入る直前に気になる情報を知りました。遠藤のアメリカ直前合宿のインタビュー記事の中で、「ドイツの時と似ている」という発言。真意は、「直前のフィジカルトレーニングがキツく、いい結果が出ている点が似ていたという意味で、初戦と2戦目の結果も一緒と言えば一緒ですけど、チームの雰囲気や試合への入り方とかはまったく違う。僕自身まったく気にしていない」という答えだったとか
 違う情報で、ドイツW杯の時はピークが直前の親善試合ドイツ戦に来てしまい、初戦はバテバテだったというもの。今回のピークはコートジボアール戦だったのでしょうか。
 ザック監督の昨日の会見で、「調整を失敗したのでは?」という記者の質問が出ていましたが、本人も国内合宿で追い込み過ぎて、選手を疲労させたのが失敗とは言えないでしょう。当ブログでは、大会までのコンディション調整に失敗し、ピークがコートジボアール戦にもって来れなかった事を敗因の一つとして挙げさせていただきます。
 また、選手のコンディションの問題について、今朝の山陽新聞にも出ていましたね。スタッフ会議で主力選手が抱えるいくつかの懸念材料が挙げられ、本田は昨年までロシアでの人工芝でのプレーで膝などへの負担が蓄積。長友は昨年の左膝負傷からの不調。香川は試合不出場での試合勘の鈍化、岡崎はシーズン疲労の蓄積と。こういう状態で国内合宿で追い込まれたら、調整が失敗になるのは目に見えていたのかもしれません。
③チームが一つになれていなかった点
 去年までは覚えていませんが、得点シーン等でザック監督と、選手が抱き合って喜ぶシーンを観た記憶がありません。監督と選手の間に少し距離ができていたのではないでしょうか。
 報道では、昨年10月の東欧遠征で惨敗し、本田と遠藤が宿泊先ホテルでザック監督に「ボールをつないでポゼッションを高めて戦いたい」「どうしてサイドチェンジは禁止なのでしょうか?」と直談判したが、ザック監督は瞬時に不機嫌になり、怒気を含んだ声で「断る」とはねつけた事があったそうです。そこから実は2人はザック監督との関係が冷え切り、不信感が臨界点を越える寸前の状態になっていたとか。別の報道では、この時に他の選手達も呼び入れて議論したが、呼ばれなかった選手は疎外感を味わったというものもあります。とにかく、この東欧遠征からおかしくなったようです。そういえば、この頃から負け試合が目立っていった覚えがあります。
 また、他にもコートジボワール戦後に本田がチーム内で孤立していると「内紛」が報じられたそうで、海外組と国内組の関係も複雑化していると言われています。ドイツW杯の時は中田がアンタッチャブルな存在で影響を与えたが、今回は本田であったとも。ただ、中田よりは本田は他の選手とは意思の疎通が図れていたようだし、病気で調子が悪いのはしょうがない面もあります。
 山陽新聞には、日本スタッフとのコミュニケーションの欠落も挙げられています。つまり、選手のガス抜きができる有能な日本人の右腕(コーチ)がいなかった点も敗因の一つと。あと、チーム全体のバランスを取るベテラン選手がいなかったのも要因の一つではないでしょうか。

 直接の敗因にはつながりませんが、今までの試合相手国の選択にも問題があったようです。本来ならば、格上と戦って自分達の立ち位置を認識しなければならないのに、格下とばかり。「勝てる相手と試合をやった方が選手達の自信になる」とザック監督の意志という報道もありましたが、壮行試合のキプロス戦は、ザック監督が反対していたのに、日本協会が押し切ったとか。この辺りは興行的な部分も垣間見えます。興行面に目がくらんで、強化面が立ち遅れたのかもしれません。
スポニチアネックス該当記事:http://news.livedoor.com/article/detail/8979919/
   
【今後の強化策】
①新監督
 世界を知り、W杯で実績のある新監督を迎える事。ここは、現在の報道では、アギーレ監督もしくはペケルマン監督が就く可能性があり、申し分ありません。
②特にFWの育成
 FWの力不足については、今回のイングランドもそうでした。日本も真ん中や後で世界トップリーグでやれる選手は出てきましたが、CFはまだいません。岡崎が頑張っていましたがW杯ではあそこまででしょう。これからの4年間では、ぜひ世界で通用するCFを作り上げて欲しいです。
③特定の選手に特化しない事
 名前や存在感ではなく、本当に調子がいい選手、本当に技術が上の選手から使っていくべきかと。本田がポスト遠藤を意識し始めたという報道がありましたが、そんなに甘い物じゃないと思います。実力で競争し合うチームであって欲しいです。
 あと、過去のゴン選手や川口選手のように、試合には出れないが、チーム全体のバランスを取る役目の選手が今回いなかったのもあるので、4年後の選出には絶対にベテラン選手も入れるべきです。


 以上、偉そうな事をつらつらと述べさせてもらいました。何分個人ブログなので、気にしないで下さい。あと、懸念されるのが、ドイツW杯後と同じ代表人気の凋落です。「代表って弱いじゃん」と代表人気が低下する事は、日本サッカー全体が停滞する事です。柿谷が海外へ行けばJの試合もいくらか人気面で影響を受けるかもしれません。その上2ステージ制という悪魔の制度に足を突っ込んでいこうとしています。4年後はひょっとしたら、どうしようもない状態にまで落ちきっているかもしれません。それくらいに今回のW杯の結果はダメージが大きいと思います。さあ、ロシアへ向けて歩んでいきましょう。