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選手・現場の声27 【J特】

2012-05-20 00:39:46 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 先日、J's GOALを観ていたら「労使協議会 発足のお知らせ」という事で、日本協会とJリーグ、Jリーグ選手会(JPFA)が労使協議会を発足することに合意というニュースが流れました。労使協議会は、Jリーグ選手の労働条件および待遇等の課題について、労使が対等な立場で円滑に協議し、情報・認識の共有化と相互理解をはかり、日本サッカーの発展に貢献することを目的とするとあります。その中で出てきたのが「選手ステータス協議会」。この組織は面白いですね。よく見ると、参加者の中に岡山からも。興味を持ったので、以下、抜粋して紹介。
      
【労使協議会の概要】
・出席者
選手ステータス協議会の議長、委員、JPFAの会長、副会長、事務局員およびJリーグに所属するプロサッカー選手
・協議事項
 Jリーグに所属するプロサッカー選手の労働条件および待遇に関する事項のうち、統一的に定める必要がある事項、その他、両者が合意した事項
・開催頻度
 原則として3ヶ月に1回、定期的に開催する(5/7に予備協議を実施済み)
【選手ステータス協議会】
・目的
 JFA、JクラブおよびJリーグが選手会に対し、統一的な対応方針・姿勢をとるために必要な協議・調整を行い、もって選手の地位(ステータス)向上に資する
・役割
 JFA、JリーグおよびJクラブの、JPFAに対する対応方針を策定し、JFA理事会、Jリーグ理事会に提案。その方針に基づき、労使協議会に臨み、労使関係の調整に努める
【労働組合日本プロサッカー選手会(JPFA)】
・目的
 団結と相互扶助の精神により組合員の労働条件を維持改善し、経済的・社会的地位の向上をはかり、日本サッカー界のトップ・プレーヤーとして、JFA、Jリーグ、Jクラブと協同して、豊かなサッカー文化の普及及び振興に寄与すること
J's GOAL該当ページ:http://www.jsgoal.jp/official/00137000/00137496.html

 選手ステータス協議会の顔ぶれを見て、両極端な感じだったので、選手による社会貢献活動についての選手会の共通認識を図る目的もあったりしてと、最初は少し期待感を持ちました。ただ・・・よく調べてみると
 日本代表待遇改善問題が泥沼化し、選手会対応機関として「選手ステータス協議会」の発足。日本サッカー協会、Jリーグ、Jクラブが三位一体となって、日本プロサッカー選手会への対抗措置を取る。選手会との間で、さまざまな問題について話し合うための協議会を結成、Jリーグと日本サッカー協会、Jクラブの関係者、弁護士で構成。
 つまり、一時期ニュースで見かけた、代表選手等の待遇改善(外国を引き合いに)要求に対抗するために、設けられた組織なのかなと。ただ、個人的には、地域・社会貢献活動に積極的なクラブと選手会、その逆の方針と思われるクラブと名前だけの選手会等、様々なスタンスがあると思われ、せっかくいい機会なので、こういうテーマもぜひ全国のファン・サポーターのために、確認協議して欲しいと思います。「川崎さんは特別なんですよ」と一言で済ましていいのか。そういう統一規格が必要ではないかと思います。協会、リーグ関係者でこれを観ておられたら、よろしくご検討下さい。

 最近よく近回りで出る話が「感動の密度」。同じ感動的ゴールシーンでも、サッカーをやっている姿しか観た事のない選手と、地域貢献活動や素顔がよく知られている選手では、感動の度合が全然違うと。サッカーの勝ち負けしかない、どれだけ一所懸命に勝利に向かってトレーニングしているかという情報しか知らされていないと、感動する心の中に空洞もあるのではという考え方です。
 それが、素顔はこんな感じ、声はこんな感じ、性格はこんな感じ、この前も地元の商店街で一日店長をやって、こんな楽しいエピソードがあった、今年も募金箱を持って立つ姿を試合会場や駅前で何度も見かけたり、去年の年末はお年寄り相手にリフティングを披露してた、そんな頑張っている姿が目に焼き付いている、いつしか気になる選手になってしまった選手が、勝利を決めるプレーを決めればその感動は何倍も大きいのではと。感動しながら、あの時のエピソードや、試合が終わったら好物の●●を食べに行くんかなとか、いろいろ脳裏に思い描きながらと。よく、兼任サポの人に「どうして一つを応援しないの?」という質問が出るようですが、こういう「感動の密度」の関係があるのかもしれないと個人的に思っています。

 話は変わり、RSKのファジ特番を観ました。マンチェスターやJ2甲府の事例は置いておいて、あくまで個人的な感想ですが、何年か前に放映された特番のプレーバックを観た印象でした。「マンチェスターに学ぶ」というタイトルを気にしながら・・・ スタジアムを歩く木村社長、スポンサー周り・・・岡山は社長が主役。これがJ1川崎など東日本のクラブとかだったら、クラブはこれくらい社会貢献活動をやってますよ、街に出てファン・サポーターを触れ合っている選手、選手会という内容になるんだろなと思いながら、観ていました。ある山雅サポに聞いても、それほど社長は前に出てこない、あくまで選手が主役と。
 JFLの頃まではこういう特番は珍しがって、今度語る会でみんなで観ようと思って録画していたものでしたが、時代は変わったなとふと・・・ そういえば、前に特番観た時は確か、ユメセンで野本選手が授業やっていた記憶があります。ひょっとしたら、撮る「絵」が少ないから北海道まで出張されたのかなと思ってみたり、RSKさん。すいません、今日は辛口で。頑張ろう!岡山

コメント
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