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日本代表のこと・・・99

2010-01-09 00:50:49 | サッカー(日本代表、W杯等)
 当ブログで時々登場するセルジオさんですが、先日のフットボールウィクリーでまたまた辛口ばなしをされていました。当ブログとしては、日本代表チームに対しては意見が近いのでよく紹介させていただいています。以下、抜粋して紹介。
          
 今季JリーグMVPである小笠原選手が去年は一度も日本代表に召集されていない。国内リーグの最優秀と言われた選手が、その国の代表チームのベンチにも座っていないのはおかしいと思う意見が多々ある。他にも野沢選手、柏木選手もそう。
 代表メンバーの選考は、監督の権限で、監督の自由。特に現状では、弱いところとばかり試合をやってきたから、なまじ結果が出たりして、変化をつけづらいのもあるだろう。ここをどう考えるのかはその監督の資質。

 一方で、強く言わなければならないのはマスコミの問題。たとえばオーストラリアに負けた時にマスコミは追求したのか。あの時何を報道したのか。問題はかなり前から蓄積されている。競争の欠如は、日本の特徴かもしれない。マスコミにもその一因があり、日本代表チームの競争のなさはその結果と言える。
 すべてがこの調子だからタチが悪い。岡田監督は、試合後のインタビューを拒否した時に、本来なら、マスコミは大声を上げて怒ってもいい所だが、他の国なら監督と対立の構図ができていたかもしれないが、弱腰のその局は逆に内部で批判が出たのでは。
 更に代表監督にも競争と責任の欠如がある。ベスト4の目標を掲げて、負けて帰ってきても、それで終わり。そこにノルマは問われない。どんな悲惨な結果でも岡田監督が何か問われるわけではない。記者会見で「もっとゴール前の精度を上げないといけないと感じた。4年間お疲れ様でした」みたいなことを言って、それで終わり。ドイツW杯の時もそうだった。そして、岡田監督を選んだ名誉会長も、その座を追われることはない。彼に責任を問える人間がいないから。
 すべてが予定調和だ。競争も選挙もない組織に、追及できないマスメディア。競争があるからたくましくなるし、面白くなるのではないか? 日本のサッカー界は本当の意味でプロじゃない。これでは、サッカー人気が低下していくのもうなずける。

 当ブログでも、以前に「ポスト岡田は西野監督説」について、批判的な記事を出しました。確かに今の日本協会は本当にどっちを向いて仕事をしているのかと思う事があります。当ブログでよく「チェック機能の欠如」というキーワードが出ますが、そういう意味があるのかもしれません。
 W杯で0勝3敗0点強豪に惨敗となり、「90分私の言ったとおりプレーできれば、予選リーグ突破できていた。そこまで達する練習をする時間と余裕がなかった。残念」とか会見するのかなと思ってみたり。とにもかくにもW杯はもう少しでやって来ます。
フットボールウィークリー該当ページ:http://footballweekly.jp/archives/1115500.html
コメント
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