J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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サポーターについて19

2009-01-31 01:47:17 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 先日、いろいろと観ていたら「サッカーは若者に不人気?」というニュースがありました。
 Jリーグのスタジアムアンケートで、頭の痛い結果が出たそうです。
 観戦者の年齢層で30歳以上の割合は増えているが、10代、20代の割合が減少しているそうです。うーむ、確かにそう言われたら、「若者」「ヤング」(死語ですか?)層が少ないといえば少ないかも。特に女子高生や女子大生、スタジアムで黄色い声で声援を送る女の子は少ないかもしれません。
    
 その調査では、'03年では29歳までの観戦者が40.7%だったが、去年は27%に減少。逆に30歳以上は59.3%から73%に増えたとか。つまり若手の新規開拓ができていないという事でしょうか。サッカーの選手でオリンピック世代までの強化ができていないと言われていますが、ファン・サポーターの分野でも同じような問題を抱えているようですね。

 Jリーグで'10年までに年間総入場者数1,100万人を目指す「イレブンミリオンプロジェクト」をPRしています。観客動員数は目立った悪い数値は出ていないようですが、この新たな若いファン・サポーターの育成ができていない事が後々ボディーブローのように効いてくるのかもしれません。
イレブンミリオンプロジェクト公式HP:http://www.j-league.or.jp/aboutj/plan100year/index_02.html

 また、こんな情報も出ていました。「若い女性たちがサッカー観戦を敬遠する理由」ということで・・・その記事の中にある理由としては、
・「女子の一見さんお断り」みたいな空気がある。
・野球観戦が流行っていて、サッカー観戦は敬遠される傾向にあるらしい。
・サッカーは内輪の盛り上がりが中心になっていて、初めて行った人は疎外感を受けるから。
・盛り上がりゾーンばかりが自分たちのわからない様子で勝手に騒いで、「何なのよ?」と気分が覚めてしまうらしい。

 まあ、この辺りは誤解の部分、わかっていない部分も多いと思います。数は少ないかもしれませんが、どのスタジアムに行っても、若い女性はいます。
 個人的には、イケメン選手、アイドル選手が出てくれば黄色い声援を送る女性観戦者が増えると思います。かつてのハンカチ王子のように。ただ、その部分だけを注目するのもまたおかしいかもしれません。

 仕事柄良く聞く話が、今の飲食店や小売店は、まず若い女性の志向に合わせていくべきだと。庶民的なお店は別として、価値を売るお店は若い女性本位の店づくりをすれば当たる可能性が増えてくるそうです。つまり、若い女性に釣られて男性も出てくるようになるから。店のコンセプト、レイアウト、商品など、最近のちょっといい小売店や飲食店はどこも女性が敬遠しない作りになっています。
 商品づくりもそう。某大手菓子メーカーは、試作品開発のために、女子高生のグループと契約していると聞いたことがあります。

 そういう面で、女性に限らず若い観戦客層を拡大していく方策は何なのでしょうか? しかし、どこまで本当か知りませんが、サッカーより野球の方が女性に人気があるって、何か悔しいですね。実際、私の近くでも何人も「野球観戦が好き」という人いますが、うーむ難しい問題だ。

コメント
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