Ｊリーグ百年構想について１

　調べ物でＪリーグ公式ＨＰをいろいろと見ていると、思わぬページを発見しちゃいました。この情報はまだどこにも出てないけど、ここに出てるからいいんだろなという内容です。

　　　　
　１０月からスタートした「百年旅行　明日へ紡ぐメッセージ」というＢＳ日テレの番組の紹介ページが、Ｊリーグ公式ＨＰの中にあるわけですが、２月１３日に放送される第１０回に、ファジ木村社長の名前があるのです。「異競技・・・」「総合型・・・」というキーワードが頭の中を駆け巡りました。
　が、この番組では、Ｊリーグの選手をはじめ、熱狂のスタジアムを創りだすクラブスタッフやボランティア、クラブの経営者など、スタジアムの外で行われる様々な出来事と、そこにある世代を越えて紡がれるメッセージが紹介されるようです。
番組のバックナンバー見てみました。蒼々たる顔ぶれです。
①：Ｊ２横浜三浦和良選手、②：Ｊ１川崎・天野氏、③：Ｊ２湘南眞壁社長
④：Ｊ２甲府海野社長、⑤：Ｊ１Ｇ大阪上野山部長、⑥：岡田審判
「百年旅行」ＪリーグＨＰ：http://www.j-league.or.jp/100year/100trip/
「百年旅行」ＢＳ日テレＨＰ：http://www.bs4.jp/entame/hyakunen/

　ここで「Ｊリーグ百年構想」の内容を改めて紹介してみます。
①あなたの街に、緑の芝生で覆われた広場や、スポーツ施設を作ること
②サッカーに限らず、あなたがやりたい競技を楽しめるスポーツクラブを作ること
③「観る」「する」「参加する」。スポーツを通して世代を超えた触れ合いの場を広げること
　①は天然芝の普及活動、②は総合スポーツクラブ（総合型地域スポーツクラブ）、③は地域に密着したスポーツ文化の発展ということで、「スポーツで、もっと、幸せな国へ」の実現へ向けた具体策を示しています。
　百年構想を説明するページには「サッカー」という言葉は、一言も出てきません。が、Ｊリーグが蒔いたスポーツ文化という種は日本全国で着実に芽となり花となっていると説明しています。
「Ｊリーグ百年構想とは」ＨＰ：http://www.j-league.or.jp/100year/about/

　１０日の山陽新聞に、「総合型クラブの協議会設立へ」というタイトルで、日本体協が情報交換や交流を促進する全国協議会を、２月に設立するという記事がありました。全国組織で、クラブ運営者の海外研修や財政的な支援を諮り、１万クラブを目指すとか。
　その記事の中に「湘南ベルマーレのように、最近は企業や大学の施設と連携して事業を展開する例も増えた」とあり、改めて「さすが、先進事例クラブだな」と感心した次第であります。
　
　次に「百年構想」絡みでＪ２岡山が紹介される時はぜひ、湘南ベルマーレのように、スポーツ文化に満たされた先進事例クラブとして、取り上げてもらいたいなぁと思います。あくまで個人的感想ですが・・・