J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

地域活性化・街づくり37

2009-01-28 07:13:10 | 総合型地域SC・地域振興

 以前に元日本代表の中田英寿氏が、慈善事業を行う一般財団法人「TAKE ACTION FOUNDATION」を設立したとの報道がありました。ちょっと抜粋して紹介します。
            
 この財団法人の趣旨として、
「この財団では、人々が“参加しやすく”、“楽しめ”、それが直接的・間接的な支援につながっていく 誰にとってもプラスとなるような機会を提供していきます。その輪を大きくしていくことで、ひとりひとりの行動が地球上の問題解決に繋がっていくことを目的とします。『なにかできること、ひとつ。』まずは楽しみましょう」
とあります。

 昨年、中田氏は、「TAKE ACTION!2008 +1」という活動をしていました。世界中を旅をしていて、自分に「何かできることひとつ」という視点で、地球環境問題を考えるキャンペーンを展開し、世界選抜戦を開催して、チャリティー活動として、コンゴの難民キャンプに35,000張の蚊帳を寄付しました。この活動をより大規模に、単発で終わらせず日本に定着させるために、今回の財団設立を思い立ったとか。

  そして今回、元日本代表選手らをメンバーとして、「TAKE ACTION FC」を結成。団体の趣旨に賛同する自治体や企業に出向いて無償で試合やサッカー教室などを行い、収益の一部で世界各地にボールの寄付などを行うそうです。中田氏は「世界を見てきて、楽しみながらサッカーができることが一番みんなの役に立つ」と趣旨を説明。
 現役生活を終えた元プロサッカー選手たちの能力と知名度を活かし、それらの選手が所属する登録制のTAKE ACTION F.Cを全国に派遣します。試合やサッカー教室などのイベントを各地で開催し、各試合の入場料収入からアジア・アフリカのこども達へサッカーボールを送る支援活動として活用する。そうすれば、それらの対価でセカンドキャリアを創出する効果もあるそうです。

 主旨に賛同し、活動について関心のある企業、地方活性化を目的に、地方の優良企業にも積極的に参加して欲しいとあります。都市圏だけでなく、地方活性化として地方も意識していることはいい事だと思います。
 FCの登録選手を見てみました。かつて日本代表として選手がズラっと名前を連ねています。あれっ、黄色の平山智規選手も。そういえば引退してたっけ・・・FC岐阜の森山氏の名前もあります。いいですねー こういう代表OBたちが来たら盛り上げるでしょうね。
  試合主催、チーム派遣について見てみました。
 対象は地方自治体、地方観光協会、都道府県サッカー協会、青年会議所、時限的実行委員会、企業などで、ある程度の団体・企業であれば対象になるようです。岡山のそういう団体でも検討してもいいのでは。
 
 ちなみに第1戦は4月に甲府市で地元チーム相手に開催する方向で準備しているそうですが、先日のニュースで犬飼会長は「何も聞いてない。わからない」と、日本協会は困惑気味で、田嶋専務理事も「できないんじゃないかな」とコメントし、有料試合なのに、まだ申請がないとの事です。まあ最終的には実現するでしょうが・・・

 現役復帰だ何だと、いろいろと噂も流れましたが、こういう形で良かったのではないでょうか。自分も楽しみながらサッカーできるし、社会にも貢献できるし、一番いい結果なのでは。あとは取り巻きに気をつけてと言いたいです。横から後ろからいつの間にか顔を出してくる人が出てくるでしょうから。 
 いい運動だとは思いますが、少しだけ不透明感が残るのも感じます。ある程度時期が経った時に、変なニュースが聞こえてこないことを祈ります。もう一つ、個人的に思ったのは、中田氏は現役(特に代表)復帰しなくて良かったなと。確かにまだまだ上手いかもしれませんが、個人的にはやはり過去の人だと思います。
一般財団法人 TAKE ACTION FOUNDATION公式HP: http://www.takeactionfoundation.net/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする