2月3日は節分でした。
昨年、鎌取の畑で収穫した大豆の一部を使って豆まきをする事にしました。
そう先日みなさんで一緒に味噌を作ったあの大豆の一部なんです。
さてなぜ節分に、豆まきをするんでしょう?
インターネットであれこれ調べてみると、大豆は五穀のひとつで穀霊が宿るとされており、米に次いで神事に用いられてきたようです。 米よりも粒が大きく、穀霊で悪霊を祓うのに最適であることや、魔の目(魔目=まめ)に豆をぶつけて魔を滅する(魔滅=まめ)にも通じるとのこと。
豆は煎った豆でなくてはいけませんそうなんですよ。
これは、生の豆を使って拾い忘れたものから芽が出てしまうと縁起が悪いとされているからで、「炒る」が「射る」にも通じ、つまり「魔目」を「射る」ことで「魔滅」となるのだとか。
なるほど、いい勉強になりました。自分で育てて自分で収穫した豆なので超強力な穀霊が宿っていると思います。今年のハーベストクラブの豊作を祈って、わが家の神棚にも一部お供えしました。
現代は急速な都市化で、いわゆる伝統文化がどんどん失われていますが、農業を通じて今一度日本の伝統をじっくり見直してみたいと思います。