練馬区の豊玉北六交差点の近くで
土曜スケッチの会では一年前から「神田川水系」のスケッチを続けている。
今回の江古田川はこの絵の少し先にある学田公園にあった湧水から始まる。
豊玉北六交差点で仙川通りと目白通りが交差しているが、
仙川通りはかっての仙川上水のあとで、ところどころに桜並木が残る。
仙川上水から分水し江古田川に向う水路跡がこの絵のケヤキ通り。
江古田川の源泉があったという学園公園の名は、明治期に
その周辺の水田の小作料で学校の経費を賄ったことからきているという。
江古田川は練馬区内は暗渠の散歩道となっており、周辺は住宅地だが、
かっては田畑が広がっていたのであろう。