「手術しますか?」
「嫌です。」と答えたら、
「だったら無理をしないこと。酷使しないこと。60歳で手術ケースが増えます。何とかそれまで現状維持できるよう生活の仕方を工夫しなければなりません。足底板と膝のサポーターを作りましょう。」
というわけで、昨日、緑ヶ丘病院で足と膝の測定をした。
京都からやってきている装具屋は、
「右膝と左膝の太さが1・5cm以上も開いている。かなり腫れてますね。1ヶ月先の引渡しでは遅すぎるから、先生に1週間後の装着にしてもらいます。」
というわけで、私はとうとう靴下を2枚重ね履きした上装具付きの身体になってしまった。
装具屋曰く、「治癒はないけれども、悪化を防ぎましょう。これで、痛みは減るはずです。」
しかし、医者が言った60歳の分かれ目が気になる。
私は、これからまだ家を作り続けなければならない。
何よりも、家は、“竹”のためにある。
この竹が重いのだ。
長いのになると、20㎏なんて軽く超えてしまう。
これを何本も何本も細工した上で運ばなければならない。
本気で減量も考えなければ・・・。
以前、ウルトラマラソンをやってる人に聞いたが、体重1kg違えば、タイムは1分違ってくるという。
確かに、マラソンランナーは骨皮筋衛門的体型の人がほとんどだ。
10年前、まだスマートだった頃なのに医者に「5㎏痩せれば楽になる」と言われていた。
あの頃、5㎏も痩せればガリガリで消えてしまいそうな身体になってしまうのに、それでも言われた。
ということは、膝を痛めている人間にとって体重とはとてつもない代物ということになる。
困ったなあ・・・。
①夜の食事を軽くする
②おやつを食べない
老後のQOLのことを考えれば、本気でやらなければ。
私の父も気持ちの若さ・情熱と肉体のギャップに苦しみながら死んでいった。
健康第一。
想い半ばで病に倒れてく・・・嫌だ、嫌だ。
と言いつつ、今から土方。
それ、行け~!!