うーむむむ。↑見てたらトカチF-2Aも奇抜に見えなくなってきた(笑。
っつー事で、F-16CJの次はF-2Aのペイント編です。手順は概ねF-16と同じ。
先ずは100均のクリアーホルダーにデカールのコピーを挟んで、その上に貼ったマスキングテープを切り出して機体に貼る。
F-16を先にやっつけた学習効果もあって、F-16の時の1/3位の手間と時間でマスキングは解決です。
但し前回も書きましたがサフレスで進めてる+塗料の希釈が薄目という食い付きには悪影響な塗装をしてますので
切り出したテープを貼る前に手や顔にペタペタ貼って剥がすを2~3回繰り返して粘着力を下げておくのが重要。
取り敢えずインスト指示通りの調色をしてみたら
何故か二種類の色が出来てしまった(汗。緑っぽい方が調色をミスった方で黄色っぽいのが上手く行った方。
インストの指示はクレオスのカラーナンバーで指示されてるんですが、#1白-#4黄-#7茶-#6緑って順番での調合指示。
#1-#4-#6-#7と番号順で書いてくれてると思いこんで、#6と#7の調合率が異なってる事もあり、結果#6の緑の量と#7の茶の量とを逆転させてしまい、
オマケに肝心の#6緑の塗料がスッカリ干上がって使用不能状態だったので、ガイア純色のグリーンで代用させようとしたら
思ってたのと全然違うライトグリーンが出来ちゃいました。純色のグリーンの影響をモロに受けてしまった感じで、
仕方ないからもう一度作り直し。グリーンもクレオスからって事で干涸らびてる#6の緑にクレオスの真・溶媒液を使って緑を使えるようにしました。
真溶媒液は購入後初使用。謳い文句通り完全に干上がった塗料でもちゃんと復活させてくれましたで。
ただ、ラベルの注意書きが気になりましてプラモのランナーを試しに漬け込んでみたんですが、
↑の画像のように嫌な溶け方しますで。実験時に上蓋に使用した「白塗料がこびり付いた塗料皿」の白さえも
揮発成分だけで溶かしてくれましたで。使用用量はラベルに書いてる用量用法を守らないと成型色や下色の溶け出し・染み上がりを
招くことも考えられますで。近所には水性塗料しか置いてないような店しかない田舎者には重宝するアイテムなんで。
緑復活でメーカー指定と同じ色(殆どパーツ成形色)が出来たんですが、明るすぎる気がしたので
ガイアのマゼンタで赤みを増やしつつ少し色合いを落としてます。
塗料が出来上がったらブリブリと塗る。黄色系って事ですがクレオスの塗料で混ぜてるので白顔料多め。
F-16に比べると色の発色が良くなくて、結果重ねが多めになっちゃったので下地のグラデは光加減によっては
全く判らなくなっちまった(笑。墨入れで挽回するか。
塗った後に気付いたんですが、スタビレーターの塗装をミス。表面と裏面を間違って塗ってしまいました。
表面と裏面の大きな違いは放電索のモールドの有無なんですが、モールドがある方が表かと思いきや裏だったと。
表裏左右似たようなもんだから入れ替えればいいじゃないかと思いきや、F-16と違って取り付けダボの角度があったりした。
塗装を剥がして云々は面倒くさいので、真鍮線とプラ棒でダボを打ち直して逃げた。放電索は太すぎるのでどうせ切り飛ばすしね。
ストライプはF-16同様にパール系で。光が当たるとストライプの存在が判るって程度にて。ニコ動のアイマス機動画見てると
キット見本みたいなビシッとしたストライプは入ってないんですよね。ここの表現は巷でも色々試行錯誤が為されてる模様。
今回はイリサワのオパールイエローのパウダーとCCパールのイエローとを混色。塗料だと混ぜると濁るのだが
パールは混ぜると逆に減色したり彩度が上がったりするのが面白い。CCパールのイエローだと色が付きすぎるし黄色も濃いめなので
オパールイエローにてそこらを調節してみました。実はストライプマスキングはちょいとミスってます(笑
さて、オマケの二機が済んだところで、次は本命のドラ猫あずキャット。
↑大判デカールはオマケ二機同様にカラーリングはなるべく塗装で仕上げたいんですが、そこにオマケにはなかった大問題があります。
機体に何カ所かエレガントと言うか宇宙人のメッセージというか古代人の象形文字というかパンチーのフリルというか
ともかく複雑で細い模様が入ってるんですが、↑図の○部分(主翼下面に貼る分)がストライプとリボンと
全部纏めて一発刷りで刷られてます。この機体のストライプもパールで入れようと思ってるんですが、
この部分をどうにかしないと塗装が出来ないという。フラップにある「AZUSA MIURA」のフォントや主翼端のバラ模様なんかは
塗装する人しない人どっちにも対応できるよう配慮されてて嬉しかったりしたけど、一番厄介な部分が残っちゃてるという・・・。
頑張ってマスキングを施すか、はたまたデカールをトリミングするか。マスキングだと切り抜くのはモチロン
それ以上に貼ること自体が大変なりそうですし、デカールトリミングだと貼ってるときにクシャクシャになる恐れ大ありだし。
まあ、オネーちゃんマーキングなんてF1より歴史が長いですから。。。
しかし旦那、綺麗に塗りすぎ。
すげー、私も、もう一回この変な塗り分けしてみたくなるような、ならないような。。。
下にあるリボンは上面用なんですか?
うーんやっぱり、マスキングですかね。
マスキングテープの上からコピーを両面テープで貼って、コピーごと切り抜くかも。。。その後はバラさない用に所定位置に収めてから、不要部分を丁寧に除去。。。<書くのは簡単ですな。
しかしこれまた凄い塗り分け!お見事です。パールの入り具合もほんと綺麗。
リボンの紋様は…マスキングするにも型を作るにもネ申ワザかと(^-^;
国立大の工学部であることはこのタイミングで認めさせていただきます。
実家や大学は実際のところ日本の真ん中のあたりですので
ご紹介する女子大生とは“遠”交となりますがそれでもよいでしょうか(笑
高校時代天才肌だった現役合格の友達も、
なまけすぎて希望の進路(分野)に進めないそうです。
最初の一年、心得ておきます。
>デモドリさん
で、デカール変えで永遠に商売できると(笑
ただし汚し方とかで遊び方は画一的じゃないから
同じ機体を何回作ってもそれはそれで面白かったりするのが飛行機のいいとこかも。
巷でデカールが透けるって聞いたので頑張ってみました。
ドラ猫はやっぱマスキングですかねぇ。テープよりもシート系のマスキング材の方が良いかもですな。
ダメ元でやってみようとは思います。
>新米パパさん
そういや192~193のベネトンですな(笑。どっちも補色のマゼンタ系入れて彩度落としてるんですが
彩度落とさなきゃ黄橙色とフォーミュラーグリーンになりそうです。
マスキング、出来れば良いんですけどなんか無理っぽい気が・・・試しにやってみますね。
>公道さん
なんだ。近くぢゃないのか。出張で関西方面にしょっちゅう行くから
なんなら遠交でもかまへんで(笑
それにしてもこのマスキングはすごいです!色だけならデカールでも出来ますが、艶の度合いを変えるのは塗装でしかできませんからね。
季節モノだからといって手を抜いたりしないのね。エラいなー。
オレならべた塗りあとはデカール任せでおしまいだろう。
こんな使い方もあるのね。勉強になること。
これは車にも使えそうね。
ストライプにアクセントなんていいかも。
飛行機、やっぱり見てると面白そう。
何か作ってみるかな・・・
でも模型屋さんに行って、飛行機の陳列している棚を見ると、訳が分からなくなっちゃうのね・・・笑
架空モノですよ。現存してたら派手すぎてイの一番で撃墜されますがな。シャァ専用どころじゃないw。
こういうのやっとくと車の模型でもマスキングが苦ではなくなりますで。
とか言いつつ、完成品コーナーにはマスキングを要したモノが無いという(笑
>ペキモさん
イロモノでヤッツケとはいえ、一応展示会の枯れ木も山の賑わい的アイテムにするので
見れる状態には作っておかないと。あと、CCパールのテストって意味もありましてね。
>エルさん
飛行機も面白いですよ。ただ、自分的にはやっぱり車の面白さには届かない感じ。
まぁ研ぎ出しばかりで気分的に疲れたときには、気分転換に最適なジャンルだったりします。
パールの使い方ってクリアーに粉混ぜるだけじゃないから
色々試してみると今まで気付かなかった面白さなんかありましてね、
その内また車にフィードバックさせようと思います。
アメ車にパールで「光ったときだけ見えるマーキング」とか面白そう。
飛行機もの、うっかり手を出すときには「カッコイイ!」って思うモノを素直に買うのが良さそうに思えて
世間で人気がある格好良い機体に限って制作難易度が高かったりする(笑
タミヤの1/48のF-16辺りは格好良いし万人向けだし、
サンダーバーズ仕様だと車と同じ手法で塗れますんで自分的にはお奨めだったりします。
制作難度も「週末にチョロッと」って感じで行けるそうです。