がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

ちょっと嬉しい話。

2005年03月16日 | 模型
 昨年11月26日のこのブログにて、パーツが行方不明になって作れなくなった手持ちキットの話を書いたのですが、今日倉庫を弄くってたら幾つかのパーツを発見する事が出来ました!最近、仕事車を買い換えたのですが、その整備の為の道具を探して倉庫を弄くっていての発見だったので、まさに棚からぼた餅っす。

 で、見つかったパーツを眺めてる内に、何故かタメオのベネトン・ルノーB196っていう1/43F1のキットを完成させたいとか思い始めてしまいまして、ちょこっとだけ手を出してみたっす(笑)。S15シルビアとかJPSロータスとか作りかけてるヤツどうすんだよ、オレ。


今回発掘されたパーツは、製作を開始するつもりでケースに分類された状態での発掘でした。1/43のキットは、とにかくクズかパーツか見分けが付かない様な細かいパーツが多いので、キチンと小分けして整理しておかないと、自作リカバーの嵐になっちゃうんすよね。
 ベネトンは現行ルノーチームの前身チームでして、更にその前身はトールマンってチームでした。アパレルメーカーらしい派手なカラーリングがこのチームのアイデンティティでもありました。チーム・ベネトンとしては、ゲルハルト・ベルガーに始まりゲルハルト・ベルガーで終わったって感のあるチームでして、実際にベネトンとしての最後のドライバーは99年のアレックス・ブルツとジャンカルロ・フィジケラ(スポンサードまで含めてなら2001年のフィジコとジェンソン・バトン)って事なのかも知れませんが、個人的には97年のジャン・アレジ&ゲルハルト・ベルガーが終焉だったと思ってるんですよね。で、中でもゲルハルト・ベルガーは自身の最初と最後の優勝をベネトンチームで獲得しております。で、正直言って、ベネトンB196って、製作時にどっちのドライバー仕様にするかで相当悩むんですよねぇ。アレジも好きなドライバーですが、ベルガーも好きなドライバー。B197なら引退記念ってことでベルガー車にするんですが、B196はホント悩む。ってことで、まだ決めてません(決めてないクセに長い前フリだったな(笑))

 ボディスタイルはナカナカ良好。

コクピット周辺のプロテクターのモールドがなかったり、リアセクションの形状がちょっといい加減っぽい気もするんですが、この頃のタメオキットとしては充分な出来ではないでしょうか。一点だけ、ノーズ上のプッシュロッド基部のコブが垂直方向に立ちすぎているのですが、実際は斜め方向に飛び出してるのが正解。で、削ってハンダ盛って成型するのも面倒なのでプライヤーで摘んで曲げてみたらアッサリ解決しましたっす。


 形状修正は殆ど必要なさそうって事で、試しにアンダートレイとボディを組んでみたんですが、サイドポンツーンインレット内壁が別パーツになってる上に、モノコック下部も別パーツになってるってことで、

合わせ目にソコソコ隙間が出来てしまってるのでかなりの摺り合わせは必要な模様。ちょっと形状が複雑なのでハンダで行くか瞬着パテで行くか考え中。

 あと、毎度お馴染みインダクションポッドの開口ですが、逆テーパーでドリルが入りにくかったので、カナリ危険ですがいきなりリューターで穿ってみました。使用したのは手持ちの中で最も小さいカッターのビットでしてなんとか周辺を損なわずに穿る事が出来ました。大抵毎度失敗して、入り口に洋白線で囲いをハンダ付けし、地道にハンダ盛ってチマチマ成型するハメになるんですが、今回は一発で行けてしまった。珍しいことです(笑)。


 さぁて、どうしましょう?年度末・年度始めと多忙な時期が続きますし、二兎を追うものどころか、このB196まで手を出してしまうと4兎追いになっちゃうしなぁ。
 余談ですが、先日弄り始めたJPS79も、全く放置プレイって訳ではなく、気が向いた時にはチョコチョコ触ってるっすよ。

ノーズセクションはキットのエッジが立ってた面構成を、バリバリ削る事で滑らかにしてやりましたし

燃料タンク上のカウルラインも、彫刻刀やリューターでモールドを彫刻中。


 色々手を出すとどっちつかずでどれも完成しなくなるっていう嫌な予感も有る訳ですが、こういうのって、その時の気分によって作業したい車種が変わっちゃいますからねぇ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アルピーヌA110モンテ仕様購入 | トップ | BAR 006 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

模型」カテゴリの最新記事