がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

マスクの話

2006年11月06日 | 模型
 こばわ。鼻をやられて大変な状況になっちまってる@河童です。
簡単に言えば急性の蓄膿症ってヤツですね。別に模型でやられたわけではなく
風邪をこじらせて持病のアレルギー性鼻炎が触媒になって悪化って感じ。
ちなみに、私のアレルギーを表す非特異的igeの値は14500でございます。
基準値は250以下だそうでございます。これがミディクロリアン値ならJEDIになれるなーとか
思っちゃいそうなデカイ数字な訳ですが、ともかくアレルギー体質な訳。

 で、そんな感じなので、この症状が落ち着くまでは、休養宣言せずとも模型は御法度って事に
なりやして、目下連日耳鼻科にて鼻の中に、


「アニキが独り占めしたダイヤの在処を知ってるかも知れないってだけで組織に拉致られて、元ナチスのオッサンから「在処ヲー、ハヤクー、イイナサイィー」とあの手この手で器具を体に突っ込まれて拷問される可哀想なマラソン好きな弟くん」


みたいな治療を喰らっております。

 で、折角呼吸器を患ったので、図解付きでマスクをネタにしてみます。エントリーでは、
何度か文字のみだったと思いますが話を出したことがあるマスク。
個人的にはとても重要なアイテムだと思うのですが
どうも世間では、あまり詳しく扱われていないことに憤慨してたりします。
特に、模型雑誌ではあんまり見かけないんですよね。
見かけても模型メーカーが出してる簡易式のものが殆どで、
所謂”塗装用”というものには無頓着過ぎるんじゃない?とさえ思えてしまいます。
 塗装だけではなく、切削加工には粉塵が付きものですし、塗ろうが作ろうが片時も手放せないアイテムが
実はマスクと防塵ゴーグルだったりする訳ですよ、奥さん。ちなみに私、製作中はいかなる場合でも
何かしらのマスクと護眼用具は装着しております。アレルギー体質なもので。

 さて、マスクの中でも今回は塗装用マスク。
この手の物では恐らく国内シェアトップクラスであろう重松製作所製の防毒マスクを愛用しております。
形状としては吸収缶交換タイプってやつでして、シンナー等の有機溶剤系のガスを、
専用吸収缶で吸収してしまうタイプであります。
ホームセンターや無法松などの作業着専門店などに行けば大抵売ってると思います。
この手のマスクには防塵用と防毒用の二つがあり、その二つの中に更に用途別に異論な種類があるわけですが、
私は塗装用と銘打ってた物を愛用しております。
ただし、
この防毒用マスクには大きな罠が仕掛けられております。
罠とか言っちゃうとメーカーに拉致られて拷問されてしまうかも知れませんが、
意外と知られていないのが、防毒マスクだけでは塗装用マスクとしてはキチンと機能しないということ。
私が行くホームセンターでもそうでしたが、作業着専門店とか特に特化した店でない場合、
塗装用防塵アタッチメントが手に入りにくいか、もしくは全く売ってないなんてこともあるわけです。

私が使用してる現在の物は上記のマスク。マスク本体と吸収缶で防毒マスクとなっちゃうわけですが、
そこに別売りの防塵フィルターと固定用アタッチメントを装着して塗装用防塵防毒マスクが出来上がるという寸法です。

↑こんな感じで完成。
 もう20年近く前の話ですが、初めて防毒マスクを買ったときに、
いざ使ってみると鼻からミディアムブルーとかハルレッドが出てきてビックリして
慌ててメーカーに問い合わせて事の真相を知ったのですが、
結構知らない人居るんじゃないですかね?
特に車模型だと最もドカ吹き使用する塗料がクリアーだったりして、
ヤツは無色透明なだけに気付きにくかったりするかも。

 マスクをしてても呼吸できるって事は、何かしら入ってくるのはやむを得ないと言っても、
防げる物は防ぎたい物です。趣味なんだから、体を病んでしまっては元も子もないですしね。

あ~、はよ鼻治そ。
コメント (15)
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